第4研究室 創作に関するQ&A 450P | トップへ戻る |
流離の転校生さんからの質問
 設定の使いまわしはマズイ?
 
 こんばんは、流離の転校生です。
 過去のの作品で使った設定を、新しい作品に使いまわすのは、破廉恥な行為なのでしょうか? 
 ご意見をお聞かせください。


●答え●

亜梨栖さんからの意見
 こんにちは。 最近、パソコンに触れられないのでノートに色々書き込んでいる亜梨栖です。
 前は全部パソコンでやってたから辛いなぁ。

 さて、本題ですが。
 大丈夫だと思います。

 「キノの旅」のキノという名前だって、
 時雨沢先生のほかの作品(未発表)の主人公から取ったそうですし。


 それでは執筆頑張ってください。
 携帯から失礼しましたー。


MIDOさんからの意見
 こんばんは、MIDOです。

 問題ないと思いますよ。
 特に世界観や組織図なんかは、せっかく考えたんですから、
 一度で捨ててしまうのはもったいない! ですよ。
 と言うかわたしはそう考えています。
 だってまた一から創り出すの大変だし面倒くさ以下自重。

 まぁ、わたしはファンタジーばかり書いていますからよけいそう思うのでしょうが、
 神職者や世界地図なんかは結構使い回しだったりします……。ここだけの話ですがね。

 コメントは以上です。それでは。


サイラスさんからの意見
 どうも、サイラスです。

 問題ないとは思います。
 ただ、読者からは、手抜きをしていると勘違いされることは、
 覚悟しておいたほうが良いかと思います。

 
 過去の作品の設定を使って書いているプロの作家の作品を読んでいましたが、
 その作家さんには失礼なのですが、それ以外思いつかないの? 
 手を抜いているじゃないの? と思ってしまったのが、正直な感想です。
 僕としては、そう思われたくないので、僕自身は使いたくないです。

 使うとしたら、作品を面白くするための隠し味程度にしか使いません。

 それに、その設定に頼りきっていたら、(ラノベ)作家として、成長できないし、
 それを、糧に生きているなら、余計駄目な気がします。
 では。

●補足
 少し補足を、完全な続編や外伝なら、同じ設定を使っても良いですが、
 まったくの別作品や、外伝でも、世界観がガラリと変るなら、「手抜き」といわれる危険性があります。


白犬さんからの意見

 どうも、白犬と申します。

 奈須きのこ先生の作品の「空の境界」「月姫」「Fate」は同一の世界観だったはずです。
 そのおかげで2次創作の幅が広がり、人気がでたという説もあります。


 上手く使いこなせるなら、同一の世界観でもアリだと思いますよ。


ペットボトムさんからの意見
 スターシステムというのが御座います。
 サンライズの舞−HiMEと舞−乙HiMEで用いられたもので、キャラクターを俳優に見立てて、
 まったく世界観の異なる二つの作品で同じキャラ(といっても、生い立ちとかの設定が異なるんですが。
 まあ、概ね酷似したパーソナリティの持ち主なので同じ人物といって差し支えないかと)
 が活躍するという方式をとっています。

 悪く言えば、キャラの使いまわしといえるかも知れませんね。
 でも、このことについての批判は聞いたことないですね。

 ガンダムシリーズなんかも、機動武闘伝Gガンダム以外は、
 人型機動兵器の呼称はみんなMS(モビルスーツ)ですし、主人公やライバル機の名前はガンダムです。
 ガンダムの場合は作品の伝統と取れるでしょうけど。

 要は面白い作品であれば、それが正義なんですよ。

 むしろ作品によっては、過去作品の設定が再登場する事が歓迎される事もあります。
 ラブひなの「神鳴流」とその技名を、魔法先生ネギま!で刹那が叫んだときは、
 思わずニヤリとさせられました。

 
 そういう人種もいるという事を考えると、過去設定の一部流用はむしろ良いことでは?
 多用は禁物でしょうが。


蒼穹さんからの意見
 少しも悪い事ではないと思います。
(それが自分しか見ていない物ならば。
 他のたくさんの人が読んだとなると笑われてしまうかもしれません。)
 
 あの有名な手塚治虫は、自分の作品に別作品のキャラをよく書きますし。
 
 私がかくものも再録が多いんですね(汗)


御堂 剣さんからの意見
 初投稿になります。
 ものすごい遅レスですが、世界観の共有についてあまり書かれていないので投稿します。

 まず質問の答えですが、私も皆さんと同様問題無いと思います。
 ただし、やる場合は熟考すべきです。


 世界観の共有については、程度に差があります。

 簡単なのは、固有名詞とそれに付随する設定の共有です。

 ガンダムシリーズではほとんどの作品でガンダムやモビルスーツといった単語が共有されていますが、
 舞台背景が全然違うといった例です。仮面ライダーシリーズもこれに当てはまります。

 高等な手法では、個々に独立した二つ以上の作品を様々な手法を使って組み合わせ、再構築し、
 一つの繋がった世界観にすることです。

 スーパーロボット大戦はこの手法を用いて成功しています。
 小説で例を挙げるとすれば、アイザック・アシモフ氏のファウンデーションシリーズとロボットものです。
 元々は別の作品群だったものを、『ロボットと帝国』という作品で世界観の共有を果たしています。

 設定の使い回し――世界観の共有は、作品を面白くするための一つの手法です。
 しかし安易に乱発すると、サイラスさんが受けたような印象を読者に与えかねないので、
 注意が必要でしょう。

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