第4研究室 創作に関するQ&A 423P | トップへ戻る |
年度末の魔術師さんからの質問
 日常生活の中でできる小説技術向上法
 
 どうも、年度末の魔術師と申します。

 早速本題ですが、自分は学生なのですが、学生という生活の上ではなかなか小説を書く機会が無く、
 小説を書くということが日常生活とは別の存在になってしまっています。
 さらにテスト前などになると、まったく小説を書けなくなってしまい、
 その期間をどうしたものかと悩んでおります。

 そこでなんですが、皆さんが日常生活の中で実践したり、気を付けたりしているような、
 小説を書く技術が上がりそうな事があったら教えてくれませんか。
 小説を書くためにPCに向かわなくても実践できるようなものを教えていただけると幸いです。

 どうかよろしくお願いします。


●答え●

かいこさんからの意見
 どうも、かいこです。
 
 私が行っている方法は、10分小説です。
 まずはテーマを2〜4つ程度出し、10分で小説を書くというものです。

 コツとしては、深く考えすぎずに直感で書いていくことです。
 それにより、新たな発見や、普段小説を書いているだけでは気付けないようなことにも気付けたりします。
 おススメの方法です。
 ではでは。


飛車丸さんからの意見
 んー。

 学生さんでしたら、単純に国語の勉強を推奨します。


 あとまあ、日常生活でも考えることは可能ですから、
 目に映るものを何でも小説のネタや表現と絡めてみたり、
 耳にした言葉や目にした文章を添削してみたり、いくらでも出来ることはあるかと。

 大きな視点で言えば、人生における思考の何割を小説に向けられるか、というだけのことですね。

 その気になれば、脱ぎ散らかしたズボンや欠けたお茶碗からでも、
 長編の構想を作り上げることも可能です。


長門有希さんからの意見
 メモ帳を持ち歩いて、メモをする癖をつける。
 丸穴が開いてて、コンパクトになるのがオススメ。



公ちゃんさんからの意見
 こんにちは。公です。

 学生……に限定されるわけではありませんが、

 新聞(最低でも表紙の社説)を読む
 ↑社会の動き、即ち読者が意識している事が分かります

 (できれば自作のキャラの口調で)日記を書く

 ↑キャラになりきれば、意外な一面が発見できます

 学校の図書館で文章術のハウツー本を借りて読む
 ↑まさしく今の私です

 自分が好きなテレビや本がどうして好きなのか考えながら鑑賞する
 ↑感性をしっかりと鍛えましょう

 常にアイデアを書く留めるメモ帳を持ち歩く
 ↑とても重要です(書くのも、持ち歩くのも)

 ……ですね。
 初心者では……という見解で挙げてみました。

 ちなみに私の場合はアイデアノートでは以下のように漢字一文字で、
 創作に関わるメモの項目を作っています。

 人(人物像)
 →第一印象での説明、一言で説明できるキャラ設定

 経(経緯)
 →過去、目的、願望、障害、転機、結果
 
 立(立場)
 →家族構成、所属している組織、他のどんなキャラと引き立て合うか
 
 心
 →性格、口調、癖、口癖
 
 技
 →能力、所有武器、特技、長所短所
 
 体
 →容姿、髪型、ファッション

 企(企画)
 →ふと調べてみようと思った事項

 ?
 →ふと疑問に思った事項
 
 収(収穫)
 →本屋、テレビ等で面白いと思った作品名

 H(オマージュ→hommage)
 →既出作品でこっそり使いたいネタ

 本
 →図書で借りたい本、興味あるラノベ
 
 G(ギャグ)
 →オリジナルの面白いシーン

 ……思いついたのが複数の属性を持っていて分類に困る時があります。(笑)

 この他にもノートそのものは生活帳も兼任しているので
 予(予定)、金(家計)、宿(大学の課題)……などいろいろ書いています。

 ノートは100円ショップで売ってる3冊入りのミニノートです。
 表紙には何番目なのか番号を書いて、使用した期間を添えてます。
 メモする際は上の項目名の前に、6桁の日付(今日は081123)を書き、
 週1、忙しい時期は月1で大きなノートに日付とタイトルだけを書き写し、それをメモの履歴としています。
 完全なスケジュール帳と違って、シンプルなので自分なりにアレンジでき、
 価格が安いので何十冊でも代替する事が可能なのがメリットです。

