>例えば「不安」というのは「読者が不安に感じる展開を書く」ってことだと思うけど、都合よくそんな展開が出来て作者の狙い通りに「読者が不安に感じるシーン」が書けるのか、ってことが問題でしょう。
つまりは「それどうやんの」「おまえ出来んのか」って話かなと。
「不安」を書こうとするのではなく、「緩和」と「苦しい」を書けば、それが自然と「不安」になるということです。「不安」だけを意識するよりは、緊張度と気楽度を複合的に考えた方がやりやすいと思います。
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>例えば不安も苦痛も興奮もないハートフルな日常モノを想定して「なんだか読後にほっこりする(安心がある)作品」って作品の場合、スレ主さんのグラフでは解説しきれないんじゃないかな?
おっしゃる通り、そういう作品は難しいと思います。
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>つまり、こうした思考は方向性を決めるための一助にはなるけど、同時に方向性を決定してしまう以上は思考を狭めてしまうんだよ。
構造を具体的にしようとした結果、「自分が想定してる範囲内」でしか通用しないものになってしまっている。
そうなると自分の想像を超えた作品が作れないどころかイメージすらできなくなる事もあるので、ほどほどにしたほうが良いと思う。
なので、間違ってはいないと思うけど、正しくはない。
「そういう観点」から見れば正しいと思う。
メリハリのある感情の変化…っていうか、そもそも「変化」って『「A」が「A’」になる』ってことじゃん?
だから、変化自体はパターンとかグラフとか作らんでも変化前と変化後の二つがあれば表現できる。
私自身、変化前と変化後の間にある、その過程が曖昧なので、そこを具体的したいと思っています。確かに、具体的なルートを決めるため、「自分が想定している範囲内」でしか描けないことはリスクだと思います。
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>変化の落差が激しいと、激しければ激しいほど変化が急激になってしまうから、「変化前」と「変化後」の間に「切っ掛け」が必要になる。変化する切っ掛けね。
で、その「変化前」「切っ掛け」「変化後」の3要素の印象値的なものの話をすれば、スレ主さんの論と多少重なる部分もあるかなと思う。
「切っ掛け」を採用してみると、上記の表で一番落差がある「苦痛」と「興奮」の間に設置されるのでしょうか?
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参考になりました。ありがとうございます。