第4研究室 創作に関するQ&A 491P | トップへ戻る |
しゃんさんからの質問
 ライトノベルで見かける「凄い女の子」について
 
 ライトノベルでは、「凄い女の子」をよく見かける気がします。

 この「凄い」というのはつまり、凄い頭がよかったり、凄い運動神経がよかったり、
 凄い戦闘能力が高かったり、凄い特殊能力を持っていたりする、という意味です。

 その凄い(多くの場合、性格も「破滅的に」凄い)女の子が、
 一般的な(言い換えれば、弱い)男とペアになって物語が進んでいく話が、私は嫌いなのです。

 凄いのは女の子ばかりで、作中にはそんな女の子ばかりが登場し、活躍するのは女の子ばかり。
 そんな物語が嫌いなのです。

 それで、そんな私と同じ意見の方はどれくらいいるのか、気になってここで聞いてみようかと思いました。
 そして、凄い女の子が活躍するライトノベルが好きな方は、
 どこが好きなのか、私は非常に興味があります。

 ですから、嫌いな方はどこが嫌いなのか、好きな方はどこが好きなのか、
 それを私に教えてくれませんか?

 ちなみに私がそういった作品が嫌いな理由は、
 私自身が男なため、やはり男に活躍してほしいですし、強い男が見たいからです。


●答え●

魏延さんからの意見

 なんだかすごく共感したので反応してみます。

 僕もしゃん様の言われるようなタイプの話はあまり好きじゃないです。

 これは偏見かもしれませんが、
 やっぱり女性を引っ張れる強い男っていうのが自分の中での理想の男性像なもので。
 必ずしもいつも引っ張る必要はないかもしれませんが、
 それでもここぞという場面で一歩前に出られる男にしびれます。

 そんなところでしょうか。


アイゼンハワーさんからの意見

 どうも改名したアイゼンハワーです。
 男尊女卑主義者ではありませんが、私もしゃんさんの意見と同じですね。
 頭が良かったり、運動神経の高さはどういうつもりもありませんが、
 戦闘能力についてはいただけない所があります。
 訓練された男より強いじゃん!ってのが……
 しかも明らかに十代そこらの女子ですからね。

 まあ人や時代によって好みは分かれますし、作品の良し悪しとはまったく別ですしね。
 勝手な願望でしかないのかもしれませんが、
 正確には「(すごい女の子が活躍する)明らかな二番煎じの作品」が嫌いなのかもしれません。
 なんか話ずれました。すみません。

 駄文乱文ですが失礼します。


かなTさんからの意見

 僕は、女の子が強いほうが面白いですが。
 
 女だてらに男を倒すとか、子供だてらに大人顔負けの頭脳だとか、
 オタクだてらに美人と付き合うだとか、そういう”だてら”の要素が好きなんです。


 だって普通に腕力の強い男性が相手の男をノックアウトするよりも、
 か弱い女性がしかしそれをやってのけた時のほうが、意外性があって面白くないですか? 
 ありえねー、でもだからこそ面白えぇ! みたいな。
 もっとも僕は別に女性が強くなければならないと思っているわけでもないので、
 意外性さえあれば男性が強くても良いかなと思います。
 例えばどう見ても弱そうなメガネ男子が、しかし大男を倒してしまうとか。


Dr.ウニボンさんからの意見

 私個人としましては、どちらでもありません。
 かっこいい男が大活躍するのも好きですし、ヒロインが大暴れするのも好きです。
 因みに私は男です。
 兄貴キャラに燃え、ヒロインに萌える守備範囲の広い人です。
(6/27追記)
 ただし、ナヨナヨした男が「何故か」もてまくる系の話は、
 エロゲだろうとラノベだろうとアニメだろうと好きじゃないです。
 特に自分に出来る筈のことをやらないでうだうだ悩むタイプ。
 「僕には出来ない、どうしよう」なら、まだ分かりますが。
(追記終了)

