マンガやイラスト、映画において成功のかなりの部分は「売れる」ということ。
描きたいことを描いて、しかも売れるにはどうすればいいか、マンガだからできることとは何か。
多様なマンガ表現を追究する著者が説くマンガ入門書。
21世紀の自己表現法。自分をプロデュースしてみよう。
著者が漫画の描き方を独自の方法で紹介しています。
著者はプロの漫画家だけあって文章も実にユーモアがあります。
漫画の入門書ですが、ラノベを書く時にも参考になると思います。
書くための目的、ターゲットやタイトル。読者が読みたいもの、社会的に意義があるものなど小説と共通すると思われる部分もかなり出ています。
その他にも漫画の魅力、漫画ならではの良さ、漫画だからこそできることなどいろいろ出ています。
また著者は、自分はどにようにしてプロになったのかも書いているので、これからプロを目指す人にとっても参考になると思います。
コンピュータやインターネットについてなど現代ならでは情報もあります。
難しい専門用語も少なく非常に読みやすいので、趣味で書いて(描いて)いる人も充分使える一冊だと思います。
漫画と小説の違いは出ているものの、(絵コンテやコマ割りなど)小説に不要な部分も多いのでそこを見極める必要があります。
また、現代ならではの(著作権やインターネットの普及になどによる)プロの危機も出ているので、特にプロになったばかりの人が読むと、これから先のことが不安になってしまうかもしれません。
創作に役立つ資料やハウツー本などは、個人の力ではなかなか探し出せないモノです(涙)。
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