第4研究室 創作に関するQ&A 266P | トップへ戻る |
白虎さんからの質問
 萌えキャラが書けない
 
 どうも、創作にちょっと疲れ気味の白虎です。
 最近気づいたのですが、かなり真面目君な私は、萌えキャラを書くのがそうとう苦手みたいです。
 
 単純にミツアミ、巨乳の委員長さんなら、皆さん萌えるのでしょうか? 萌えの普遍的要素とは? 
 
 というわけで、このキャラのこういうところに萌えた! などの意見あったら聞かせてください。


石野 叡洸さんからの意見
 こんにちは、学友に「お前は良いオタクだ」と言われたアキヒロです。
 ……良いオタクってどんなだーっ、とか我ながら思ったり。

 さて、本題です。
 いきなり失礼かもしれませんが……思うに、白虎さんは
 「萌えキャラ」とゆーものを深く理解出来ていないのではないでしょうか?

 萌えとは、(主に架空のキャラに対する)好意や愛着、フェティシズム等の嗜好や傾倒などを
 ひっくるめて表現する言葉――早い話、「萌える」とは「魅力を感じる」とほぼ同義だと考えられます。
 これをそのまま萌えキャラに当てはめると、萌えキャラとはつまり「魅力を感じるキャラ」となります。


> 単純にミツアミ、巨乳の委員長さんなら、皆さん萌えるのでしょうか? 
 この質問にも、上の定義を当てはめてみましょう。すると、

> 単純にミツアミ、巨乳の委員長さんなら、皆さん「魅力を感じる」のでしょうか?
 と、なります。こうなれば分かりやすいですよね。
 答えは勿論ノーです。皆が皆魅力を感じる、なんて有り得ないでしょう。

 ですが、「より多くの人が」魅力を感じるキャラを作ることは可能です。
 そーやって出来たのが、広く萌えキャラと呼ばれる存在になる……と、俺は考えます。
 なので、白虎さんが萌えキャラを作りたいのであれば、
 「より多くの人が魅力を感じるキャラ」を目指してみて下さい。


>  というわけで、このキャラのこういうところに萌えた! などの意見あったら聞かせてください。
 「とある魔術の禁書目録」に出てくる、ラストオーダーことミサカ20001号ですね。
 「○○、ってミサカはミサカは××してみたり!」
 とゆー独特の喋り方が、可愛くて可愛くて仕方ないです(笑)

 なんだか偉そうな事のたまってすいませんでしたっ。それではまたー。


漬物マグロさんからの意見
 友人から同じような悩みを相談された漬物マグロです。こんなのでもオタ歴5年です。
 私からのアドバイスとしては書かないほうが無難だと言っておきます。
 
 と、言うのも「萌え」を理解していない状態で「萌えキャラ」を書くのは半ば自殺行為に等しいからです。
 
 「萌え」は政治と同じように時代と共に変化する、いわば生き物です。
 当然そこには100%萌えるパターンなど存在せず、
 時代に合ったキャラを理解して創作しなければ「萌えキャラ」を使っての作品作りは難しいです。
 例えば今、「うる星やつら」のラムちゃんやようなキャラを出して
 「まいっちんぐ」とでも言わせたら、萌えるどころか怒りを買われます。
 しかし、萌えを理解していなくても、萌えキャラを書く方法が無いわけではありません。

 あえて萌えを意識せずにキャラを作り、物語上でも一切萌えを意識しないで作品を作ると、
 勝手に萌えキャラができることもあります。


 これは同人誌などで人気のジャンルを見れば解ると思いますが、
 萌えを意識して作られてない「FF」や「DOA」などが萌えとして認識されています。
 これは作品にでてくるキャラが美人のために起こっている現象です。
 つまり、作品に美人な女性をだせば、読者側の妄想で萌えキャラとして認識させることが可能です。
 (100%できるとは限りませんが)

 萌えキャラだって作品の中では一人の人間です。
 それをただ単に記号として捉えると、人形のような薄っぺらな人間ができてしまいます。
 
 記号として捉えるのはあくまで容姿までにして、
 一人の人間として作品の中で生きさせてあげれば萌えキャラとして機能してくれると思います。

 
 以上、長々と解りずらい文章、すみませんでした。
 ちなみに私が萌えるのはツインテールという容姿的要素で、
 そこにツンデレというキャラの性質があれば萌えられます。
 イラストレーターにもよりますけどね。


魏延さんからの意見
 文だけで萌え少女を書く、っていうのは相当難儀に思います。
 絵とのコラボあっての萌えである気もするので……。

 カワイイ好きだのメガネっ子だのツンデレだのボク少女だの女装・男装だの……
 世間一般のいう萌え要素も、いい加減パターン化してきてると感じてます。
 それを調べて (嫌な作業ですが;)、自分の好みにあうものがあれば盗って来る。
 自分だけが萌えられるキャラを作る、すると立派な萌えキャラになる気がします。
 素材の少女は元々 (というか無条件で) 顔がイイわけで、
 すると後は服装、癖や性格、語調などのオプションをいじっていくしかないんじゃないでしょうか。

