第4研究室 創作に関するQ&A 318P | トップへ戻る |
Y氏さんからの質問
 ネタ帳について
 
 ふと思ったんですが、みなさんは小説のネタになりそうなものを書き留めるネタ帳とかありますか?
 私は一応それっぽいものを作ってて、現在はB6サイズの手帳の二冊目に入っていますが、
 他にネタ帳作ってる人の話をあまり聞いたことがありません。

 ネタ帳を持ってる方は、そのネタ帳が現在何冊目か、普段どういう風にネタを記帳しているか、
 簡単に教えてください。出来れば書いてるネタの中身もちょびっと……。


●答え●

みつきさんからの意見
 Y氏さま、こんにちは。

 ネタ帳……というか創作ノートと言えるようなものは、
 現在使っているもので三冊目、そろそろ新しいノートを買う頃合のようです。
 最初の二冊はB5サイズのノートでしたが、今使っているのはA5サイズのノートですね。
 これくらいが持ち運びしやすくて書きやすいです。
 『Campus』がシンプルなデザインで好きですねー。
 それにしても……どこかにA5サイズの下敷きが売っていないかな……。

 というわけで、ノートに記帳されていることをずらずらと見直してみましたら、
 最初の頃のものには、小説を書く上での視点というものについてのイメージが図形で記されていたり、
 ストーリーの組み立て方についてのフローチャートとかが多数書かれていたりで、
 創作の手法を自分なりに飲み込もうとして悪戦苦闘していたのが手に取るように分かる、
 勉強ノートみたいな感じになってますね。
 
 その合い間に、心に留まった文字列だとか言葉、
 新聞書評欄で見つけた書物だとかのメモがしてあります。
 あと、資料として読んだ本と、それを読んで思ったこと、
 その後、その資料を元に発展させて考えたことなどがたくさん書いてありました。
 そういうのが、私にとっての『ネタ』みたいなんですよね。
 
 キャラクターについてとか、ストーリーとか、エピソード・小ネタとか、設定とかについては、
 パッと見、二、三ページ程度しか書かれていないようです。
 で、最初のノートはおよそ六年ほど前のものですが、
 その頃は麻薬密売・臓器売買・赤ちゃん牧場なんかの国際犯罪系のものと、
 宗教・自然科学・脳科学系の本を資料としてよく読んでいたようですね。
 ……何もかもが懐かしい。

 一番新しいノートはここ一、二年使っているものですが、
 そこには書籍で勉強した文章の構成方法についてが書き留めてあったりとか、
 構想している小説のテーマ・サブテーマと主人公・副主人公の関連性について、
 とかが図形化されて書かれていたりしています。
 今でも勉強ノートみたいですね、やっぱり。
 
 資料書籍関連では、今のノートには、人の心の動きについて心理学の本から引用したものと、
 それを元に自分で考えたことが多数書かれています。
 ノートを見比べていくと、興味の対象の変遷が如実に分かって、自分のことながら面白い……
 さらに、まったく代わっていないこともたくさんあって、それがまた面白いですな……。
 
 アイディア関係については、一番最初のノートと比べるとずっと増えていて、
 およそ十ページくらいに渡って小説内の世界観や舞台・組織等の設定が書いてありますね。
 今書いている小説の構想をしていた時のメモには、
 『人の無意識がその場に残り、その場に留められた記憶がまた人の無意識に作用する』
 とか書いてあり……。
 
 キャラクターについてや、小説内で使うつもりの小ネタ等は、
 三冊目のノートにはもう全然書かれていなかったり。
 そのあたりは、実際に小説を書き始めてからでないと、
 使えるものが浮かんでこないタイプなんですよね、私。
 なので、それに気付いた頃……二冊目のノートの最初の方で、書き留めるのをやめたみたいです。 

