元記事:中二病について
「中二病」と言う言葉はいまだにネットでも多く使われ私もある人に中二病だとネットで言われました。小説や漫画では技のネーミングが中二病と中傷を受けやすい傾向にあり言われると結構やです。例えば「邪眼暗黒」なんて名前つけたら言われます。で変な技の名前つけたら中二病と馬鹿にされるんじゃないかと思って恐れ前々作は主人公に技の名前は付けられませんでした。主人公のふるまいも中二病対象にされる事が多いですが一番多いのは技の名前です。ネットには中二病と言う言葉を使って人を揶揄する人が多いですが、それを恐れて私は変な凝った技名を付けられません。でも気にせず好きに技の名前つけた方が良いのですか? 言う人が悪いのですか? 「〇〇の呼吸」「ゴムゴムの○○」「領域展開」「螺旋丸」「かめはめ波」辺りも中二病の技名なのですか。言う人の事は気にしなくてよいですか
上記の回答(中二病についての返信)
投稿者 モモヤ : 2 投稿日時:
パーツが中二病であるかどうかではなく、指摘としてとっつきやすい点であるために表面化しているというケースもあるのでは、と感じました。
キャラ名や技名そのものに不備があるのではなく、他の要素と合っていないから浮いている・展開がダレているせいで名称のカッコよさが空回りしている、等です。いわゆる「名前負け」の状態かと思われます。
その場合、内容に見合った強度の名前を付ければ良さそうです(その見極めが難しい、という部分もありますが)。
ただ、漫画とライトノベルを混同するのも良くはない気がします。多くのジャンプ作品然り技名は看板になり得るものですが、漫画は「こういうポーズでこういうエフェクトでこういう攻撃を撃つ」という説明がコマの見た目一つで終わる=いちいち説明しなくて良い、という点が大きいためです。
テキスト媒体で同じことをやろうとすると、漫画なら一瞬で見せられる要素の説明を技名に付随させねばならないため、どうしても回りくどくなるというか。「タメ」が長くなりがちで、その間に読者がある意味冷めてしまうのかもしれません。
カッコいい技名自体は魅力になり得るものだと思います(血界戦線なんかは「カッコいい技名を叫んで殴る」がコンセプトと聞いた覚えがあります)。
ただ、視覚情報が限定されるテキスト媒体では、魅せ方にかなり注力しなければならない……という印象です。
小説の様式に合わせつつ「技名」に相当する演出をするなら、名称よりもモーションを意識すると毎回違った調整ができて良いかもしれません。
例えば『鋼の錬金術師』の場合目立った技名はありませんが、主人公のエドが両手を合わせれば読者は錬金術の発動を期待しますし、マスタング大佐が手袋を嵌めた手を掲げたなら次に来るのは火炎の攻撃です(そしてどちらも音が伴うので視覚外でも演出可能)。
『鬼滅の刃』では技名としての呼吸が有名どころですが、事前の「息を吸い込む」動作や「各呼吸に伴うエフェクトの表出(振り切る前にエフェクトが出る)」もまた特徴的であるように思われます。
そういう「フラグ」をキャラクターの攻撃方法に組み込むと、個性に繋げつつキャラの動作と並行して描写することができて便利かもしれません。
(かつそういった仕草を元に、二つ名としての技名が外部からつけられているとお洒落だったり?)