まったく問題ないです。
それら単語がありMPという概念があり、差別化についても同じである、という作品はプロアマ問わず山ほどあるかと思います。
確かに、特に「僧侶」については、回復役の役職名は白魔道士とか神官とかいろいろあるし、僧兵から武闘派なモンクの印象もあって、僧侶=回復役というのはドラクエ以外にあんま見ないような気もする。
けど、その上で答えても、何も問題ありません。気にしすぎです。
これがアウトだってんなら、そもそも「勇者」がいて「魔王」がいて「西洋風のファンタジー世界」という時点でアウトでしょう。
よくある耳長のエフルの姿なんかも、ありゃ指輪物語で採用されたことでみんな使い始めたんであって、言ってしまえば全部アウトってことになりますよ。
アルビノ(エルフと語源が同じ)が森に住んでて、ロビンフットの伝説から弓が得意で緑の衣装って発想を得たわけで、こんにちのエルフのイメージは全部コレでしょ?
オークなんてモンスターも指輪物語の創作キャラだよ。モンスターとしてのオークは神話の世界にすら存在しない。
リザードマンなんかも、なんらかの伝説上の生物ってイメージがあると思うけど、これって実はゲームキャラですよ。リザードマンが出てくる神話も存在しません。
タイトルは忘れたけど、見た目が良いからみんな使い始めただけ。
要するに、これをアウトとしたら、既存の西洋ファンタジーは大部分がトルーキンのパクリということで、ドラクエすらアウトです。
これは、そういう話と同じ事です。
相田さんもご自身で書かれてますよね。
「共通認識が存在する単語を使いたいのです。」と。
つまり、もう既に「共通の認識である」と。
エルフやリザードマンあるいは「西洋ファンタジーと言えばこういう世界観」といった事と同じく共通の認識であるため、同じ話だよ。という事です。
ただ、名称やその差別化が同じでも、その扱いに関しては作品ごとに違っています。
逆に名称が違っても同じような内容であればパロディにしかならないので、そこは気をつけたほうが良いと思います。