 どっかのお偉いさんが言ってましたが、
 最近(2009年)「強い女性」がウケるのは、男性が全体的に「弱くなった」から、だそうで。

 エロゲーやオンラインゲーに没頭し現実を見ないヲタ男や、
 スイーツを好む草食系男子が増殖する一方、女性は社会的地位を増し、能力を上げている。
 で、弱くなった男どもは「強い女性」に養って(守って)貰いたいという願望が発生する、
 あるいは『強い女性が「主人公(=弱い自分)にだけ」見せる弱い一面』に
 ギャップ萌えする(あるいは「その一面を守ることで自分の強さをアピールする」)、とか何とか。

 今流行りの「暦ジョ(歴史好き女子)」も、
 現実の弱体化した男性よりも戦国時代のような「強い男」に惹かれている、という説があったり。

 ところで、オススメのライトノベルがあります。
 『私立!三十三間堂学院』
 という作品なのですが。
 メインキャラには男が一人しか存在せず、
 他に出てくるのはぶっ飛んだ性能と性格の女キャラ十数人という凄まじいライトノベルです。

 ですが、他のハーレム系ラノベとの最大の違いは、
 たった一人の男キャラのスペックが超高性能という点です。
 まず、容姿端麗。スポーツ万能で超人的身体能力を持ち、知識も豊富で頭も切れ、
 加えて性格も良くて気が利き面倒見がよく、クソ度胸と勇猛さを併せ持つというハイスペックぶり。
 『お前は昔の少女漫画の「憧れの彼」か!?』と言わんばかりのキャラクターです。

 欠点らしい欠点といえば人並み外れた美貌の持ち主に誘惑されても知らん顔、という朴念仁ぶり、
 という点ですが……
(ただ、劇中で彼の心情が描写される事が極端に少なく、かつ諸々の言動を見ていると
 「わざと気付かないようにしている」「色欲などの煩悩を完璧に制御できる」という説も)。

 ……まぁ、そんな彼が活躍しているかどうか、と言われたら「ヒロイン達の目下の奪取目標」なので、
 微妙なところではありますが。


のんのんさんからの意見

 私は女ですが、女の子がすごい話も、男の子がすごい話も、どちらも好きですよ。
 書く側の視点からですと、私は「すごい女の子と普通の男の子」というのは話が作りやすいです。

 主人公(男の子)を最初に弱く描くことで、比較的感情移入されやすい成長型の話にできること。
 弱いところが多ければ、困難なエピソードを積み重ねては乗り越えるという過程を描きやすいこと。
 最初が弱いほど、最後にとても強いはずの女の子を助けたり、
 彼女と対等になれたりしたときの、読者の満足感が大きいこと。


 そのあたりが、この組み合わせがよく見られる理由なのかな、と思います。


ディンゴさんからの意見

 こんばんは。ディンゴです。

 男主人公が何かに巻き込まれる場合は、こう言った力関係になりやすいですよね。
 個人的には、そう言った力関係になりがちな作品は、好きでも嫌いでもない、と言うのが本音です。
 ヒロインが主人公よりも強かろうが活躍しようが、総合的に内容が面白ければそれで良いです。
 確かに男が活躍してくれた方が気持ちいいですよね。僕は割と女性関係は尻に敷かれがちなんで、
 その逆を行く男像と言うのは読んでて清々しいです。

 が、逆にヒロインに引っ張られながらも成長していく男の姿、と言うのにも共感できますし、
 むしろそっちの方が過程を楽しめるので好きかも知れません。


風月堂さんからの意見

 ラノベに男の活躍を求めず、いわゆる萌え―女性キャラを求める軟派な読者です……

 女性キャラ至上主義の行き着く先として百合までも好きになった私は、
 ラノベには男性キャラの活躍を求めていません。
 私は男ですが正直「強い男」への憧れや郷愁はありませんし、
 ごく単純に、かわいかったり格好よかったりする女性キャラの方が楽しみ甲斐があります。

 正直フルメタル・パニックなどの昔のラノベには興味が持てません。
 所詮はラノベに萌えを求める軟派なもの で……

 とはいえ、男を見せてくれる男性キャラが嫌いというわけではありません。
 バトルモノでなくても、ヒロインの窮地のときに行動するとか、
 決断する男性キャラというのは見ていて格好良いと思うものです。


