すみません。「不安」という言葉選びが微妙でした。緊張して苦しい状態ですから、「緊迫」の方が適当です。
「緊張して苦しい状態」の表現なのですが、そこまで難しい事ではないと思います。例えば、「バトル中、負けそうになる」という状況では、
バトル→緊張
負けそう→苦しい
というように解釈できるので、「緊迫」です。
他にも、「ベッドで横になり、悩み事をする」という状況は、
ベッドで横になる→緩和
悩み事→苦しい
緩和して苦しい状態→「苦痛」です。
>スレ主さんは「感情の変化」はグラデーションのように徐々に変化していくものだと考えられてるから、そこが曖昧になってしまう、のかな。勝手な感想でしゃべってるけども。
でも、意外と感情ってスイッチのように唐突に切り替わるもんだと私は思う。
だから、私が「徐々に変化していく感情」を書く場合はスイッチを何個も用意して「徐々に」を表現してる。
そういうことですか。変化にはきっかけが必要で、「どこにきっかけを置くか」という話をしても、そもそも変化ときっかけはセットな訳だから、その話にあまり意味は無いということですね。
苦痛、緊迫、安心、興奮の4つの状態の適応先なのですが、読者が感じるものでも、主人公の変化でも、1話単位での変化でも何でもありだと思います。私は主に「1話単位」もしくは「1~数話」での変化を想定しています。これくらい細かくすると、長編とかだと収拾がつかなくなりそうなので、1~数話単位での変化をするなら中短編向きだと思います。
話は変わるのですが、「苦痛」の状態を読んでいると、時間の流れが遅くなった気がするんです。逆に、「興奮」の状態は時間の流れが速くなった気がします。この差を、「読速度の上昇」と「読速度の低下」と解釈するというのはどうでしょうか。
これにより、例えば物語での「苦痛」の比率を減らしたり、「興奮」の比率を増やしたりして、「苦しさ:楽しさ」や「緊張:緩和」を調整するというのはどうでしょうか。また、例えば、読速度から見た楽しさと苦しさの比率を、「1:1」にしたり「1:3」などにして没入感を高めるということもやってみたいです。
この比率の最適値も知りたいです。読者層や趣味趣向によって大分差がありそうです。