ちょっと違いますが、私も似たような表現を使います。
「それは違う!」
太郎は叫んだ。「悪いのは、花子じゃない」
ひとりのセリフを、二つに割りたいときですね。
改行すると、違う人のセリフと勘違いされる可能性があるからです。
「それは違う!」
太郎は叫んだ。
「悪いのは、花子じゃない」
後半が誰のセリフか、わかりにくいですよね。
「(台詞)」(描写)「(台詞)」も同じじゃないですか。
この書き方で、前のセリフと後のセリフが、違う人という場合は、ないと思います。
また、次のような表現も使います。
「それは違う!」
太郎は叫んだ。悪いのは、花子じゃないのだと主張する。
セリフの応酬が続いて、地の文が寂しい時などに、セリフの一部を外に出すという手法です。