ライトノベル作法研究所
  1. トップ
  2. 創作お役立ち本
  3. 文章力
  4. オノマトペがあるから日本語は楽しい

オノマトペがあるから日本語は楽しい

ジャンル:文章力
著者:小野 正弘
出版社: 新書
サイズ: 平凡社
ページ数: 254p
発行年月: 2009年07月
本体価格 756円(税込)
ナザレ記狸子さんのオススメ!

■ 解説

 もしも、オノマトペ(擬音語・擬態語)がなかったら……
 ビールの「ぐびぐび」という旨さも、憧れの人に会う「ドキドキ」も、どう表わせばいいのだろうか?
 生き生きした“感じ”が伝わるオノマトペは、実は『古事記』や『万葉集』にも登場している。
 オノマトペは日本語の「へそ」、日本人はその達人なのだ。
 “感じる”言葉を探ってみたら、日本語が、日本人がもっと面白くなる。

■ ナザレ記狸子さんの書評

 擬音語、擬態語、いわゆるオノマトペのすべてが書かれてある本です。
 身近なものや、普段はあまり使わないものなど様々なオノマトペが出ています。
 そして意外なオノマトペも出てきたりします。

 オノマトペの作り方や使い方、TPO、漫画など他の作品を基にオノマトペの使用例もたくさん出ています。
 その他にもオノマトペの歴史、時代と共に変化するオノマトペの様子なども出ています。

 勿論、オノマトペの使いすぎには注意とも書かれてあります。

 あと、個人的な意見ですが、普段から何気なく使っているものの、読むたびにオノマトペの奥の深さには驚かされます。

 小説ではあまり使わないほうがよいとされるオノマトペですが、読んでみる価値はあると思います。

■ この本の欠点、残念なところはどこですか?

 特にないのですが、強いていえば文字が小さい事ですかね。
 まぁ、本自体が小さいから仕方ないのかもしれませんが。

『オノマトペがあるから日本語は楽しい』のご注文はコチラから >>>

一言書評コメント この本の感想を送って下さい。

オススメの創作お役立ち本を教えてください!

 創作に役立つ資料やハウツー本などは、個人の力ではなかなか探し出せないモノです(涙)。
 そこで、あなたのオススメの創作お役立ち本を紹介してください!
 ご協力いただける方は、こちらのメールフォーム

『創作お役立ち本募集係』 よりお願いします。