 全体的に、書籍やその他の資料から、自分なりに発展させた思考とか考察とかが、
 『ネタ』として記入されているようです。 

 と、こんな感じで。
 それではこれにて、失礼させていただきますね。



風月堂さんからの意見
 私もB6サイズのノートを使っています。私は忘れっぽいので鞄に常備して、書ける時に書きます。
 ノートは現在で5冊目ですが、古いのを見返す勇気は……

 私の場合はメモ帳兼用です。
 学事や日程は学生手帳に書いて、
 アイデアや古本リストなど非生活的なことをB6のノートに書いています。

 携帯は入力が面倒なのと書く際に融通が利かないので、メモ帳としては一切使っていません。

 中身は、プロットや設定、思いついた台詞、本心とも言い難いようなエッセイ的な文、
 小説には使い難い脳内キャラ同士の掛け合い、
 イラストの落書き(描くのも好きで、ノートの半分近くを占めます)
 といったようにアイデア帳として使ったり、古本がダブらないための購入済みリスト、
 読んでみたい本などのメモ帳としても使います。
 
 ストーリー案については、一ページを使って、場面や起承転結の流れを書いて矢印で結んだり、
 脇に追記や参考意見を書いたりしています。
 それを下敷きにして、ワードに本文案を書き始めます。

 ちなみに、私の知り合いには、創作メモ用に、B6より小さいノートを使ってる人もいます。


 メモの中には、設定のコンセプトみたいなものもあります。
 本文中で使う機会はなくても、世界観を形作るヒントになっています。
 以下はその例です。

○網野善彦の著作やその他中世庶民史から着想した、中世の少女の幽霊が現代に出てくる話でのメモ。
【故郷から「縁」を切られた彼女も、自ら「職」を捨て「縁」を切ったその男も、
 まさに「無縁」の存在だったわけだ。
 だこらこそ、彼らは寺社や道といったアジールを拠点に生きてきたのだろう。
 逃げるためではなく、積極的に生きるために。
 「縁」無き罪人も許容される場、アジールこそ生きるための場であった、と、私は思うのだ。】

○サウンドスケープ論を基に、(音楽に限定されずに)音声を魔法的に使うことができる世界観、でのメモ。
【音声とは即ち空間である。厳粛なコンサート、一体感を持たせる学校の合唱、スタジアムの声援、
 都会の「喧騒」、虫や風や川の音、あるいは会話厳禁といった「人工的な無音」、といったように、
 音声は空間造成力を持つ。音楽と非音楽の境界は実は厳密ではない。
 風鈴や虫の音が音楽にも劣らぬ空間造成力を持ち、あるいはどんなに美しいとされる音楽でも、
 四六時中聴かされては騒音と化すだろう。
 音楽と「非」音楽を何が分けるのか、その認識はどのようになされるのか。
 音楽と「非」音楽の違いを相対化することは、音声空間の整備だけでなく、
 音楽にも豊かな実りをもたらすであろう。】

 設定でもなく、文中で使う台詞でもない、コンセプトとしか言いようのないものです。
 先に述べた、「本心とも言い難いようなエッセイ的な文」も、これと似たようなものです。
 どちらも思いつきに従って、勢いで書いています。一通りメモしてから、見返してみたりします。

 私のネタ帳はこんな感じです。
 それでは。


Sohmaさんからの意見
 自分のネタ帳は携帯のメモ機能でした。
 でも容量1kb制限が中途半端なのでW-ZERO3を買いました。結構いい感じですよ。

 動作が遅めなので新しい機種を考え中ですが、
 ネットで調べ物ができる
 思いついたら即起動→入力→テキスト文書で保存
 (裏技で?)IMEの辞書を移植できる
 豊富なオプション
 値段が安価(初代はヤフオクで1万円前後)
 かなりお勧めできますよ。

 自分のようにガジェットでネタをメモしてる人は少ないのか、
 それとも他の作業しているように見えるのか……。

 でも、大抵の人はPCで原稿書いてるわけですし、結局はtxt文書に直すわけです。
 なら最初からtxtでメモっておけばテマいらず、かも。


 最強のメモ帳としてVAIOtypeUや東芝Libretto、
 工人舎SA1F等の小型PCを鞄の中に入れておくのもいいと思います。
 その気になればメモどころか本文まで書けますからね。


