脳の疲労に注意

現代社会では、身体を使う仕事より頭を使う仕事が増えたため、疲労の兆候を見逃しがちです。身体が疲れてくると、もうだめ〜〜、と無理にでも休息しないと動けなくなりますが、脳の疲労というのは、身体の疲労より自覚しにくいので注意が必要なのです。

脳が疲労すると倦怠感を感じたり集中力が落ちたりするので、思いもかけない事故を起こしてしまう危険があります。実際に、過労や睡眠不足が原因となって引き起こされた交通事故というのはたくさんあるのです。どんなにがんばって仕事しても、事故を起こしてしまったのでは、努力が水の泡ですよね。

疲労は放っておくと慢性的になるので、作業の合間には必ず休息を入れて、脳を休めることが大切です。

また嫌々ながら仕事をしたり、せっかくがんばっても結果が悪かったりすると疲れが倍増します。逆に、好きなことをしていたり、成果が良かったりすると疲れは余り感じません。勉強をするとなると1時間くらいで疲れて止めたくなりますが、好きなゲームなどをプレイするとなると、一気に3時間くらいはぶっ通しに遊んでしまいますよね。

実は、脳が感じる疲労は主観的なもので、同じ頭を使うことでも、どんな作業をするかによって疲労度というのはかなり変わってくるのです。


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