ライトノベル作法研究所
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  4. 戦う理由と組織 公開日:2012/10/08

現代FTで中高生が戦う理由、彼らが所属する組織をどう作る?

柘榴さんの質問 2012年09月05日

 こんにちは。いつもお世話になっております。
 柘榴です。
 以前皆様のアドバイスで何とか和風ファンタジー仕上げること出来ました。ありがとうございます。妹に面白くないと言われましたが。

 さて本題です。
 今回、現代ファンタジーを書こうと思っているのですが、主人公が戦う動機や、組織、設定がなかなか浮かびません。

 皆様はどうやって戦闘理由とか組織を考えていますか?
 wikiで色々参考になりそうな組織を見たりしているのですが、難しいというか、何でそんな組織を立ち上げたのか、いまいちよく理解できません。
 CIAとか色々見たんですけど。
 バトルものって難しいですね。

 何かの組織に所属する高校生くらいの男女が戦う話を書こうと思ったのですが、そもそも高校生くらいの男女って実戦で戦えるのか?とかいろいろ疑問が出てきて、訳がわかんなくなっています。
 少年漫画やラノベで高校生が能力バトルする話とかよくありますけど、そもそも高校生が命がけのバトル出来んの?とか、思ってしまい、プロットがなかなか進みません。

 何か、戦闘組織を考える上で参考になるものや、設定のコツとかありましたら教えて下さるとありがたいです。

●答え●

スズナさんの意見2012/09/15

 はじめまして。スズナと申します。
 参考になるかどうかは分からないんですけど、集英社からすでに出版されている小説に「反逆者(トリズナー)」 というものがあります。これは主人公が持つ予知能力が戦う動機となっていて、さらに戦うための力としてある薬を使っています(ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ヤバい系ではありません)。

 閑話休題。
 私も現代ファンタジーを一つ抱えているのですが、ファンタジーのジャンルでなおかつ高校生くらいの年の男女が戦うとなれば、超常的な能力を持っていることが前提になると思います。
 ちなみに私の場合、ある存在と契約を交わすことで異能を手にした人々が事件解決に奔走するというのが話の主軸です。組織は警察の庇護下ですが、独自の情報網があってあまり警察の指図は受けていません。

 そして「高校生が命がけで戦えるのか?」という質問なんですが……。

 本人たちの覚悟の問題でもあると思うんです。

 バトルというからには誰かが少なからず怪我をしますし、最悪の場合死にます。それが自分かもしれないし敵かもしれないし、はたまた一緒に戦っていた仲間かもしれません。そういうリスクを冒してまで戦いに身を投じるということは、相当な覚悟や信念があると思うんです。

 重い話になってしまいましたが、柘榴さんの参考になれば幸いです。

柘榴さんの返信(質問者)2012/09/15

 はじめまして。スズナさん。解答ありがとうございます。

 「反逆者(トリズナー)」、ちょっと参考に読んでみます。
 高校生が戦う話って、自分の中では出回りすぎて陳腐化しすぎた印象があります。
 でも、まだ能力バトル系の小説も存在するのですね。

> 組織は警察の庇護下ですが、独自の情報網があってあまり警察の指図は受けていません。

 警察から独立した組織と捉えてよろしいのでしょうか?
 組織って難しいですね。他の組織と連携してる組織ありますよね。
 ややこしくてついていけないです。

> 本人たちの覚悟の問題でもあると思うんです。

 かなり覚悟を決めて闘わないと駄目ですよね。
 てなると、主人公の動機も重い動機になりなすね。
 バトル=命のやり取りですからね。
 むしろ、覚悟とか垣間見えないバトルファンタジーは萎えます。

 ありがとうございました。参考にします。

夜霧さんの意見2012/09/15

>皆様はどうやって戦闘理由とか組織を考えていますか?
>高校生くらいの男女って実戦で戦えるのか?

