むずむず脚症候群

眠りかけていたところで脚がうずいたり、しびれたり、ムズ痒くなってして、どうしても足を動かさなくてはいられなくなってしまうのがこの病気です。

皮膚の表面の感覚ではなく、より深部に不快感が生じているように感じます。なにをやっても一時的に楽になるだけで、すぐに不快感が戻ってる大変やっかいな病気です。一種の知覚異常、感覚異常ですね。

このむずむずとした感覚はとても強烈なため、なかなか寝付けず、不眠になってしまうのです。

イスに長時間座って本を読んでいる時など、眠る時間以外にも生じることがあります。また、名前は「むずむず脚」となっていますが、ムズ痒い感じは、脚だけでなく腕や他の部分にも現れます。

この病気は、年齢と共に増加する傾向にあります。30代あたりから発症することが多く、男性よりも女性に多く現れます。妊娠やリウマチ性関節炎、尿毒症や肝不全、貧血の人にも時に見られます。
「むずむず脚症候群」がなぜ起こるのか良く分かっていませんが、薬で治療することができますので、ご安心を。もし、夜中に脚がむずむずして眠れないようなことがありましたら、すぐに病院で受診しましょう。


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