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姫神さまに願いを
比叡山を出て諸国を放浪する行脚僧カイは、童顔が悩みの二十二歳。 安房国の海辺で不思議な少女テンと出会った。 追われているというテンは、初対面のカイから昼御飯を強奪したあげくに 「助けてくれなければ、祟ってやる」と脅迫する。 追っ手の侍たちを振り切った二人は、テンが世話になっているという稲村城に向かった。 そこでは、若き城主・里見義豊をめぐってお家騒動が起きていたが…。
現代語使っちゃってたり、とにかくおもしろいです。 童顔有髪増・カイに最強の姫神さま・テン、二人の前世での息子・ハルに、 織田信長、徳川家康と歴史にのこる人物たち・・・。 テンとカイが活躍する戦国本編、陰陽師のハルこと安倍晴明(ハルアキ)が主役の平安編、 平安編でハルの家に居候中の梛子が主役の外伝・清少納言梛子シリーズと、 全部読むと軽ーく30冊をこえますが・・。 戦国本編は第1部〜第4部&短編集・過去編にわかれていて読みやすいですよ。
ある時は少女、ある時は青年の変幻自在のボケ役?・テン。 童顔で不老不死、鋼の身体をもつツッコミ役?・カイ そんな二人の息子で童顔だけど、凄腕陰陽師のハル。 この3人がそろえばもうある意味最強ですよ。
戦国本編だけで25冊を越え、平安編7冊、外伝3冊とまぁ・・。
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レッドサン ブラッククロス
1947年4月20日。 偉大なる大ドイツ帝国総統A・ヒトラーの58回目の誕生日を祝う勇壮なパレードが行進、 首都ベルリンはハーケン・クロイツと「ハイル・ヒトラー」に満ちていたが、 帝国軍参謀本部は逆に重苦しい雰囲気に包まれていた。 対日米戦計画、〈イエロー2〉及び〈ゴールド〉の準備命令が発せられたのだ。 一方、日本ではドイツに対抗すべく新型戦車の開発が進められていた。 待望の書下し仮想戦記巨篇。
中身は戦争モノですが、 今まで戦争モノを読んだ事のない人でも、 随所に散りばめられた痒い所に手が届く解説と、 佐藤大輔特有の素晴らしい描写によって、 “戦場”へ引きずり込まれる事間違いなしです。 大洋で繰り広げられる艦隊戦を、司令の立場から体験してみたくはないですか?
一兵士・一士官の視点で語られる事が多いのですが、 あえて挙げるのならばラインハルト・ハイドリヒです。 とてもいい味を出しています。
一説によると完全に執筆を放棄したとも……
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あれ!? その小説、もしかして105円で売られていない? |
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