 ガジェット関係の話はここまでとして、自分のメモの仕方ですが……百聞は一見にしかず。
 実際に自分のメモ帳を公開しながら自分なりの書き方を。


 まずはファイル名。なんか話の大元となる所があれば「原案.txt」にメモをします。
 今書いてるものに最適なものがあれば「○○(←タイトル)ネタ.txt」に、
 人物名だったら「人物.txt」と言った風にファイルごとに分けます。後で整理しやすいですから。

 ここでは自分の中で一番大きいネタ帳「ネタ表.txt」を例にとってみようと思いますが、
 100kb全部公開もなんなので抜粋してみます。

 気をつけなくてはいけないのがヘッドマーク。
 ネタの種類ごとに■や▲、●などのマークをつけます。
 もしくは、十行くらいの改行をはさんで、とか。
 とにかく、いろんなネタが混在していると抽出時に面倒なので。

 まずはシチュエーション。そのまま本文に切り出して使えるくらいまで書き込みます。例えば

「わ、よせ!!」
 大喜びで抱きついて来ようとするところを寸前でかわした。
「?」
 腕の中が空っぽなのに気づいた京子が、残念そうな顔でこっちを見ている。
 あれ抱きついてくる違う、スクリューパイルドライヴァーだ。いや、フライングパワーボムか?
 無敗の女ザンギュラに俺はしばし恐怖した。
 スーパーウリアッ上やインド人を右には食らいたく無い。

 前後の文は接続を考えてあえてぼかす、または状況説明にとどめます。
 利点としては後になっても理解しやすいことと、移植が容易なこと。
 欠点としては書くのに時間がかかることでしょうか。
 無論、地書きのみの場合も。
 ↓
 錆びて少し立て付けが悪くなった扉を開けると、急に西日が目をさす。
 縦のスミアが酷い。が、誰かいるのはかろうじてわかった。
 CMOSの予備網膜を起動する。視界からスミアが消え、フォーカスの再調整にあわせて徐々に輪郭が浮かび上がってきた。
 高価なSpectroissも形無しだなと苦笑しながら、今度ははっきりと見える彼女の元に歩き始めた。


 次が会話。キャラ同士の掛け合いとして一番思い浮かびやすいネタです。

「ちゃんと『出かける』って置手紙書いてきたか?」
「うん!ちゃんとここに」
「「持ってきちゃ駄目だろ!!」」

 自分のメモ帳の大半これです。
 利点は書きやすいこと、欠点はシチュエーションがわかりにくいところでしょうか。
 そこで、せめて前のシチュエーションはメモとして書くことが多いです。
 ↓
(ハロウィーン。丸さんの突っ込みどころ沢山な格好に言葉を失う)
「どうしたの、はるちゃん?」
「い、いや、その…何でもない……です」
「ふふっ。いいのよ? どこにツッこんでも」
 …どことなく卑猥だ。

 そして使えそうな事実、トリビアなどもメモしておきます。

 冷戦時代のソビエト連邦を中心とする共産圏の国々では、
 対共産圏輸出統制委員会(ココム)の禁輸品目の中にコンピュータを含む電子機器も含まれており、
 16ビット以上のコンピュータは輸入することが出来なかった。
  そのため、低性能のため対象外とされていた8ビット機を大量に輸入し、またコピーして使用していた。
 これらの中にはMSXも含まれ、特にMSXはその拡張性や互換性のとりやすさ等が評価された結果、
 初等教育のみならず各分野で大いに応用され、
 また教育用には独自に簡易ネットワークシステムまで構築して利用していた例もある。
 またそれらが宇宙開発や軍事目的にも転用された。
 ちなみに軌道宇宙船ミールに搭載され、研究モジュールの制御に使われていたコンピュータは、
 SONYのMSX2・HB-G900だった。これはミールの廃棄と運命をともにした。
 また一部の戦闘機を近代化改修した折には、コックピットに搭載されたCRTの制御に、
 MSX1と同等のTMS9918相当品が用いられていた。