■追伸 アイゼンハワーさんへ
 本来ならスレ主にのみ答えるべきですが、気になることがあるのでここに述べます。

 >正確には「(すごい女の子が活躍する)明らかな二番煎じの作品」が嫌いなのかもしれません。

 とのことですが、個人的にはにはちょっと疑問を覚えます。
 フルメタル・パニックや銀河英雄伝や異世界戦記系全盛の時代には、
 強い男性キャラにあふれていたからこそ、昨今のブームに納得できないのではないでしょうか。
 そうであるなら、その時代の作品は二番煎じと言わず、昨今の(すごい女の子が活躍する)作品だけを
 「明らかな二番煎じ」というのは、ダブルスタンダードに思えてしまいます。


アイゼンハワーさんからの意見

 すみません風月堂さん。
 原因は自分の文章能力の低さです。

 言いたい事としては、「凄い女の子が活躍する作品はそこそこいける」
 という考えだけで書かれた作品が苦手なんです。


 身内話ですが、私の周りにもそういった作品を書いてる方がいます。
 その方もやっぱり女の子が活躍する作品が主なんですよ。
 それ自体を悪く言うつもりはありません。

 ただやっぱり活躍させるなら、「今までとは少し違う」というのを読みたいっていう自分の願望です。

 私的なことですみませんが以上です。


風月堂さんからの意見
 こちらこそ読み違えてしまったようで、失礼しました。
 昨今多く見かける、すごい女性キャラに振り回されるたり、
 見守ることしかできない男性キャラという作品は苦手で、男性キャラにもっと活躍して欲しい、
 そういうのが読みたいということのようですね。

 私自身は、女性キャラばかり目が行き、男性キャラと女性キャラの対比にはあまり注目しないがために、
 男性キャラが活躍できない状態・設定でもそれほど気にならないという軟派な読者なもので……

 確かに、創る方からすれば、凡人の男性キャラというのは、
 ヒロインを目立たせる手っ取り早い方法なのかもしれませんね。
 また、例え凡人であっても、何かの機会に自ら決断し行動する男性キャラというのは、
 見ていて清々しいものです。

 余計な発言をしてしまい、失礼しました。


みやびさんからの意見

 私は凄い『性格』の女の子が活躍する話がキライです。
 なんでかというと主人公の男の子が、
 対比技法としてどうしようもなく優柔不断な腰抜け設定であるケースがとても多い。

 
 腰抜け男が迷惑女に振り回されて酷い目にあって、
 でも可愛いから「まあいいか」などと言って納得する話にはついて行けません。
 私だったらどこかの段階で間違いなく切れます。見捨てます。

 男女の役割が入れ替わっても嫌ですね。
 主体性の無い、いじられ系ヒロインというのも情けなく思います。
 同じ迷惑人間でもBASTARD!のダークシュナイダーなんかは割りと好きです。
 彼は自分の力で解決させますから。
 
 散々人に迷惑をかけておいて「あんた何とかしなさい」などと、
 ほざく手合いはとても受け入れられませんね。


魏延さんからの意見
 男の方が強い、これが現実では当たり前だから、ではないでしょうか。
 尻に敷かれる・泣かれると何もできない・口喧嘩になると敵わない、
 という意味では女子の方が強いと言えますけど、
 一切容赦なしのガチンコバトルをするなら、
 例外はあっても体力や筋力に勝る男の方がふつうは強いわけです。

 そこで、弱冠十代のヒロインがそんじょそこらの連中より遥かに強い、という設定にギャップが生まれて、
 お〜なんかイイ、ということになるんじゃないかなと。


 加えて、本来なら大人や男に守られるべきヒロインが、
 逆に大人や男(主人公など)を守らなければならなくなる、これすなわち孤高さが出るわけです。
 一番身近で守ってもらってる主人公からすると、
 「彼女を理解できるのは自分しかいない」的な、
 ある意味おいしくて純情なシチュエーションと相成ります。
 主人公が強いと成り立ちにくい状況ですね。