 詳しくは「情報は1冊のノートに纏めなさい(NANAブックス)」参照。
 (っというより、これの受け売りです)

 ……なんかメモ帳の話で長くなってしまいました。
 要は、書く習慣、メモする習慣、習慣を継続する事が大事です。

 ……ではでは。


河田友二郎さんからの意見
 はじめまして、河田です。

 読書なら星 新一の作品をひたすら読む。
 執筆なら片時もメモ帳とシャーペンを持っていること。
 そして何かアイデアや閃きがあればすぐメモ。

 小説に応用できる技術というのは日常に転がっていたりします。
 だから、日常と小説を切り離してしまうのはあまりよろしくないかと。

 いわく「人生設計も大切な文章修行」とか。
 短い時間に小説らしきものを書きたいなら、人間観察をしてみるとよいかもしれません。

 では、駄文失礼しました。


紫陽さんからの意見

 どうも、紫陽です。

 私も学生でつい先週もテストでした。なのに書いていた。
 ああー受験なのに内申とれるか心配です。
 自業自得なんですが。(笑)

 いつもメモを持ち歩いてますね。


 学校ならテキスト、ノートの他にも、原稿用紙かメモ帳を。
 家での勉強中もメモは常に右端に。
 思いついたらすぐに書く、そしてそこから深く考えない。
 深く考えると勉強をしてることを忘れ、妄想世界に突入しますから(笑)
 それでは、これにて(あまり役に立てないと思いますが)。


ひすいさんからの意見

 どうも、ひすいと申します。

 普段生活しているだけでも、意識すれば何だって小説のこやしになりますよ。
 皆さんも挙げているメモを持ち歩いて思いついたアイデアをメモしておく、というのも良いですし、
 ノートにプロットを書いていれば学校の休み時間中でも書けます。
 何なら、ノートに軽く短編などの小説を書いてしまっても良いでしょう。
 他には、

・調べる癖を付ける

 読書中に分からなかった漢字、表現、熟語などは、その場その場で解決しておいて、
 自分が使えそうなものであればメモしておくなりなんなりして覚えておく。
 国語にかかわらず、歴史で興味のある時代について調べたり、
 理科や数学などももしかしたら何かしら後で役立つかも知れません。
 興味が湧いたら調べてみて、それを自分の知識としちゃいましょう。

・妄想

 これも何だって構いません。脳内嫁云々だけが妄想ではありませんよ。
 自分が読んで感動した作品のアフターストーリー・アナザーストーリーを考えてみたり、
 何かしら行動をしている人をみたら、その後どうなるかを自分で勝手に考えてしまったり。
 そこから良さそうなアイデアを思いつくかもしれません。

・描写

 窓から見える風景、いつもの教室、好きな歌、何でも良いので、それを小説風に描写してみる。
 同じ風景でも注目する点が違えば違う文章になりますし、
 その時の自分の感情、時間帯、季節、雰囲気などでも大きく異なります。

 みたいな感じで、何気ないことでも気を付けてみると案外執筆の役に立つことは沢山ありますよ。
 読書でも、一文一文を気にしながら読むのと、ただ漠然と読むのとでは効果が違うのと同じです。
 まあ、学業の妨げにならない程度に頑張ってください。

 では。


ひなげしさんからの意見

 おこんばんわ、では、早速。

 国語辞典を読む。

 語彙を多くするに越したことはありませんし、
 ひとつの言葉からアイデアが広がっていくなんてこともあります。

 普通に学校の勉強をする。
 英語だって数学だって、いつか小説を書くときの役に立つこともあるでしょう。

 小説を読む。

 勉強のために読むか楽しむために読むかで変わりますが、どっちにしろためになります。
 同じ小説を何度も繰り返し読むのもいいでしょう。
 とにかく数をこなすのもいいでしょう。
 書き方や個人の特徴に眼をむけるのもいいでしょう。
 ただ単に楽しく読むのもいいでしょう。
 読んで読んで読みまくりましょう。

 では、このへんで。

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