 その他細々したものは面白いかどうかの判別は後にぱぱっとメモ。
 ネタ元がハッキリしない時はメモします。

 悪いよーにはせん→いいようにされること

 魔性の宮「ヴィ・アラガデロ」はいいところだった→「全自動卵割り機逆再生Ver.波平の台詞」


 また、気に入った描写や台詞回しもメモしておくのですが、
 それは別ファイルにしないと混ざってしまうので危険です。

 
 自分は
「おっ、気合入ってるねー」
「まかせろ!」
「心強いわ。頼んだわよ」
 ぐっと人差し指と中指の付け根の間から親指を突き出して答える白衣の天使。
 ……下ネタだった。

 が自分が書いたものか、人が書いたのをメモしたのか、
 それとも人のを参考に自分でも書いてみたのかがわかりません。
 少しでも疑わしいものは使えませんのでこうならないように。


 ネタ表でずいぶん語ってしまいましたが、これ以外にも「名前一覧」「原案」があります。
 「名前一覧」には「川崎島播磨重工業(企業名)」とか、
 「河合発動機(企業名)」「ランゲルハンス島(地名)」
 「ニコラ=クオーティ・ドヴォラック(人名/キーボード配列より)」
 「Doktor.Lian C Takeshima(人名/竹島の呼び名Dokt、Liancool、Takeshimaから)」
 とかしょーも無いネタばっかなので紹介程度に、原案は一つ一つが長いのでパスします。

 と言うわけで

Qネタ帳が現在何冊目か
Aテキスト文書で合計400kbちょい

Q普段どういう風にネタを記帳しているか
A W-ZERO3または携帯で思いついた時にぱぱっと。ネタごとに整理しながら。

Q出来れば書いてるネタの中身もちょびっと……。
A上記

 以上で少しはお役に立てるでしょうか。


明稀さんからの意見
 アイディア書いて本編書かずな明稀の提供でお送りします。

 ネタ帳は最近使い始めました。一冊目ですね。
 ネタ帳使ってなかった頃でもノートの紙ちぎってそれに書くことは多々ありましたね。
 僕が書き収めるネタは文章がほとんどですが、
 難しい話だったり文章じゃとても表せそうじゃない場合は図にすることもあります。
 ネタの記帳はネタがぱっと思いついたとき、つまりどこにいても行います。
 学校で授業中でももちろんです。
 中身は、勘弁してください。


プロキオンさんからの意見
 どうも。夏以降掲示板に姿を現してなかったプロキオンです。
 自室にこたつが欲しい季節になりました。

 普通にネタ帳持ってます。作ってから、かれこれ4年。
 それで長編一度も書きあげない自分はどうかと思う(ああ改めて言うとダメージが!)
 普通の大学ノートサイズで、詩も同時進行で書いてるせいか消費(?)が早く、かれこれ5冊めですね。
(小説のネタのみで考えると、ノート2冊半くらいかな)。

 今までの人生で、ネタ帳を持ち歩いてる人は2人見かけたことがあります。
 Y氏様が「あまり聞いたことがない」とおっしゃるのは、
 わざわざ「ネタ帳を作ってるよ!」とカミングアウトするようなことではないからだと、思いますが………。

> ネタ帳を持ってる方は、そのネタ帳が現在何冊目か、普段どういう風にネタを記帳しているか、
 簡単に教えてください。出来れば書いてるネタの中身もちょびっと……。

 先ほども書きましたが、5冊目です。
 ただ同じノートに詩も書いてるため、小説ネタはおよそ2冊半ほどです。
 携帯でネタをメモし、それを書きうつしています。
 一本の小説としてネタが出てきた場合は、登場人物の名前や関係図や重要な語句をメモしています。

 単なるアイテムっぽいやつは、軽い説明のみ書きます。
 最近書いたネタは、小説内で使えるかも! と思ったラテン語(の発音を改造したもの)です。
 ネタ提供元は大学の先生です。授業を必死で聞いてるのはたまに飛び出すラテン語のため。
 先生、すいません……!!