 さらに、前線で闘うため死傷することもあります。
 傷ついてもなお、守るべきもの・やるべきことのために闘うヒロイン、
 お〜なんかイイ、となるのではないかと思います。

 確かに闘うヒロインや主人公より強いヒロインがブーム・・・というか氾濫気味ではありますが、
 男性キャラたちに守ってもらってちやほやされるヒロインと比べたら、
 どっちもどっちなんじゃないかなぁと。
 個人的には。


ひすいさんからの意見
 どうも、ひすいと申します。

 これってたぶん一種の「ギャップ萌え」ってやつだと思うんですよ。
 
 一見からだが細くて如何にもか弱い女の子みたいなキャラが、
 男顔負けの戦闘能力なり知力なり特殊能力なりを持っていたりする。
 このギャップがたまらないひとにはたまらないんじゃないでしょうか。

 ちなみに私は「女の子が強いから好き/嫌い」って判断はあんまりしませんね。
 別に女の子が強かろうが弱かろうが受け入れて読みますし、
 男がいくら弱くてもそんなに気にしませんね。
 
 まあ、ときどきちら〜っと「おいおい、男なんだからもっと気を強く持ったほうがいいんじゃないかい?」
 とか思うこともなきにしもあらず、ですけどw

 では。


光生さんからの意見
 こんばんは、男尊女卑はしないよう努めている光生です。

 「すごい女の子」自体はむしろ好きです。
 男が弱いのも問題ないです。活躍できるかどうかもどちらでもいいです。
 
 ただ、受け身な姿勢の人物が主人公の話は吐くほど嫌いです。
 「すごい女の子」の登場するラノベの主人公たちは揃って受け身な姿勢であることが多い気がします。
 そういった意味ではそれらの作品が嫌いであると言えるかもしれません。


焔嵐さんからの意見
 初めまして。焔嵐と申します。
 面白そうな話題なので乗ってみます。

 私は、嫌いではありません。女の子が凄いから好き、という事も、もちろんありません。
 ぶっちゃけた話、凄いキャラの性別なんてどっちでもいいんです。
 男性で描けば男性なりの、女性で描けば女性なりの魅力がありますし。

 ただ、活躍するのは女の子だけ、男性陣は常に受身、では面白みに欠けるとは思います。
 私としては全ての主要キャラに活躍して欲しいです。男性も含めて。
 
 ですから、男性キャラが活躍しないで空気になっている、なんてお話は好みませ
ん。
 
 そういうのを読むと、キャラに対して愛情がないなぁ、なんて思ったりします。
 好きなキャラだと、やっぱり活躍させたくなっちゃうんですよね。私の場合。

 最近、男性の方から積極的に女性にアプローチするという事は減ってきているそうですね。
 小説において、そういう『活躍できない男性キャラ』が増えたのも、
 そういう方が現実の読者に近くて感情移入しやすいと思われているのかもしれません。


 個人的には、どうせ小説なんか現実じゃないんですから、
 多少は非現実的なくらいに活躍してくれてもいいじゃないか、と思います。はい。


kkkさんからの意見
 そもそも男だろうが女だろうが、
 あまり現実離れしたスペックのキャラクターが活躍する小説は好きになれないですね。

 生活そのものは地味でオタクな帰宅部の高校生なんだけど、
 実は天才的な頭脳!プロアスリート顔負けの運動能力!超絶の美貌!の持ち主で、
 ひょんなことから世界を救う、なんて話よりも、

 そこそこのルックスの、近所の気のいいお兄ちゃんとお姉ちゃんがなんとなく付き合い始めたり、
 友達のトラブルのために一肌脱いだりするという、身の丈にあった話のほうが興味があるので。


サイラスさんからの意見
 僕個人としては、男子の方も、女子の方も成長や変化が見られれば、
 最初、女子主人公が凄く、男子主人公がショボくてもかまわないと思います。

 僕感じるラノベの魅力は、キャラの成長やいい意味での変化であり、
 今日での(私を含めた)大人や社会からは感じにくいから、
 読者がラノベにそれを求めると思います。

 
 そういうのを求めている読者にとって、女子が凄いラノベが嫌いというよりは、
 パートナーが共に成長していないのが嫌いであり、それが男子主人公が貧弱に、
 女子主人公が恐ろしくワガママに見えてしまうから嫌というのではないでしょうか?

