妊娠中の便秘薬

妊婦さんが便秘薬を服用する場合には注意が必要です。
便秘薬の中には、大腸を刺激して便通をつけるタイプの薬があります。大腸を無理矢理動かして便を出すモノです。この大腸のとなりが子宮です。ということは子宮もある程度影響を受けて陣痛促進作用が出る可能性が高いわけです。

このタイプの便秘薬を大量に服用すると、流産の恐れも考えられますのでやめてくださいね。

これは、ほんとに稀なケースですけど、可能性はゼロじゃないから気をつけて。妊娠中は、便をやわらかくして、スムーズな排便をはかるタイプの便秘薬の方が安全性が高いです。
ただ、このタイプの薬も絶対に安全という訳でなく、市販薬の添付文書には「妊婦への安全性は保証されていない」旨が記載されていますので、安易に使用してはいけません。

妊娠中の便秘薬の服用は、なるべく医師と相談して行うようにしてください。


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