南さんからの意見
 南です。

 南はともかく思いついた事を書き込んでます。
 設定もある程度固まるまではネタ帳に書いています。
 罫線がないのを使っています。
 まぁ、手帳代わりになっていたり……
 小さめのルーズリーフなのでまだ一冊目です。


蝶夢さんからの意見
 こんにちわ蝶夢と申します。
 私もネタ帳使ってますよw

 現在3冊目で1冊目2冊目は持ち歩くうちに壊れてしまいました
 ……乙
 ネタは思いついたらすぐに書きます。
 もし書けない状況だったらなら、頑張って暗記して忘れないようにしてから、また書きます。
 
 学校の休み時間や電車の中などにはよく見てるかな。
 書いている中身は主にキャラクターの設定・構想・どういう話にするか? 
 プロット・そして尊敬するシナリオライターさんの格言である
 「作品第一・健康第二」と書かせていただいてます。


幻想魔術師さんからの意見
 こんばんは。幻想魔術師と申します。

 ネタ帳は一応今のところA〜Zまでとa〜zまでと二通り作っています。
 基本的にはサバト鍋ですが、ドロドロになるまで煮詰めることが多いです。
 ネタ帳と言うよりはプロットですが、書いていることは基本的にネタです。
 一応登場人物の名前とか書いておいて、使えそうな設定をひたすら書き続けるスタイルをとっています。
 書いている中身はそんなところです。
 
 機械音痴なので基本的に紙のネタ帳を使っています。


代々木こうじさんからの意見
 代々木です。
 初代を使いだしたのが約3年ほど前で現在5冊目。
 アレ、意外と多いなと思ったら半分を参考書の解答に費やしている自分がいました。

 大学ノートにちょくちょく思いついたネタを書きます。設定とかキャラクターとか。そしていつもお蔵入り。
 何故だ!ええ、長編をまだ一本も書き上げていないのはやっぱりまずいと思います、
 しかし奴らが邪魔をする、たとえば、化学だったり数学だったり・・・。
 
 多分あれですね、高一にもなってイタイことしか考えられない大脳が悪いですね。
 昔のヤツを読み返してみたらとてもこの場で公表できるレベルじゃありませんでした。
(今もあまり変わりないですが)


鷹匠 流さんからの意見
 どうもはじめまして。鷹匠 流と申します。
 メモ帳ですか………ただいま大学ノート二十冊目に突入しております。
 内容はほとんどが登場人物の設定ばっかりですかねぇー。
 個人的に絵があったほうがキャラに感情移入しやすいので地道に一人づつ絵なんかも描いてます(笑)
 あとは妄想(?)してていいなぁ〜、と思ったことを乱雑に書き留めてる感じです。(汗)
 では今回はこのへんで失礼します。


鳥ノ木さんからの意見
 私は普段から気になったことは携帯でメール文作って保存。
 千字くらい貯まったらPCのアドレスに送ってます。
 で、メモ帳かワードにコピペですね。その他、覚えておいてPCに直接打つこともあります。


 回数では大体三日で一回ほど送ってますね。
 私はノートなんかでは嫌……と言うか、作曲家のSeamoさんもそうみたいですが
 アイデアをバッと広げて(私の場合画面上に、Seamoさんの場合机の上に)
 摘みつつやりたいタイプの人なので、そんな感じでしょうか。後々、写す手間も省けますし。 

