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タイトル:何で小説を書いているのかさっぱりしませんの返信の返信の返信 投稿者: サタン

>’自分を他人と比べる必要はない、自分にどれぐらい無茶を願うんだ、他人になれるわけがない’と自分でも思ったことはありますがそれがどうもだめなんですよね

そりゃそうだろうなと思います。
何故かっていうと、これって終わりがない抽象的な事で悩んでるんですよ。だから、ほぼ解決しようがない。なんなら頂点や数%の上位に上り詰めないと満足できない。
いまは作品としての質でプロレベルなものを求めてますが、このままプロになれば今度は質で悩んでたところが売上や人気に置き換わって同じように悩むことになるでしょう。だから終わりがない。

悩みは明確で技量がない経験がない、そういった事。
でも、じゃあどれくらいの技量・経験があればいいの? って答えの部分が曖昧にしか無くて、だから非常に解決しにくいし、下手すりゃ前述した通り終わりがなくて解決しない。
「他人と比べて」ってのもさ、いったい何を比べているのか、作品の総合的な印象を比べてるだけで、具体的に他人のどこと自分のなにを比べてるのか、たぶんわかってないんじゃないかな?
例えば「面白さ」とか「魅力」っていう人次第で違う漠然とした基準でモノを見ていたりとか。

なら、明確にすりゃいいんですよ。
スレ主さんは何を書かれていますか。その作品で書きたいことはなんですか。案外、答えられないんじゃないかな。
何故って、「書きたいこと」に対して具体的に回答できるなら、「書きたいことを書ければ」それで満足なはず。「書きたいこと」が違う他人と比べてもしょうがないって言われるまでもなく自分で気づくはず。
その「書きたいこと」が書けなくて、その表現方法で悩んでるんなら、逆に問題は明確なハズ。

「この作品はコレが書ければOK」と作品の主旨を明確にしてしまえばいいんですよ。
例えば「主人公とヒロインが恋をする話」なら、「二人が恋する」ってことが表現できてりゃそれでいい。
その内容が素晴らしいものかどうかはひとまずどうでもいい。
だから、「この時点で満足しておく」という妥協をまず知るのが良いと思う。それが誰しもが持つべき平均的なハードルの高さ。
そしたら、あとは「素晴らしいかどうか」の部分を試行錯誤すればレベルは上がるでしょう。
意外と低いハードルなので少し頑張れば誰でも超えられる。

漠然と「面白い作品」と「自分の作品」を見比べたって劣等感が募るばかりでしょう。
そうではなく、「二人が恋をする」という表現自体は出来てるわけだから、問題はその表現方法ってことがわかる。
じゃあ、面白い作品ではそこをどう表現してるのか、と考えられるでしょ。
なるほど、ここでヒロインの嫉妬心をこう表現してるのか、こういう表現があったのかと、いろいろ吸収できるでしょ。
そうなったら、このときはじめて自分のハードルを少し上げることができる。

もっと精神的な事でもって一言で言うと、
>’自分を他人と比べる必要はない、自分にどれぐらい無茶を願うんだ、他人になれるわけがない’
他人や他人の作品や、自分の技術や経験のなさを見るんじゃなくて、ちゃんと自分の作品を見てやってください。

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