ピーチさんの質問
みなさんこんにちは。
ピーチなどと可愛いHNを使っていますが、四半世紀生きています。
もし私と同じように、ラノベを読んで数年の方がいらっしゃいましたら、質問です。
あなたが読んでいた頃の昔のラノベと今のラノベ。
比べて何か違いがありますか?
私は、今の作品は萌ヒロインを前面に押し出した作品が多い事と、
チャイナドレス(90年代後半?)にかわって、メイド服が主力なんだなー、と感じています。
よろしくお願いします
●答え●
こんにちは、あずまと言います。
私が最初に読んだラノベは今から十年くらい前になります。学校の図書室で発見しました。
ちょうどラノベや文庫漫画が図書室でちらほら見かけるようになった頃だった記憶しています。
そのとき初めて読んだラノベのタイトルは失念してしまって思い出せないんですけど、
今と違って、萌えがほとんどありませんでした。
内容は、特殊なマシンに乗り込んで、オンラインゲームをそのまま体感できると言ったものでした。
主人公は、多分、成人済み。ゲーム内容はダンジョンを降りていってラスボスを倒すと言った感じ。
主人公の職業はシーフでちょっとキザな感じに気取っていました。
しかし途中で、運営者側の裏切りで、ゲームの世界から出れなくなってしまいます。
死ぬと遺体が残り、ゲーム内で亡くなった人間がどうなるのか分からない状態に陥ってしまうのです。
最後には一緒に組んだ仲間と一緒にその運営者側が用意したラスボスを倒し、病院で目を覚まします。
でも、実はそれもゲーム世界で、最後まで一緒に生き残ったヒロインも倒れてしまいます。
主人公がだけが現実世界に戻ることが出来ましたが、現実と虚構に対する不信感が主人公の中で芽生え、いつも香水を持ち歩いて、自分が現実世界で生きていることを確認すると言ったような終わり方で、結構後味が悪かったのが印象的でした。
ライトノベル的なキャラの濃さはほとんどなく、ヒロインが精神的に耐えられず錯乱しながら死んだりするので、今のラノベの中にあったらかなり異色なような気がします。
こんにちは遊美心です。
これは私も中学の時に読みました。タイトルはクリスクロスです。
私にとって忘れられない一作ですね。
序盤や中盤はドキドキワクワクして読んで、ラスボスにきてからの最後の終わり方はちょっとトラウマです。
三日ぐらい眠るのが怖かった記憶があります。
この作品だと、序盤で女キャラの武装がはがれて胸が露出するシーンとかは狙っていると思います。
けど、確かに萌えといった感じは少ないですね。
話全体としては、ある種ホラーのジャンルなのかもしれません。
こんばんは、いつごろからラノベなんてジャンルが出始めたのか、よく覚えていないHiroです。
内容云々よりも、商業としての『小説の在り方』が変わったなと、つくづく思います。
特にマンガやアニメ、フィギアなど、はじめからマルチメディアを意識したような作品が増えたところとか。
他の媒体に興味がない人間からすると、本末転倒のような気がしてなりません。
まぁ、でもそのおかげで大量の商品……もとい、作品が産み出され、楽しませて貰っているので、そのあり方を一概には否定できないんですが(汗
実際、店頭でフィギアなんか見ると「もっかいあの作品を読み返したい!」とか思うこともありますし。
結局のところ、作品と一緒に読者の在り方も変わったのですから、良くも悪くも変化は受け止めるしかないですねぇ。
内容としては、無茶振りして強引につじつまを合わせるような作品が増えた感じかな。
それが楽しめるものもありますが、やりすぎてしらけるような作品もありますけど。
いつのまにラノベなんて隙的なカタカナが使われるようになったんでしょうね。
昔は単に文庫本だったような気がします。
ライトノベルが、読むだけのものではなくて、見せる、ものへと変ってきたということなのでしょうね。
ちょっと複雑な気持ちです。
> 結局のところ、作品と一緒に読者の在り方も変わったのですから、良くも悪くも変化は受け止めるしかないですねぇ。
おっしゃるとりですね。
読み手側も昔と変った。
だから、ライトノベルも変っていった。
どっちが先に変ったかは、ニワトリが先か、卵が先か、と同じで結論がでることはありませんが、
変化していかなければ、昔から今に変る間に、廃れていってしまったと思うのです。
無茶振りは、やりすぎると私のような昔の人間が離れていってしまうので、ほどほどでお願いしたいところです・汗
ご意見ありがとうございました!
昔はアニメ・漫画とラノベ原作では展開が違う事の方が多かった気がしますが、今は原作準拠が基本になってますね。
もっともあかほりさとるさんの作品なんかは、アニメとラノベの企画が同時に立ち上がったりしていて、『ラノベが原作』とも言い切れない感じでしたけれど。
(そのせいか、あかほり作品はアニメ放送終了後は執筆が滞りがちで、ラノベの形できちんと完結してるものが異様に少なかったりします)
一応フォローしておくと、システマティックにメディアミックスが行われている現在と違い、当時はあかほりさん本人がスポンサー探しをしたりしていて、言わば手作り感覚のメディアミックスが行われていた時代でした。
書くだけでなくプロデュースも自ら行っている状態ですね。
作者が執筆に専念していてもある程度売れれば、アニメ化企画が進んで行く現代とは状況が違います。
面白いラノベを書けるのがもちろん大前提とは言え、
『自分の作品はどう見せれば注目してもらえるのか』
『技術の劣る自分が先人や同輩との競争に勝ち残るにはどうすれば良いか』
を考えて、自力でメディアミックス戦略を行ったあかほりさんのたくましさは見習っていきたいですね。
本題。
既に指摘されてる方もいらっしゃいますけど、他媒体とのコラボ(アニメ・フィギュア・ゲームなど)が桁違いに増えてますよね。萌ヒロイン(最近は♂相手に萌えるというのも増えてきた気がする)を押し出すのはその影響がかなり大きいんでしょうね。
ライトノベルというジャンルがここまで勢力を広げるというのも、黎明期の頃は予想できなかったんじゃないでしょうか。
10年後ぐらいにはどうなってるかな?