> ネタ帳を持ってる方は、そのネタ帳が現在何冊目か、普段どういう風にネタを記帳しているか、
 簡単に教えてください。出来れば書いてるネタの中身もちょびっと……。


――

 人は人として進化して来て、途中で止まったのがチンパンジーやゴリラ。

 息の流れと調節、それと舌と咥内の動き

 立って生活をしている内に喉仏が下がって構内が広がり、発音が出来るようになった

 嘆願
 得意満面
 思想の根拠が薄弱である
 薄弱だ
 理由の如何を問わず

 恥辱に塗れた
 窮余の策
 血路
 欺術
 憂目
 お道化

 悪魔リリス

 クー・シー
 クー犬
 シー妖精
 調理場厨房
 門を通り扉を開けると屋敷の大広間
 ローに向かった脚が霞んだかと思うとハイキックに変わっていた。
 それを振り抜くと同時に上空へ僅かに飛び、今度は反動を利用して軸足を降る

 基本元素属性や自然精霊の真名、呪文、魔法円の描き方、触媒の利用法

 残存兵
 御側付 常に主君側に
 がありすぎる戦力比
 馬首を返して逃げる
 行く先々で略奪と領土拡大
 建築家医者測量技師
 移動する帝国
 世継ぎ
 小競り合い
 二対の剣
 間合い
 軍部の宿舎
 刃は鋼鉄、柄の装飾は金
 そして指の上に乗せて見せた(完璧なバランス、歪みは一切無い、刀心の幅は刃と同じです)

――

 こんな感じで箇条書きです。これは「ネタフォルダ」の中にある「ボツ」フォルダの中身の一部です。
 台詞やキャラ設定などもありますが、それは一応財産気分なので伏せときます。
 字が間違っているのは、記憶に残っているうちに早く携帯に残そうとしているから……みたいです。
 記憶を辿ると、最後の方は洋画を見ていたときに流れてきた字幕みたいですね。
 最後の行はパイレーツオブカリビアンに出てきた台詞そのまんまですし。

 それでは、いつか。


人形使いさんからの意見
 コンビニで95円とかで売ってる小さなノートや銀行のノベルティのメモ帳をネタ帳として使っています。
 現在5冊目。
 内容は、そのときに書いている小説の下書きやプロット、
 プロット段階での矛盾点や疑問点、タイトル案、設定などです。

 常に持ち歩いて、仕事の休憩時間中やバスなどの待ち時間に書いていきます。
 またPCに向かうと「構え」が出てしまうので、
 自宅にいても殴り書きができるメモ帳の方に書いていくこともあります。

 今使ってるネタ帳の内容はこんな感じ。

○キリバンSS続き
・エレベータ内での会話
 感情を吐露する両者
・確認:二人は自身とリリスの関係をどこまで知っているか
1・グレンの部屋を調べた時点で自分たちとリリスの出自が同一のもので あると悟る
2・二人の強化材料となった肉体部品の提供者がリリスと暮らしていた子供達だと知っているのは
 (この時点では)テスカ・トリポカのみ
3・リリスは二人の出自がテスカ・トリポカであることを知らない
・会話:両者の意図、感情


サイラスさんからの意見
 僕はネタ帳はないのですが、プリントやノートにネタを書いて、それをネタノートに貼り付けています。
 ただ、利便性が……


卯月珪華さんからの意見
 車酔いが悪化して頭痛に悩まされたうづきです、こんにちは。
 ……車なんて、車なんて…!!!(泣)

 さて、ネタ帳についてですが…ネタ帳ならあります。
 パソコンのメモ帳ですが(笑)。
 というのも、ネタが出てくるときは大抵持ち歩いていません、筆記用具を。
 出てきても、自分が覚えているからです。
 で、すぐにかきとめておかずに、しばらく時間を置いて、熟成させてからネタ帳に書きとめます。
 それが私のやりかたです。あんまり長いとすぐに書きとめておきますが。
 中身はほとんどが会話文です。というか思い浮かぶの大抵会話文。
 そのせいで短くて、自分も覚えやすいという…。
 まあ、たまーに会話文じゃないことも出てきますけどね。
 会話文じゃないときはすぐに書きとめます。こっちの方が忘れやすい(笑)。