 僕は萌えとか美少女なんて書けない・書きたくないというタチなので、
 ラノベ志望なんてムリじゃないかと思いだしております……。


卯月珪華さんからの意見
 萌えキャラがかけない……。
 萌えキャラってなんでしょうか?(いきなりそこかいというツッコミはなしでね)
 
 萌えというのは人それぞれ違うものであって、たとえその人が「この子萌え!」と言っても、
 別の方は「えぇ? そうかぁ?」と疑問を抱くわけでございます。


 大衆が好む萌えと、茨道の方が好む萌え、双方甲乙つけにくいものでございます。
 ちなみに私は後者、茨道をとことん行くタイプでございます。
 ……さらに言うと、腐女子となってもう8年でございます(笑)
 でもあんまり表立って言いませんけどね!

 閑話休題。
 だから、あなたがどんな登場人物を書いても、
 その登場人物が魅力的であれば、萌えキャラとなるわけです。
 狙ってやるようなもんじゃないと思います、私は。
 ナチュラルにやるほうが私は好きですね。自然に自然に。
 
 露骨に狙ってると嫌悪感抱く人もいますよ。
 私は露骨すぎると嫌悪感抱きます。こういう人もいるということをお忘れなく。

 ちなみに私の萌えポイント……色々あります(笑)
 色々あって書ききれません、があえて一つだけを言うならば、
 金髪キャラです。目が行きますね(笑)

 ではでは、偉そうなことをほざきましたが、
 何かしらの参考になれば幸いでございます。


Azifさんからの意見
 逆に考えるんです。
 萌える少女ではなく、燃える親父を書くのだと。
 御免なさい。ちょっといらない事主張しました。でも本音です。

 さて、萌えの普遍的要素ですか……そんなもの無いですね。
 萌えとは個人的な趣向の総称でしかありません。対象も属性も多岐に渡ってしまっているわけです。


 極論すれば、可愛いならよし。となるわけですね


暇人Zさんからの意見
 らきすたで見た気がしますが、漠然と萌えを理解できているかいないかがオタクかどうかの境だとか・・・。

 それはおいておくとして、個人的には無理に書かなくていいと思いますよ。
 萌えかどうかは分からなくても、男性キャラでもすごく気に入るキャラっていますし、
 たまたま萌えキャラ扱いされたいい、くらいで書けばいいかも。

 私は理解できるような、できないような感じですが、
 かわいい女の子であればOKな気もしますけどね・・・。


梗さんからの意見
 本気で恋をしたことはないのかい。それを思い出せばいいんじゃないの?

 ……と訳分からん冒頭でスンマセン。
 狙って「萌え」を書くなんざ、蝶ド級トーシロの僕にゃ到底無理なハナシです。
 しかし僕は小説を書くに当たって「萌えキャラ」を創作することに──
 僕の知人×4を信用して良いのならば──成功しています。

 その際用いた方法は「自分の実体験を元にする」でした。

 僕は幸運にもひとりの女の子に好意を抱かれ告白されました。速攻でOKしたのは言うを待たず。
 それからはメールのやり取りを毎日するようになったり、一緒に買い物をしたり、
 家まで送ってあげたり、公衆の面前で思っクソにケンカして
 「コイツマジブチ殺してやろうか……」と思ったりと、様々な体験をしました。

 ある日、僕はある作家さんの恋愛小説に強く共感し「こんな小説を俺も書きたい!」と思い、
 その月から予備知識を修め、次の月から執筆を開始しました。
 そして完成した物を、ほんの少し変わった雰囲気の友人たちに読んでもらったところ、
 シナリオに於いてボロくそに言われました。そりゃもうボロくそに……。

 しかし、一方で「告白シーンは顔が真っ赤になった」「俺もこんな彼女が欲しい」「萌え〜」
 といった予想外の感想を──心なしか不本意ですが──頂いたのです。
 その恋愛模様は、まさに自分の実体験を元にして執筆したものでした。

 僕は「本物の恋愛」と「恋愛小説」によって触発され、
 「萌え(可愛い)キャラ」を創作することに成功したのです。


 どうでしょうか。この際、焦がれる程の恋愛をして触発されてみては?
 延いては、自身の人生が研鑽の一としてみては?


