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タイトル:一から小説作りを矯正していくために掌編小説作りから頑張りたいのですが……の返信 投稿者: サタン

> 1.どれくらいの期間(量)、掌編小説で土台作りをするべきか?
私見でしかありませんが、
期間とか文章量とかはあまり関係ありません。
「話題の数」だと思っています。
長編小説だと当然のこと長いですから、一個の話題だけでは話が続かないし読者が飽きやすい。
だから、複数の話題を入れて「主人公の話題」「サブキャラの話題」「敵側の話題」「それがメインストーリーに関係してきて……」と、長編小説を紐解いてみると複数の話題が絡み合ってることがわかると思う。
書き慣れてないと、まずこうした事を考える思考が出来てないので、混乱してしまう。

一方、掌編というのは非常に短いので、逆に複数の話題を入れられない。
一個の話題に集中してそれを書くことになる。
簡単に言えば、「朝起きて学校へ行く」→「遅刻して担任に怒られた」というそんだけの「話題」をいかに面白くするかってこと。

そもそも書き慣れてないと「一つの話題」を物語にまとめることすら難しく感じるので、まず「一つの話題」をまともに物語として成立させられないような人が「複数の話題」を扱う事なんてできようもないので、初心者にいきなり長編はキツいって事。

まあ、これは要するに「言いたいことをまとめられるか」って話だから、例えば読書量が多くてそうした感覚を見様見真似でなんとなく出来るとか、仕事柄主張をまとめるのが得意とかって人なんかは、割といきなり長編を書いても書ける事がある。

繰り返し、これは私見でしかないけど、掌編からやったほうがいいってのは長編から話題の数を減らしていって一個の話題だけで書くのが一番簡単で、その物語構成力が基本だからって話。
なので、製作期間とか文章量とかは関係ない。

>2.最初の文量は500~800文字で良いか?
文章量については書いたけど、
でも、じゃあ今度は「一個の話題だけで何千文字も書けるか?」って話になる。
ここで気をつけて欲しいのは、いま言ってるのは文字通り「話題」のことで「テーマ」のことではないってこと。
例えば会議なんかで「一つのテーマ」で何時間も討論することはあるだろうけど、それは「そのテーマ」で様々な話題が展開されるから。
一つの話題、例えば「昨日の夕飯」という話題だったらそう何分も喋れない。
もちろん話題によって違うけど、
例えば、メシは食えれば何でもいいって人がコンビニ弁当を食ったって話と、料理好きで毎日こだわって作ってるって人の話とでは、当然のことその話の密度も量も違う。
つまり、書く人によっても違う。
なので、文章量は気にせず、「あなたが出来る一つの話題をまとめられる量」で考えたほうが良いと思う。

>3.各投稿サイトの企画やイベントに、練習として掌編を投稿することを想定していいか?
もちろん、書くことで得られるものは多いにこしたことはないので、どんどん行動したほうが良いと思います。
でも、量より質を追求すべきか、ってのは、質、すなわち「何が良いモノなのか」という感性を磨いてからのほうが良いと思います。
読者のウケが悪いものを「良い」と誤解して追求しても意味ないでしょう?

>4.それでもうまくいかない場合は、どのように改善していけばいいか?
そのときまた、誰かの助けを求めれば良いでしょう。
トライアンドエラーの世界で先々のエラーまで考えてたらトライできなくなるので、失敗することが前提です。

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