和己さんからの意見
 ネタ帳ですか。色々な形で残してます。
 ケータイメモに単語のみ、普通にメモ帳にあらすじ、非公開ブログに骨組みだけとか……
 何冊目とかはわかりませんが、話の数だと50前後だと思います。
 
 中身は……。
「朝起きたら右手首がなくなってる。
 左手がなくなることの不安→ 左手首を食いちぎって引き出しに仕舞う→
 引き出しの中には右手首が→そういや、きのう仕舞ったんだ。→主人公安心する」
 ……たまたま一番近くにあったのがこんなのでした。
 ごめんなさい。


月野道掛さんからの意見
 PCのマザーボードがぶっちゃけてしばらく来てない人です。こんにちは、もしくははじめまして。

 私の場合は手の平サイズのメモ帳使ってます。
 付き合いは……そうですネ、かれこれ五年でしょうか。
 お陰で40冊までは数えられましたがそれ以上は挫折しました。
 少しでも参考になれば幸いです。


ゆーぢさんからの意見
 こんにちは、ゆーぢともうします。
 僕は無地のノートを使ってますかね。
 もしくはコピー用紙をクリップやホチキスでまとめたり。
 とにかく、無地が好きです。
 何もないところに何かを生み出す、それを象徴している気がして、すがすがしいです。
 財布に入っているレシートの裏とかに書くこともありますw


アキラさんからの意見
 私は、ただのネタならメモ帳(というか手のひらサイズのミニノート)にメモし、
 文章ならば携帯で、保存メールとして打っておきます。フリーメモだと字数が足りないので。
 ただ、その文章は暇な時にでもノート(普通の)やパソコンに写しとかないと、
 メールが送信できなくなりますね。ちと困ります。

 こんなんでよかったら。
 参考になれば幸いです。


周さんからの意見
 こんばんわ。周です。

 僕はB6サイズのリングノートを愛用しています。
 現在四冊目。内、文章表現用に一冊。残り三冊を資料用にと使い分けています。
 たまに思い付きで書くので中身がごっちゃに成ることもしばしば…使い分けの意味がありませんw
 あと、それとは別にB5サイズの語句専用ノートを使っています。こちらもいつしかメモ帳代わりに…
 あべし☆

 中身は兵器と武術関係が大半です。たまに、思いついた設定や補足をポストイットでペタリ。
 見出しシールは必需品です。なにせ中身がカオス状態ですから…

〜以下、その一例

《エリント》
 電波・特にレーダー波を傍受して情報を得るやりかた。
 旧ソ連では、民間機を軍事施設の上に飛ばせて実行した。

《水分補給について》
 ハードな運動後、人間は体温を下げるために汗を流す。体温は39度をピークに下がってゆく。
 ただし、今度は水分不足から血 液内の塩分濃度が上がり心臓に負担がかかるため、
 水分をとって濃度を調節する必要がある。基本的に、不純物が混じると腸 に吸収されにくい。
 また、冷水の方がより吸収されやすい。
 一口目をやや多めに、自分が欲する量の2/3程度が実は最適である。

《公安警察》
 公安は二種類あり、我々がよく耳にする“公安”とは警視庁が管轄する「公安警察」の方である。
 情報保持の特性から同じ警 察内であっても一切情報は漏らさず、よく所轄とは対立しあう仲。
 一方、そのライバルである「公安調査庁」は法務省外局が担当する情報機関である。
 こちらは純粋な調査活動が目的であり、 逮捕件は存在しない。
 よく内通者を用いた調報活動を行なう。また、海外の諜報機関と関わりも深い。


空谷 澪さんからの意見
 Y氏様、皆様こんばんは。空谷 澪と申します。
 いつもは読み専門ですが、楽しそうな話題と思い参加させていただきます。

 ネタ帳ですか。皆様相当量の蓄積をお持ちなのですね。
 私はA5サイズのルーズリーフを大学生時代から使っておりますが、
 ほぼレポートの考察・資料編に費やされており、小説・創 作関係は実質20ページ程でした。
(今数えてみると本当に少ない)
 といっても、その考察や資料編は今現在考えている話の基になっているので、
 これも含めて数えなおしますと、ノート2冊分に はなるかと思います。