 乱文ながらすみません。では。


世羅 悠一郎さんからの意見
 世羅 悠一郎と申します。

 解りますね、その気持ち。
 まぁ、私の場合はささやかな男の意地、みたいな所があるんですけど(苦笑)。

 基本的には雑食で、別に主人公が男性であれ女性であれ、
 ヒーローが女性でヒロインが男性であっても別に構わない主義ではあるのですが、
 ささやかな意地が「やはり男の方が」と思わせる事が多々あります。

 大事な事としては、どんなキャラクターであれ、芯が一本通ってる事かなと思います。
 それさえあれば、基本的には問題ないのです。

 分析めいた事を述べますと。

 そういう「凄い女の子」って、その凄い事が、女性だから許されてる面もあるんですよね。

 これはもう、今まで積み重ねられて来た歴史とか文化が関係していて、
 男女共にそうした思いや自覚を持っている人も少なからずいたりします。
 平等とは、必ずしも同じものを所有している事ではなく、
 秤にかけた結果としてイーブンである事を示す事の方が多いです。
 「許せちゃう人も男女問わずに結構いる」っていうのも、その秤にかけられています。

 他の方も書かれていますが、女性はどんどん突き進んでいくのに、
 男性は置いてけぼりーーみたいな作品は嫌いですね。
 同様に、一昔前の男性だけがどんどん突き進んで女性は添え物で置いてけぼりーー
 というのも違うんですよねぇ。
 それもあまり好みではなくて、昔はやきもきしたものですけれど。
 それに比べたら、現在の方が許容範囲に収まる作品は多いですかね。

 やっぱり、なんて言うんだろう?

 後ろ向きで消極的な上に成長もしない男性って、可愛げが無いんですよ。
 女性でも、後ろ向きで消極的で成長がなければうざったいですけれど。
 可愛げがあるか無いかのリミッターが、男性より若干緩めに思います。


 この辺は、ある種の特権かなぁと。
 男女では条件が違うんです、心身共に。

 あと、やっぱり物語って精神的な面が大きいんです。
 で、通例というか何というか。
 
 男性は肉体的に訴える傾向が強めで、女性は精神面に訴える傾向が強く思います。
 
 そこでさっきの言葉。
 精神面の強い女性が、男性と同じものを持ったら。
 精神的に訴えるものが大きい物語においては、有利になると思うんですよね。
 そういう、ある種の畏敬みたいなのも、個人的には抱いています。
 そうなったら、男はいいトコ無しなんですよねー。
 もちろん、肉体が弱く精神が強い男性や、肉体が強く精神が弱い女性が居ない訳ではないのですが。
 基本的な環境の条件が違うんですよね。
 「男らしさ」「女らしさ」って言葉が示すように、ね?

 現実として、今は条件が変化していっていますが、今
 暫くは基本的な環境や特権に大きな動きはないものと思います。

 以上、長文の上乱文になった気がしないでもないですが、こんな感じです。

 んー、やっぱり、幾ら言葉を並べても。
 
 根っこの部分では、「自分が男だから、男の意地として男性の活躍がメインの方がいいなぁ」
 というのが一番大きな原因のような気もしないです。


 それでは、失礼致します。


アキヒロさんからの意見
 こんばんは、そしてお久しぶりあるいは初めまして。アキヒロです。
 結論から言うと、すきでも嫌いでもないですねぇ。
 
 男が活躍すれば憧れを、女が活躍すれば萌えを感じる違いはありますが。


 しゃんさんには「とある魔術の禁書目録」をオススメです。もう読んでる可能性も大ですけど。
 もの凄い女の子でいっぱい、でも結局主人公(男)が説教しながら鉄拳制裁。
 サブキャラも活躍するのは男男男です。

