それは「壮絶に(sou-zetu)ni」難しい問題です: <
「壮絶(sou-zetu)」という単語の意味は「きわめて勇ましく激しいこと。また、その様子。」です。形容詞の一種で「すごく」や「とても」と同じ使い方をします。
ニュアンスで言うと血や死に関係する単語で、「凄惨な(sei-san)na」「陰惨な(in-san)na」あるいは「絶望的に(zetu-bou-teki)ni」でも言い換えが可能です。
私はLewis Carrollが書いた「不思議の国のアリス」の日本語訳を翻訳者別に6冊ほどコレクションしていますが、同じ単語をどう訳すかで物語の面白さが7割ほど変動します。
ハリーポッターも翻訳者が数人いて、最高の翻訳本と最低の翻訳本というランク付けが、読書好きな日本人内で発生しています。
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個人的に、翻訳が最低だと言われた事がある作品としてトールキン著「指輪物語」があります。
私は、この本について「日本人の翻訳者の本より、原書を購入し自分で翻訳して読んで欲しい!」」と日本人の本好きのSNS内で言われた事があります。
それくらい翻訳の質が良くないようです。
でも、私は指輪物語の自力での翻訳は諦めました。
私は英語が理解できなかったんです:'(
読めるなら、私は海外の小説も原書で読みたいのですが、読む事が出来ません。
たとえ読めても、本質の理解まで至らず、面白さも読み取る事ができないのです:'(
多くの日本人も同じような状態だと思います。
日本人はウィットに富んだ翻訳家のアシスト無しでは、海外の小説の面白さを理解する能力がない事が多いです:'(
文化的背景はもちろん、気の利いた言い回し、文字の並び、音読した時の響き、リズム感、そいうった部分ほど、日本語にコンバートするのが難しいんです:'(
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Oliviaさん
あなたの翻訳文は精度が良く、分かりやすく、破綻の無い翻訳文として掲示板に書き込めています。
ですが、おそらく、あなたの文章の美点は、7割ほど損なわれています:'(
日本語翻訳は、それほど難しい行為です