第4研究室 創作に関するQ&A 321P | トップへ戻る |
霧の中のあなたさんからの質問
 ブログ小説について
 
 始めまして。霧の中のあなたと申します。

 皆さん自分のサイトを持ってらっしゃる方も多いと思います。
 私もブログで小説サイトを開設しているのですが、時々「ブログはダメだ」という方がいらっしゃいます。

 まだ作って日も浅いので小説の置いてある数も少ないし、
 文法作法というものを知る前に書いて投下した小説も半分くらいあります。
 これから文法作法など随時修正していくと共に、更新していく予定でいるのですが。

 そこで皆様に質問なのですが、ブログ小説に険悪感を感じる方はいらっしゃるのですか?
 トップ記事に全てのリンクを張ってあるので、
 見づらいということは無いと思うのですが、率直な意見をお願いします。


●答え●

石野 叡洸さんからの意見
 はじめまして、アキヒロといいます。以後お見知りおきを。
 ブログ小説はhtml(ウェブページを作る言語)サイトと比べて、

・記事がバラバラで見にくいところが多すぎる。
・文章作法すら守られてないような稚拙な小説が多すぎる。
・普通のサイトの5〜10倍も重いため、読み込みが遅い。


 などの理由で嫌われがちです。
 読む方からすれば、わざわざ読みにくくて詰まらなくて重いところが多いブログから、
 面白い小説を探そうとは思わないんです。

 んで、htmlでサイトを作ってる自分からアドバイスを。
 htmlって、実は9割コピーペーストでサイトが作れるんです。
 物凄く簡単なので、騙されたと思って一度作ってみてはいかがですしょう?

 それではこの辺で、失礼しました。


Dr.ウニボンさんからの意見
 一応、私が思いついた欠点をあげてみます。

・連載ものの場合、新しく書いたものが始めのページにくるため、ネタバレになったり、
 意味が分からなかったりする。最初のほうを探して読むのが面倒。スクロールもややこしい。

・ページ構成などが読み辛いものが多い。
 (レンタルブログの機能によるが、編集機能などを使いこなせるならHTMLでページを作ったほうが良い)

・日記など別の読み物と一緒だと、混乱する。

・コメントや拍手などで興醒め(ネタバレ、誹謗中傷、宣伝など)する可能性あり。



利点としては、

・感想などを貰い易い。(読んで直ぐにコメント可能なので)
・ランキングなどに登録し易い。
 (ただし、小説専門のランキングサイトには『ブログ禁止』もあると思います)
・手軽に書ける。


個人的には短編(一つの記事でスッキリ終わるもの)なら、むしろ向いていると思いますね。


ななつさんからの意見
 こんにちは、ななつです。

 とりあえず、隣の○久保君見てみました。
 トップから全部の話に飛べる方がいいんじゃないでしょうか。
 それなら問題ないと思います。
 ブログは小説を連載するには難しいところもありますが、
 更新なんかは楽なので手が出しやすいとは思います。

 ブログ小説は正直言うと苦手の部類に入りますが、
 見やすいような工夫や努力があればいいと思います。
 頑張ってください。
 それではこの辺で。


霧の中のあなたさんからの返信(質問者)
 皆様お返事ありがとうございます。

 ブログ小説で数百万ヒットしている方も中にはいらっしゃいますが、それはごく一部だけの話ですね。

 個人的には見やすいよう工夫はしているのですが、やはり重い感は否めませんね。
 それにブログ小説というだけで、敬遠なさる方々もいらっしゃるようで。
 ちょっと転移のほうも検討してみようかなと思いました。
 ホームページが作れないからブログにした、
 というわけではないのでホームページは作れるのですが……

 でも、ブログ小説には手軽さと言う利点もありますし、どうしたものかなと思っております。
 読んでくださっている読者様もいらっしゃいますし。

 貴重なご意見ありがとうございました。
 参考にさせていただきます。


峰しずくさんからの意見
 こんにちは。
 ブログ小説というのは、もはやひとつのスタイルになっているとは思いますので、
 否定するつもりはないですし、まして嫌悪感を抱く、なんてこともありません。

 ただ、個人的には、ブログはブログ。

 初めてのところなら、タイトルとかズラーと眺めて、興味の引かれそうなところから読んでいく、
 しょっちゅう訪問しているところのブログでは、更新されたところだけを読んで行く、
 て感じですから、そこに小説が連載されていても、食指は動かされないですね。

 第一話が何月何日で、と探さなくてはいけないのかなとか思うと、ちょっと面倒くさいかな?