 そんな自分は、凄い男の娘が活躍する小説を構想中。需要はきっと少ない。


ぽろろさんからの意見
 ちわっす、ぽろろです。

 好きか嫌いかと言われると、まあ嫌いですが。

 嫌いな理由としては、殆どの場合「男が物扱い」になっていることです。
 そんな男に惚れる要素が無いにも関わらず女の子が男に惚れているからです。


 殆どの作品は、男がただ巻き込まれただけの一般人か、
 もしくはその騒動において一般人以上の大きな価値があるかの二択です。
 そして価値があるほうの場合、男の人格は一切関係が無い、
 つまり「大切な物体」である場合が殆どです。
 
 つまり人として見られていない人間であるにも関わらず、女の子は男に惚れている。


 しかもその理由が「勇気がある」とか「いざと言う時に行動できてカッコいい」とか。
 お前らは勇気も無くていざと言う時に行動できないのかと言いたい、よく生き残ってこれたな、
 それともショボイ戦いしか経験してないのか?
 あまりにも陳腐すぎます。

 もう一つ言えば、主人公らしくない奴が主人公になってる点ですかね。

 
 物語の鍵なんて言葉がありますが、実際の鍵は主人公にはなれません、人じゃありませんし。
 明らかに物体として運用されてる奴を主人公として置いてる作品には虫唾が走ります、
 どの作品とは言いませんが。


 ただ、主人公が戦えばいいのかと言われると、一概にそうとも言えないんですが。
 例えば、主人公の正体が実は前世が勇者で、
 いきなりとある女戦士に一振りで山をも消し去る剣を渡される。
 そしてその剣で敵を倒していく主人公と女戦士。

 ……面白いですか?

 そこら辺の男にいきなり核爆弾渡して、男がボタン押して敵倒していくようなものですよ。
 「俺って強いぜ」なんて言ってたら格好悪すぎて見てられません。


 そんな感じで。


雷徒さんからの意見
 こんばんは、雷徒です。

 さて、私個人は女の子ばっかりが活躍する小説というのは苦手ですね。
 でも、凄い女の子と普通な男の子のペアー自体はわりと好きです。

 どういうことかといいますと、凄い女の子と普通な男の子がペアーになったからといって、
 必ず女の子だけが活躍するというものでもないですよね?

 幼いころから闘い続けてきた凄腕なヒロイン。
 対して、いたって普通で格闘技どころか喧嘩もろくにしたことのない主人公。
 しかし、いざ闘いになると主人公の出番は皆無でしょうか?
 ここで皆無なのであれば、私もそういった作品は進んで読もうとは思いません。
 しかし、今人気作となっている作品のほとんどは、ここで主人公になんらかの出番があります。
 知識や機転で敵の弱点を看破したり、ヒロインが有利になるよう導いたり。
 あるいは、戦闘しか考えていないヒロインの代わりに周囲の人々を助けたり。

 いわゆる、役割分担です。

 こういった作品は私としては大好きですね。
 凡人を凡人となめてはいけないのです。
 敵も、ヒロインも、我々読者、そして筆者も。

 さて、理由ですが。
 女の子ばかりが活躍する作品が苦手なのは、
 しゃんさんと同じく自分も男なので、カッコイイ男の子ってのを見たいからでしょう。
 というより、カッコ悪くて何もできない男の子を見たくない、と言ったほうが正しいかもしれません。

 ひとつ気をつけないといけないのは、これを男女逆にしても同じことが言えるだろうということです。
 凄い男の子。何もできない女の子。
 この組み合わせも私は苦手ですし、あまり好きな人もいないと思います。
 いえ、闘えないことをダメだと言うんではないですが。
 
 ただ、ヒロインとして登場するならちゃんとした役割が必要だということです。

 
 私は上記のとおり男性がカッコよく活躍するのが好きなものですから、
 無意識に作品を書いていると出番の比率が明らかに男性に寄ってしまいます。
 登場人物の割合自体は男女半々にも関わらず、です。
 登場する以上は役割を、出番を、男女両方に与えるように心がけたほうがいいかなぁと思うわけです。
 特に主人公とヒロインは、物語の要なわけですから。
 人による、のかもしれませんけど。

 激しく今更長々と申し訳ないです。

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