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タイトル:ストーリーを考えるについての返信 投稿者: サタン

アイディアを出すという意味では、うっぴーさんも書かれていますがリラックス状態になれる事を見つけるのが一番でしょう。
極論ですが、不安や悩みがあるときに楽しい話題を思い付こうとしたって、そりゃ無理ってモンですから。
思考は精神状態に左右されるので、リラックスするのが一番です。
つまり、「何も思い浮かばない!」「何か思いつかなくちゃ!」となってたら、逆に何も思いつかなくなります。
コレって、単純に考えると「何か思いつくための方法」を考えてるんであって、「何か楽しい話題」を考えてるわけじゃないですからね。
精神状態云々を抜きにしても、そもそも「考えてることが違う」ので、思いつくわけがないんですよ。

そういう状態のときに役立つのは、ブレインストーミングやマンダラートなど、発想方法の手段ですかね。
ブレインストーミングは、良いアイディアを出そうとして慣れるまで時間がかかると思うけど、コツは「どんな下らないアイディアでも否定しない」という事で、出せるものは全部出しきる事です。
細かい事は後で考えりゃいいんです。とにかくアイディア、ネタを出していく。
下らない、ありきたり、そう思っても、別の下らないアイディアと組み合わせると意外と面白いって事はよくあります。
アイディアやネタを吟味ぜず、良し悪しを考えず、とにかく出していくことが大事。
マンダラートは、聞きなれないかもしれないけど、けっこう有名な方法なので調べればやり方が出てきます。
これもコツはどんどん出していくことですね。
専用のノートやアプリなどありますが、適当なメモ帳を買ってきてアナログでどんどん吐き出していくのが良いと思います。
近くのファミレスかデパートなんかのフードコートに居座って、10分間目についたものをマンダラートに書き出しまくり、終わったら眺めてネタを探してみるとかも面白いかもしれません。
頭の中のカオスは、一度吐き出してから改めて見ると、自分が何を考えていたのかというのがよくわかります。
頭の中にあるだけでは自分でそれを認識できない・しにくいので、自分が何を考えているのかを正しく認識するだけでも発想の方向性が定まって物事を思いつきやすくしてやることができます。

「何も思いつかない」というのは、たぶん誰でも通る道かなと思います。
というのも、本当は思いつかないわけじゃないんだと思う。頭の中は確かに真っ白で何も考えられないレベルだってのはわかるんだけども。
例えば、友人なんかに物語について相談されると、「こうしたほうが面白いんじゃない?」と割りと簡単に答えられたりする。
本当に「何も思いつかない」のであれば、友人に相談されても助言なんて思いつかないハズだもの。
これはつまり、自分の中で「これはつまらない」「こういう展開はダメ」というハードルがあって、それ以下のネタを半ば自動的に思考から排除してるために、「思いついてるハズなんだけど、何も思い浮かばない」と頭が真っ白になってるのではないかなと。
このハードルは、多少書き慣れてきてモノの良し悪しがわかってくると自然と上がってくモノなので、自分が成長するとその分上がり、次第にハードルを超えられなくなる。つまり、何も思いつかなくなる。
で、こういうハードル以下の排除された思考を受け入れてやれば、頭は真っ白なハズなのに、意外とアレコレ出てきて思いつけるようになる。
そのために、発想法は様々あるけど、「悪いネタでも否定しない」というブレインストーミングなどは有効でしょう。
上手くハードル以下の思考を受け入れられれば、たぶん、「あれ? 俺意外と考えてるんだな」というくらいにポンポン出てくると思います。

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