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タイトル:ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信の返信 投稿者: ドラコン

>みね子さん

 ご回答ありがとうございます。ドラコンです。

 >ドラコンさんが苦労されている点は「お召列車という都合上、派手な事件が起こしにくい」「陰謀を絡めると旅先で製塩場をのんびり視察したり雑学語ったりしている場合じゃなくなる」その結果「読者の興味を続かせるギミック」がないことを危惧されているのだと思っています。

 おっしゃる通りです。

 現実の旅行記であれば、参勤交代の大名行列、明治以降の天皇陛下の行幸(当然、主要な交通機関は鉄道)、貴族、政治家、王様の旅行記と、参考にし得るものはあります。ただ、「現実の旅行記」だから、面白いのであって、「架空世界の架空旅行記」だとどうか? という疑問があります。

「現実世界を舞台とした架空旅行記」であれば、江戸時代の旅行史本で引用・参考にされることが多い、基礎的史料の一つ、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』もあります。これは実質的な、「東海道のガイドブック」です。また、実際に行った旅行を基に「再構成」したものでもあります。

 >千夜一夜物語形式はいかがでしょうか?
 >語り手が聞き手に聞かせるタイプですね。

 元記事でも書いた通り、既に執筆は始めています。ですので、大幅に文体を変えるのは難しい状況です。

 それに、「語り手」と「聴き手」が居るような構造だと、複雑になり過ぎて、上手く扱える自信もありません。

 実は、10年前後前ですが、構想の「鉄道がある中華風ファンタジー」の練習(特に、ややこしい世界観の説明)で、寄席を舞台にして、講談師が語って聴かせる、との形式で書いてみたこともありました。

 ただ、あまり受けが良くなかったのと、しっくりきませんでした。

 >祖母と孫でしたら「おばあちゃんの正体は?」……という風に。

 >祖母と孫の関係でしたら、例えば2~3話終えたあたりで、読者に「この語り手はAかな?」というミスリードを起こさせ、次の話でAが離脱または死亡して「じゃあ語りでは誰?」という興味を引けるのではないかなと思っています。

 年を取った銀鈴が、昔話を「第三者視点」で語る感じですか? 機会があれば、こういう形もあるかもしれません。

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