ハチミツを食べる

ハチミツが便秘に効くということは、古代エジプトの時代から知られていて、飲むだけなく、座薬としても使われてきた歴史があります。便秘薬と違って、急激には効きませんが、

ハチミツに含まれるグルコン酸は、腸内のビフィズス菌(善玉菌)を増やしてくれる作用があり、腸の働きを整え、やさしく自然に便秘を解消してくれます。

私たちの腸内には約100種類、約100兆個の細菌が棲みついており、腸内菌叢、腸内フローラと呼ばれています。この腸内細菌は、善玉菌と呼ばれる有効菌と、逆の働きをする悪玉菌とに分類されます。もし善玉菌の数が少なくなって、悪玉菌に負けてしまうと、腸の働きが悪くなって、便秘や下痢といった症状が出てしまうのですね。

善玉菌の代表格であるビフィズス菌を増やしてくれるハチミツには、便秘と下痢、両方に効果があります。


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