書いたほうがいいと思うよ。
書きなれた今だから発見できるものもあると思うし、駄作なんだからいっそ突飛な挑戦をしてみるとか、駄作だと思ってるならこそ実験作にしてしまえばいいんじゃないかな。
それに、たぶんだけど、自分の小説を「駄作だ」と感じるのは、書きなれてるモノ題材テーマとかで結局やってること同じで代わり映えしない、作者自身の創造の範疇を超えていない、そんなとこじゃないかな。
でもそれは、書きなれてる人の一番こなれた題材や技法なんかを使ってるってことだから、熟してるそれを作者は腐ってると感じちゃうかもしれないけど、作者でなく読者から見るといい感じで熟してるように思えるかもしれん。
個人的にオススメは、その駄作の中から「面白味」を強引にでも見つけて押し出し強調していくとか、そういう普段の自分の書き方とは違う方法で執筆する実験作にしてしまうのがいいと思うよ。
この面白味の例は私の書き方だけど、ポイントは「普段と違う書き方をする」ってとこね。