 できれば、掲載されている小説タイトルの一覧の目次があって、
 そこには、「第一話 ○○○」「第二話 ○○○」みたいなのがあって、
 クリックしたらそのページへ飛ぶ、というのがいいかなあって思います。


 しかし、これからのことを考えると、ブログ小説は増えるでしょうし、
 ネット小説とは、ブログ小説しか読んだことない、なんて読者も現れるかもしれません。

 そう思うと、ブログスタイルと、普通のHPスタイルの両方を作成されると、いいのではないでしょうか?

 ちなみに僕は、普通のHPスタイルでずっとやっていましたが、つい先日、
 携帯で表示することを前提にしたスタイルのものを、合わせて作り始めました。(遅いよな、今頃じゃ)


カクタさんからの意見
 ブログ小説自体の事は、どうとも思っていません。
 『紙で出来た本をどう思うか』、『電子図書をどう思うか』と同レベルの問題です。
 文章作法の事も、『マガジンは二点リーダ』、『サンデーは句点あり』程度の問題と思っています。
 一般の読者がブログ小説を嫌悪される方の真の原因は、そんなところにはないでしょう。

 紙媒体では、大抵、“本”と云う物体をデザイン(=設計)する人は、作者ではありません。
 紙媒体にした時、“どのようにデザインするのが美しく、
 かつ、最も読み易いか”を考えつくし、知り尽くしたプロフェッショナルが行います。
 それ故、作者は、作品を面白くする事に注力する事ができ、
 また、それだけを考えていれば良い状態なのです。

 しかし、ネット上で個人がアップするホームページやブログの小説は、そうではありません。
 作者が物語を書き、作者が体裁を整え、アップされます。


 そこに、問題があるのだと思います。
 内容的には、紙媒体で出版されるものと大差はないでしょう。
 
 しかし、誤字脱字は? 文字幅は? ルビの量は? 
 と“読み易さ”を見ていくと、明らかな差が生まれている事が多いです。


 こればかりは、完全に近い分業体制を作り上げた紙媒体に、勝ち目がありません。
 少なくとも、紙媒体は余程の事がない限り、負けません。

 もう一度云いますと、ブログ小説自体の事は、どうとも思っていません。
 ただ、自分のブログを、如何に他人の目線に立って観察しているか、
 または、いないか、を問題と捉えています。
 小説の執筆と同じですね。

 尚、上記の流れから、読み難いブログに書かれた作品は、
 『小説も他人の目を意識していないだろうな』と思ってしまう私です。



みつきさんからの意見
 霧の中のあなたさま、はじめまして。

 ブログ小説、私もちょっと読むのが苦手です。
 とても好きなネット作家さんで、ブログで小説を発表されいる方がいるのですが、
 私はブログ発表の時点では読まず、
 後ほどHTML化されてまとめてサイトにアップされるのを待つ方だったりします。

 なにせ、ブログは目当てのページにたどり着くのが難しいというか、面倒なんですよね。
 
 何話も続くような長い小説になると、一日ではどうしても読みきれないので、後日また……
 ということになるのですが、そうなると、続きのページがどこにあるのかすごく分かりづらくなってしまって、
 探すのが面倒になってしまったりするので……。
 分かりやすく、トップページのところに各小説ページへのリンクを全て貼っておいていただけると、
 探し出す手間がなくなって、ちょっとはマシかなと思うんですけど……。
 でも、そこまで手間をかけてブログ小説をやる人はなかなかないらっしゃらないような気がします。

 それではこれにて、失礼させていただきますね。


霧の中のあなたさんからの返信(質問者)
 こんなにレスがつくとは思いませんでした。皆様、ありがとうございます。

 ブログ小説、というと、目的のページに辿り着けないというのが挙げられるようですね。
 読み易さ、こればっかりはどうしようもなさそうです。
 ある程度の改善は出来ますが、それでもHPには劣るでしょうし、紙媒体にも間違いなく劣りますね。
 皆様の仰るとおりでございます。

 短編掲載を中心にしているので、ブログのほうがいいかなとも思ったんですが、
 今後数が増えていくと問題が発生する可能性がありますね。
 長編小説の各話にジャンプできるプルダウンメニューを以前設置していたのですが、
 諸事情により撤去してしまっていました。見づらいのではないかという理由で。
 やはりそういったものはあったほうが親切ですね。

 個人的にはブログのほうが温かみがあるという風に感じているので(あくまでも私個人の意見です)、
 試行錯誤してより読者様を引き付けられるようなサイトにしたいと思っています。
 HPとブログ、両方持つというのもアリですね。
 貴重なご意見ありがとうございました。

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