日向 葵さんからの意見
 真面目であることと萌えキャラが描けるかどうかは全く関係ないです。
 白虎さんがまったく萌えないと思っていても、
 どこかに絶対、そのキャラが萌えるという人はいると思います。
 人の好みなんて千差万別なのですから。

 どうしてもわからない、思いつかないと言うなら、
 お約束的キーワードを入れるのが一番手っ取り早いです。
 白虎さんが言うミツアミ、巨乳委員長もそのひとつでしょう。

 一般的に萌え要素といわれるキーワードはつまり、それを好みとする人が多いって事なので、
 より多くの人の萌え心に引っかかる可能性は高いです。
 ただし、お約束が入っていることに+αのキャラクター的魅力が必要なのは言うまでもありません。


>このキャラのこういうところに萌えた!
 普段はかっこいいけど根っこはヘタレ。
 普段は可愛いお子様だけどイザという時はかっこいい。
 そういうギャップに萌えますv


克さんからの意見
 最近いつも書き込むときに「たまにしか現れない」とか書いてる気がします。まあ、そうなんですけど
 知ってる人は知ってる?(聞くな)
 知らない人はオススメラノベの「涼宮ハルヒの憂鬱」でも見てね、居たことが確認できます。
 (なんの宣伝だよ

 萌えキャラですか……

 最近「燃え」キャラが再燃しております。個人的に
 「天元突破グレンラガン」のカミナにシモン
 「勇者王ガオガイガー」の凱
 「機動戦士ガンダム0083〜」のコウ
 基本的に「燃え」キャラは吼えます。うん、吼える

 じゃあ、萌えキャラは?
 これは難しいと思いますね。よく萌えは記号化されているみたいなことを言います
 アレは確かに的を得た見解だと思います。
 言ってみれば「燃え」キャラも「吼える」と「燃え」になる的なあるしゅの「萌え」キャラだと思います
 
 記号。これだけ踏まえればある程度萌えると思います
 作者は萌えなくてもこの記号だけで人は萌えるのです。


 私の知っている人の名字で「妹尾」さんという人がいますww
 この字を見て連想してみてください
 おおよそ5人に3人は萌えキャラを想像したでしょ? でもその人は男ですからね。
 今の情報を知ると萎えます。

 つまり、萌えとは必要な記号を与えて、不必要な記号を除けばいいのです。

 ただし、イラストなどで視覚的なキャラクターの情報を与えてしまえば、
 ある程度の不必要な記号を与えても「萌え」キャラとして確立します。
 皆さんもカバー絵とかで見てたキャラクターが本編でいきなり暴言を吐いたりして、
 「えぇ!?」って驚いたことないですか? 僕はありますよ……
 「戯れ言」の千賀あかりさんとか……ひかりと同じ感覚で見てたので……

 ここまで語っといて「萌え」キャラって難しいなぁ、と実感。
 今から思うと自分は若干人とはずれ気味な「萌え」観点の持ち主だし。

 普遍的かはわかりませんが、
 大衆的にはキャラクターに二面性を持たせると受けるという傾向があるとは聞きますね。
 まあ、ツンデレとかも最近は二面性を持ったキャラクターに分類されるようです


 このキャラに萌えた!――みたいなのでいうと最近は「バスターマシン7号」(待テ

 要領を得ない文ですいませんでした。それでは


MAYOさんからの意見
 不精ヒゲおやじキャラが好きな人がいれば、ゴスロリ幼女キャラが好きな人もいます。
 そしてマヨは上記のようなコンビ(年の差カップル)に萌えます。こんばんわ。

 萌えキャラの書き方? 簡単ですよ。
 白虎さんが大好きなキャラ像を描けばいいのです。

 赤の他人は「ふーん」と呟き、白虎さんの波長に近いひとは「このキャラいいな」と頷き、
 白虎さんと全く同じタイプの人種は「萌え」と狂喜するでしょう。
 他人が萌えるキャラを(わざわざ)分析するより、自分が好きなキャラを描くほうがいいと思います。

 他の萌えキャラを書きたいなら、好みのキャラ属性を増やす旅に出ることを薦めます。
 まぁ、雑食になれってコトでしょうか?


Dr.ウニボンさんからの意見
 萌えキャラを書くのが苦手なら書かないほうが良いと思います。
 分かる人には分かるんですよ。「あ、これ"わざと"入れているな」って。


 苦手意識を持ったまま書くと、読者というのは意外に気付きます。
 まぁ目覚めたくないオタク能力の一つですケド(苦笑)。

 強引に作る方法もあるにはあります。
 それは、作者自身が好きになったキャラをモデルにする事です。
 世の中自分と似たような趣味の人は結構たくさん居ます。
 それに作者が愛着を持っていれば、必然的に読者にも伝わります。

  ビジュアル系が一人もいない、中年のオッサンだけのファンタジーなんてあり得ないし、
 要するに面白いファンタジーを書けば、萌えはかってについてくる。ということですな、さては。

 ケチをつけるわけではありませんが。
 「指輪物語」の前日譚である「ホビットの冒険」の主役たちは毛むくじゃらのドーワフ親父が13人に、
 小人の青年?(少なくとも酒は飲める年齢)、お爺さん魔法使いという映像的に花がありません。
 そもそも女性自体が作中に出てきたかどうか(エルフの里と人間の国に居たような……?)。
 しかも旅の道中は基本的に逃げるか隠れるか、はたまた知恵比べをするだけで、
 戦うシーンもほとんどなし(後半、戦争シーンはありますが)。

 ですが、最高に面白いファンタジー作品です。
 web小説ですが、「旅のメンバーはオッサンばかり」という事を謳い文句にしていたものもあります。

 ようは萌えは必ずしも必要ではない、という事です。

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