メイドの仕事。細分化された職種。給料、余暇、食事、老後。彼女たちをとり巻く世界や人々。歴史背景。貴方の知らないメイドの世界をのぞいてみませんか?
物語の主人公や実在する有名人が華やかに活躍する横でひっそりと……しかし、あたり前のように存在していた使用人--メイドたち。
では、メイドとはなんでしょうか?
本書では「ちょっと知りたい」「何となく気になる」疑問を図解で解決します。
メイドという単語に惹かれる方、映画・アニメ好きや同人誌作家に、手軽な資料としてお勧めの解説書です。
タイトル通り、ビクトリア朝時代のメイドを扱った本です。
【良い点】
図解が豊富で分かりやすい。
メイドのみならず、ビクトリア朝時代のイギリスの人々の生活について取り上げている。
同時代の独、仏、米、日の家事使用人についても記述がある。
比較的安い(税抜き1300円)。
あまり不満はないのですが、あえて言えば、イギリス以外の国の家事使用人については、各見開き2ページにとどまっていて、物足りないことですね。
特に、日本は欧米との比較のためのも、もう少しページ数を割いてほしかったですよ。
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