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うまい文章の裏ワザ・隠しワザ
こなれた言い回しにするコツとは? 気の利いた書き出しのテクニックとは? 読み返してみて手直しすべき点とは……。 文章を美しくするすぐれワザを伝授。
500円と廉価です。 日本語の基礎が身につきます。 日本語の文章が書けていない・おかしいと指摘された。 もしくはご自身の作文能力に不安に感じていらっしゃる方にお勧めです。 新人賞一次落ちを繰り返していた私には参考になりましたw (主語と述語の対応や修飾語等、基礎ができていませんでした(恥)) 漢字とかなの使い分け・接続詞について、 「が、は」の使いわけ・読点の打ち方などが書かれている五項目が特に参考になります。 物語の作り方は全く書かれておりませんので、 大塚氏の「キャラクター小説の作り方」など、小説ハウツー本との併用が効果的でしょう。
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ヴァーチャル日本語 役割語の謎
「ごめん遊ばせ、よろしくってよ」と言うお嬢様に、実際に会ったことがあるだろうか。 現実に存在する・しないにかかわらず、いかにもそれらしく感じてしまう言葉づかい、 これを役割語と名づけよう。誰がいつ作ったのか、なぜみんなが知っているのか。 そもそも一体何のために、こんな日本語があるのだろう。
ステレオタイプ化された言葉遣いについて書かれています。 例えば、「わしは……じゃ」と喋る老人や「わたくしは……ですわ」と喋るお嬢様などは、 フィクションに頻繁に登場しますが、現実の老人やお嬢様は、 必ずしもこのような話し方をしている訳ではありません。 この本では、上に挙げたような特定の属性を持つ人物の言葉遣いとして、 受け入れられているものを役割語と呼び、 そのルーツやいかにしてステレオタイプとして定着するに至ったかを説明しています。 現実の言葉遣いと小説の中の言葉遣いとの間には、 明らかな差異が存在していることを知っていれば、自分が小説を書く際に、 登場人物の喋り方にリアリティーを持たせることができます。 また逆に、役割語を駆使して虚構性の高い小説を書く際の助けにもなるでしょう。
創作の資料としてのみならず、読み物としても面白い一品だと思います。 『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』のご注文はこちらから >>> |
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わかったつもり 読解力がつかない本当の原因
「わかったつもり」でいることの方がはるかに問題だ! 理解力・読解力を磨くための一冊 後から考えて不充分だというわかり方を「わかったつもり」とこれから呼ぶことにします。 この「わかったつもり」の状態は、ひとつの「わかった」状態ですから、 「わからない部分が見つからない」という意味で安定しているのです。 わからない場合には、すぐ探索にかかるのでしょうが、 「わからない部分が見つからない」ので、その先を探索しようとしない場合がほとんどです。 「わかる」から「よりわかる」に到る過程における「読む」という行為の主たる障害は、 「わかったつもり」です。 「わかったつもり」が、そこから先の探索活動を妨害するからです。
この本でよく使われている言葉であり、タイトルにもなっている「わかったつもり」という状態は、 やはり曲がりなりにも作家を目指す皆様方のことですから、 そんな状態になっているつもりはないと思うのですが、いえいえ、 中々この「わかったつもり」という落とし穴は巧妙で、深いです。 国語の勉強のように堅苦しくなく、わかりやすく「読解力の浅さ」「誤読してしまいがちな文章」 その他もろもろを実によく教えてくれます。 この本で書かれていることを注意しながら既読の小説を読んでみると、 今まで気付かなかったことに気付くかも? また、応用して「誤読されやすい文章を書かない方法」 「行間に潜ませるべき事柄を書く方法」などのテクニックも身に付くでしょう。
これを読んだからといって突如 「めきめきみるみる文章力が跳ね上がる!」なんてことは起きません。 そういう意味では「創作に役立つ」という観点からは微妙にズレているかもしれませんが、 読んでおいて損はないと思います。 『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』のご注文はこちらから >>> |
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