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タイトル:リハビリが必要でしょうかの返信 投稿者: サタン

別に同じネタは一回しか書いちゃいけないわけじゃないから、傑作になるまで何度も同じネタを書けばいいじゃない。
台無しになっちゃったなーって思ったら、それは「台無しになる参考例が出来た」ってことだから、その理由を考えてプロットを修正し、あるいは設定を変えるとか話をごっそり変えるとか試行錯誤して本番を書けばいい。

私も気が乗らないときとかあるから、そういうときはとりあえず適当に形にして、そこから反省を導き出して、例えば「このキャラが立ってない。このキャラはこういうキャラだから、もっとこうでなきゃダメ。てことはそうなるよう展開を変えたほうがいい」とか、そっから本番を書く。
ようするに、傑作になると思っててそれを台無しにしたくないのなら、清書の前にちゃんと下書きを書けばいい。
もちろんそれはプロットで出来ることだから、毎回こんなことをしてるわけじゃないが。
やる気は起きないけどクォリティは維持したいってときは何度も同じものを書くよ。あくまで下書きだから要点をつないで話が成立するレベルの短いものだけど。
その行程をリハビリと言うならリハビリしたほうが良いって回答になる。

けど、それで言うと、別作品でリハビリしたいなら、駄作と称した短編を下書きと考えて清書したほうがいいと思う。
「展開を広げるためにはこうしたほうがいい」「書いてて楽しくない理由はこれかもしれない」とか反省を導き出して、やってることはリメイクなんだけど意識としてはリメイクじゃなくて清書。あくまでそれは下書き。
えーと、誰だっけ、エジソンだっけ、アインシュタインだっけか、の言葉で、「それは失敗ではなく成功しない一例を発見しのだ」とかなんとか。
あーたぶんエジソンの言葉だな。超ひねくれ者だったから。すげえ言い訳って思ったのを覚えてる。
でも、そういう言い訳って大事だと思うのよ。
だから、駄作をリメイクするんじゃなくて、駄作になる参考例を事前に作ったのだ、と思えれば前向きになるんじゃないかなーと思った。

まとめると、
・駄作を参考にゼロから書き直すことでリハビリとする。
・最高傑作になるだろうネタを、最高傑作になるまで何度も同じネタで書く。その過程をリハビリとする。
このどっちかをオススメする。個人的には前者。後者は「同じものを書く」ことに慣れてないと飽きてしまう恐れが高いので。

イラスト描くときも、ちゃんとした絵を描くときは何度も下書きを書いて素人目からすると十分だろってレベルの下書きの上にようやっと清書して一枚のイラストを描いたりするけど、これってその行程に慣れてないと「同じものを何度も書く」って苦痛でしかないのよね。
下書きを書くことの意味を経験で理解出来てないと せっかく描いたものが全部台無しになる・意味がないものになる ような感覚になって拷問レベルで苦痛。
だから、これはあくまでイラストの話だけど、素人ほど下書きをしないし、してもアタリを取る程度だったりする。玄人ほど何度も下書きを書くし、線だけでなく色付けまで下書きを描く。
下書きから得るものの意味を知ってるから、それが苦にならない。

慣れてないと苦痛しかないから、どうせなら駄作ネタにもっと経験値になってもらったほうがいいんじゃないかな。
別のやや傑作ネタを書くのは、それでやっぱやる気でなくて短編になっちゃったらそれこそ自信喪失しない?

まあ、これと同じ話がそのまま小説にも言えるってほどではないけれど、形のないものを作るっていう創作な以上、最初にどれだけ完成図を具体的にイメージできるかってのが大事だと思うから、ならもう「こうなる」というモノ自体を最初に作ってしまうのが確実。
だからプロットが大事なものになるし、そのプロットで不足な場合や気分によってプロットから得られるイメージに不足がある場合は、一歩進んで「実際に作っちゃう」という下書きが大事になると思う。
個人的にはそれは「リハビリ」ではなく、ダメな作例を最初に用意するという「下書き」なんだけども。

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