趣味で小説を書く一方、現役でミュージシャンもしていますが、そもそもメロディーには触れません。
読者の立場からすれば、そんな旋律を文章で説明されたところでどうしようもありません。
「Fキーで展開されるスウィングリズムのハーモニックマイナースケールに、哀愁のヴォーカルが乗っかる。(次、歌詞」
(ブルース・クリーンさんの例のような形で書かれた歌詞の後)
歪んだギターのツーファイブ進行のバッキングが響く。ゴリゴリと作られた音色のベースがスラップし、痛烈に叫ぶヴォーカルにパンチを加える。
うん、わかるわけがありません。
そもそも、その歌詞のメロディーやリズムはそんなに大切なのですか?
多分無くても全く問題ないと思いますし、創作コストは下がりません。
むしろ、アバウトにしておくくらいが良いですよ。
それか、ただの例ですが
「歌詞」→「曲調の進行or聴衆の描写」→「歌詞」→「ミュージシャンのアクション」→「会場の様子」→
のように、流れをとことん解説していく手もありますが音楽や楽器に対する理解と知識をそこそこ(というかかなり)求められることになります。
そうしたい場合は、ジミヘンやStevie Ray Vorganといったレジェンドの解説本を漁ってみるとヒントがあるかもしれませんね。