 基本的にイラストと箇条書きで人物の容姿・生い立ち・信条などを書き連ね、
 話の流れはチャートを使っています。
 複数の分岐点が一目でわかり、大変便利であります。
 しかし友人には「ギャルゲの攻略表みたいだよ」と不評でした。

 言葉を選ぶのももどかしい時は大抵漫画になっています。残虐描写が多くて迂闊に開けません。


 ネタの中身といえるのかどうかはわかりませんが、
 ただ一言「坊主!!!」と毛筆で殴り書きされていたページがありました。
 どうやら次回作はお坊様主人公になりそうです。


 皆様のようにネタ帳を充実させなければ!と誓う空谷でございました。
 乱文失礼いたします。


如何家さんからの意見
 今日は。如何家です。
 では、率直に行きましょう。

 ネタ帳は現在4冊目です。

 小学4年〜6年の間に2冊。この頃は漫画家志望でした。
 中学でクラスメイトのオタクな人と友人になってしまい、ラノベの道へ。そして、1冊。
 現在は小さくて持ち易いものを常時携帯中。
 ネタの記帳の仕方は、

・キャラ同士の会話
・舞台設定
・気に入ったセリフ
・人物設定
・矛盾とご都合主義の寸劇的場面
・夢、妄想、多々

 と言ったものが僕のネタ帳に書いてありますね。
 人物設定なんかイラスト入りです。
 『多々』これは現実世界で起こった出来事、そこから広がる風刺的なもの。
 はたまた、自分の心境などが含まれています。
 
 携帯は殆ど家に置きっぱなし、お金も払ってないので使っていません。
 やはり、ネタ帳はシャープペン片手に厚紙で作ったしおり型下敷きにして書くのが一番だと僕は思います。

 一応、簡単に。箇条書きでまとめてみました。
 お役に立てればよいです。
 それでは! サイとでした。


龍衣さんからの意見
 私は溜め込んだチラシとか、要らなくなった印刷物の裏になんかに書いて、バインダーにまとめています。
 私は、原稿用紙やノートなどを使うと「上手な字を書こう」という意識が働いて、
 集中できないので、この方法だとリラックスできるんです。

 内容は、キャラクター設定や、世界観のものが多いです。
 最初は思いついたことを片っ端から書いて、使えるもの、面白くないもの、出すには早いもの、
 等と大体三つに分類したりしています。
 その後、ウィキペディアに乗せれそうな文章を意識して、ネタを固めます。

 暇な時にはそれを眺めて見るのですが、アイデアを読みやすい形にまとめておけば、
 その時ボツになったネタも、違うネタへと発展したり、
 ボツキャラが登場することになっていた作品Aよりも、
 今書いている作品Bの方がキャラを活かせるなど、嬉しい発見があります。

 そしてもう一つ、メモを残しておくと、
 後で見直した時にバラバラのネタの中に共通点を見つけれたりします。
 その量が増えてきたりすると、無意識のうちに現れる自分の趣味の方向性や、
 書きたい話とかが分かったりして、新たな自分を発見できたりして……

 まあ、私はこんなところです。それでは失礼します。


真由さんからの意見
 どうも。 ゲームがクリアできなくてイライラしてる真由です。

 私のネタ帳と思われる物は普通の大学ノートです。 キャンパスの。
 ただ中身はほかの方と違います。

 思いついたワンシーンを一人称で書いていくんです。 完成した小説はすべて文語ですが。
 登場人物の一人称なので、その人の心情が手に取るように分かります。 
 また、ワンシーンだけ書くので、ボツになったあともリサイクルして使用できます(笑)

 それネタ帳違うわ!という方は無視してください。 

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