気がついたらムサい男ばっかりだったりして・・・((((;゚Д゚))))
ライトノベルは表紙が大きく変化したと思います。
昔はストーリーに深く関わる人物が大きく描かれ、今は人気がとれそうな外見をもつ人物(主にヒロイン)が描かれていると思います。
中身については、ライトノベルの幅が広すぎるので差し控えますが……いつの時代も、創作物は人々の寄り所になる事は変わらないと思いました。
ご丁寧にありがとうございます^^
おっしゃるように、美形のヒロインを前面に押し出した表紙をみかけるようになりましたね。
あれって、男性主人公はいないんでしょうか……!?(汗)
表紙に華をもってきて、読んでもらえるように商売前略なのでしょう。
ギルさんの意見に同意です。ありがとうございました!
以下は、ライトノベル読者である男性が求めるヒロインの傾向です。
恋愛相談、恋愛意識調査的にまとめています。
【1】未知のジャンルを教えてもらって、世界が広がった。
……保守的な女性とのお付き合いは難しいですね。
他者に興味があり、新しいことに果敢に挑戦することを恐れない素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【2】行き先や内容が新鮮なデートを楽しめる。
……自分の思い通りにならないと怒り出すような女性とのお付き合いは難しいですね。
予想外の出来事が合っても結果オーライ、ポジティブシンキングの素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【3】ひたすら自分に一途なので、浮気の心配がない。
……ウザイとかキモイとか平気で口に出す女性とのお付き合いは難しいですね。
包容力のある素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【4】一緒に趣味に没頭できる。
……趣味が合わない女性とのお付き合いは難しいですね。
趣味の合う素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【5】知識が豊富なので、会話が楽しい。
……他人の話を平気でさえぎるような女性とのお付き合いは難しいですね。
興味の薄い話題や同じ話題を繰り返しても、嫌ななそぶりを見せずにじっくり話を聞いてくださる素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【6】自分の価値観を尊重してくれる。
……こちらからケチをつけたくなる価値観をお持ちの女性とのお付き合いは難しいですね。
あまりおかしな価値観をお持ちでない素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【7】情報通なので、頼りになる。
……褒めて欲しいのに「この場合こういう説もある」などといって痛い所を食って掛かる女性とのお付き合いは難しいですね。結果でなく努力を認めてくれるような素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
【8】専門分野について任せられる。
……ひたすらバランス感覚を要求してくる女性とのお付き合いは難しいですね。
専門性と一般常識のトレードオフが厳しくない素敵な女性からのアプローチ、お待ちしています。
ジャンルを問わず貪欲な知識欲、新鮮な体験が苦にならず、包容力があり、何かと頼ってくれる女性とはうまくいくということでしょうか。難しいな。
はじめまして、ALと申します。
4半世紀前と言えばちょうど私がラノベを読み始めた頃ですね。
あの頃はラノベと言う言葉自体一般的ではなく、ファンタジー小説のような括りだった気がします。
年代とその時代の代表作を主観的かつ個人的な括りで言うと、
1985年あたり
・ロードス、風の大陸
スケールの大きなファンタジーが多め、TRPG原作も多かった。
1990年あたり
・フォーチュンクエスト、スレイヤーズ
コメディタッチのファンタジー多め、急激に裾野が広まった感があった。
1995年あたり
・カイルロッド、オーフェン、12国記
少しダークな世界観になって俺得。
2000年あたり
・ブギーポップ、イリヤの空、キノの旅、フルメタ
セカイ系ブーム。ブギーポップ、最初の方は好きだったなぁ。
2005年あたり
・ハルヒ、ゼロの使い魔、空の境界:
いわゆる萌え系が急成長しつつ多様化……したと思う。
2010年あたり
・あれ? 良く知らない・・・・
振り返ってみると昔と比べるとファンタジー系が減って、学園系、異能力系など現代を舞台にした作品が増えてる気がします。
また、ここ数年でダークなのも減って、マルドックスクランブルみたいなのはラノベでなく一般に入りかけてたり……まぁ、確かにライトじゃないのかも。
では、乱文まとまらずのままですが失礼します。
こんばんは、では早速。
古本屋などで昔のラノベを一気買いしたりすると思うのですが、
昔、九〇年ごろまでのものは、結構どきつい設定も多かったように思えます。
ヒロインが普通にレイプされたりとか。バッドエンドの作品も多かったですし。
あと、レーベルごとの特色もはっきりとしてきましたかね。
上のとも関連しますが、ようは住み分けが出来てきたんだと思います。
陰鬱な作品はこっちのレーベルに、みたいな。
昔はライトノベルというものの存在自体が、あいまいなものだったから、色々と混じっていたのだと思います。
ではでは。
ページ数が増えた。
一冊あたりの厚みが違う。