弛緩性便秘

便秘に悩む人のほとんどは、このタイプ「弛緩性便秘」です。

大腸の筋肉が緩んでしまったり、収縮力が低下して、便を送り出す蠕動運動がスムーズにいかなくなった状態です。

大便が腸を通過するのに時間がかかってしまい、便意を感じにくくなります。便が出ても、すっきりせず残便感があったりします。なにか、まだお腹のなかに便が残っているような感じがする、気持ち悪いアレです。

弛緩性便秘になると、食欲不振、肩こり、頭痛、だるさ、手足が冷え、などの症状が出る場合があります。
虚弱体質、無力体質、冷え性の人は、このタイプに当てはまる人が多いので注意してください。
ちなみにこのタイプの人が下剤を使って無理に排便すると、元々不足気味の体力をさらに消耗するので、ゲッソリとやつれていきます。安易な下剤の使用は、ひかえてください。


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