うーん。
小説に絶対ってないんですよね。
ただ、小説を作るという目標を登山だとすれば、事前にアイゼンやそれを付ける登山靴、防寒具(標高の高い富士山などの山は夏でも寒いです)を身に着けないと、そもそも勝負にならないということです。
そこで発想を変えて、ヘリから命綱と縄梯子を使って降りるなんてこともできます。別に目標は「山に登ること」なので、苦労する必要はありませんから。
あるいはなにか天才的な発想というのは、小説を書く際に必ず存在しますから、小説を書くことを登山に例えるのはそもそも間違いです。要するに書くという目標をどう達成し、どう面白くするかの問題です。
感情移入という尋常の手段を捨てて主人公が超人すぎて感情移入できないけど面白い、という話にすればいいんですよ。可能です。
私はハリボテ作戦というものをよく使います。自分の知力より遥かに上の頭のよさを持つ主人公、自分より遥かに行動力のある主人公を、紙の上で作り上げてしまうのです。だから感情移入できるかどうかということは、捨ててしまっています。