一応弁明しておくと、この物語自体は私の思っていることを、逆にそのまま吐き出したものです。「自分がいるせいで」「自分がこんなのだから」みたいな感じでひたすら自分を追い込んで、そこに安心して……みたいなことは実体験としてあります。
なのでたぶん書き方に問題があるのだとしたら、思ったことを率直に書きすぎている方なんじゃないかなあ。主人公の思考を取り繕わずにそのまま転写しているから、物語の構成する文字列としては意味を成してない、というか。
んー、あんまり上手く言語化できないですね。雰囲気としては「草枕」とかそういう系譜になるのかな? 内面からの描写にテクストが著しく偏っている。内面とは物語構造も方向性もないその場限りの心情、だからこそ物語になっていないように見えるというか。夏目漱石先生の「草枕」には遠く及ばないですけど、やっていることはよく似てるんじゃないかな。
どちらにしても、改定した時にはもう少し整理して書くつもりですのでそこはご安心ください。