ライトノベル作法研究所
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マンガ原作の書き方 入門からプロまで77の法則

ジャンル:漫画創作
著者:大石 賢一
出版社: 彩流社
サイズ: 単行本
ページ数: 251p
発行年月: 2009年04月
本体価格 1,680円(税込)
ナザレ記狸子さんのオススメ!

■ 解説

★『HOTEL』(石森章太郎プロ)ほか、多数の原作を手がける現役バリバリのマンガ原作者が初めて明かすそのノウハウ! ここだけのテク満載
★実例の1作品を挙げ、脚本→作画の過程を初公開!
★「マンガ原作って何?」という初心者には入門編として、修業中の人にはコンクール対策として絶好の1冊!
【法則の一部】読者を主人公に感情移入させろ/脇役にはステレオタイプを利用しろ/「本当にあった話です」はダメ/魅力的な葛藤をつくる/ドラマはすでに始まっている/あっちこっちに場面転換しない/ハッタリこそマンガほか

■ ナザレ記狸子さんの書評

 そもそも漫画原作者とは何か、どうして漫画原作者の仕事が生まれたのか、漫画原作とシナリオの役割など、漫画原作についていろいろ書かれています。
 漫画原作の作り方の本ですが、ラノベを書く時にも役に立つと思います。

 プロットの作り方や(回想シーンなどの)様々な禁じ手など、小説と共通する部分がかなり出ています。
 主人公の作り方について深く掘り下げられていますし、脇役の作り方やストーリーの書き方にしても意外な方法がたくさん出ています。

 また、原作シナリオと漫画を見比べている章もあるので、そこも参考になると思います。
 個人的には、「短編一本の中でも前倒し」と「短編読み切り連作の考え方」のところが、短編小説を書く時のヒントになると思います。 

 内容にまとまりがあって読みやすいですし、難しい言葉も少ないので初心者でも充分使える一冊だと思います。

■ この本の欠点、残念なところはどこですか?

 漫画原作の書き方ですからね。小説には関係ない部分(ナレーションの書き方、など)がいくつかありますし、出ている手法を100%小説に 取り入れる必要はないかもしれません。

 むしろ、自分が今書いている小説に必要な部分だけを取り入れたほうがいいかもしれません。

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