朝食抜きの害

朝食を抜きにする朝食抜きダイエットというのが、雑誌で取り上げられ、有名になったことがあります。
『知的ダイエット』(マキノ出版 風元真吾著作)によれば、朝食を抜けばその分の摂取カロリーが減り、夕食やお酒も制限することなく、無理せずやせられるということです。
著者の風元真吾さんは、朝食は現代人にとって必ずしも必要とは限らない、むしろ血液が胃腸に集中することで、脳に血液が行かなくなり、思考能力が低下する害もあると話しています。

「ええ!? 良いこと聞いたわ! さっそく明日から試してみなくちゃ!」
と、思われた画面の前のお嬢さん、危ないですよ。

朝食を抜きにすると、朝、便意が起こらなくなり、便秘になってしまう危険性が高いのです。

朝食をとると、生理的な反応により、大腸のぜんどう運動がおきることがわかっています。その結果、便意が起こる可能性が大なのです。


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