 単純に『必要性』だと思います。

 未成年を使って戦闘行為をさせる組織の必要性。
 生死のやり取りをする必要性。
 それらがキッチリと設定できないと書けない気がしますよ。

>>戦闘組織を考える上で参考になるもの

 軍と警察。

柘榴さんの返信(質問者)2012/09/15

 はじめまして。夜霧さん。解答ありがとうございます。

> 未成年を使って戦闘行為をさせる組織の必要性。
> 生死のやり取りをする必要性。

 その設定がなかなか浮かばなくて困っております。
 ましてや現代となるとなかなか難しいですね。
 戦闘部隊の構成員ってたいてい大人ですしね。

> 軍と警察

 やはりこの二つの組織を綿密に調べるしかないですよね。
 詳しく調べてみます。
 解答ありがとうございました。

夜霧さんの意見2012/09/15

>>戦闘部隊の構成員ってたいてい大人ですしね。

 それじゃあ、未成年に戦わせる必要性を与えようって話ですよ。

 未成年にしか発現しない異能があるとか、特殊な兵器を運用するのに未成年である必要があるとか。
 もしくは戦闘員になるべく特殊な訓練や教育を受けて育てられたとか。
 アニメでもラノベでも使われる、よく有る設定です。

 そしてその有用性や秘匿性・危険性の高い力を有しているのが精神が未熟な未成年だから、強い権力を有する大人たちが組織を作り保護・管理・運営をする。
 そしてその組織は、未成年達になぜ戦闘行為を行わせるのか、保護するだけではいけないのか。
 敵対する勢力があるのか、それなら何故互いに争うのか。

 そこらの設定は作者の自由であり義務かなと思いますね。

うなさんの意見2012/09/15

 組織がこの世に存在する理由は、すばり「効率化」にある様に私は思います。誰しもが超人ではないので、皆で協力し合った方が問題の解決は早いですからね。

 そうやって社会が発展した中で、時に天災やら暴君などの困った問題が発生します。
 とかくこの世は弱肉強食が基本なので、弱者と異端者などは的にされやすい。
 でもまた一方で、これらを救う為弱者同士が集まり、やがて知恵を振り絞りそれまでの脅威を排除する…

 恐らく、正義の味方もそうして現れたんじゃないかなぁ、と私は思います。(勿論、その代表者が元々優れた才能を持っていたという場合も考えられますが)

 優れた技術は伝承・発展させなればすぐに廃れてしまいます。ですから会社や軍隊には、それを管理する責任者ならびに指導者が必要となる。複数の人物に一定の技術を学ばせるなら、自分で考えるより上手い人に習った方が遙かに効率がいいですしね。

 でも、そういった指導者や監督がもし途中で失われると、それまでの成果が台無しとなる。だから、出来るだけ組織内を分散化させ一度に受ける被害を小さくする…

 簡潔に纏めさせていただきましたが、これが組織を作る際のコツです。

飛車丸さんの意見2012/09/15

 そもそも高校生がどうたらこうたらという「一般常識」は、まず一番最初に、「フィクションだから」で投げ捨てる。その上で、「フィクションだから」に頼らないように作る。

 かなり省いてますが、基本的にはこんな感じです。

財宝さんの意見2012/09/15

 まずその組織との敵対者たる存在は、どのような害を及ぼすのでしょうか? ……まぁ戦闘を行うということは、どこかしらで人命や利益に関わるのでしょう。
 では、その被害に遭う人間の規模はどうしょう? 特定の数人なのか、そこらの一般市民なのか、はたまた国家もしくは世界全体なのか。この規模が大きい程、人々が団結するのは当然ですね。
 とりあえず、組織設立の根拠なんてこんなものじゃないですか?

 後は敵味方双方、何のためにどうするのかということ(目的と手段)を明確にするべきです。これらをさらに細かく分析していくと必要な人員や社会的役割も見えてきて、組織っぽくなると思いますよ。

> そもそも高校生くらいの男女って実戦で戦えるのか?
> 命がけのバトル出来んの?

 少年兵なんかも実在しますし、肉体レベルではさほど問題ないかと。あとは状況やその人の価値観によるんじゃないですかね。まず戦えない人間は組織の戦闘員なんかにはならないと思いますよ。徴兵制とかがあったら別ですが。
 その組織というものが公的な機関だとしたら、なおさらきちんと教育を施すと思うので、戦えなければむしろお笑い草です。

 主人公の動機に関しては、ストーリーそのものであるとも言えますので、私からは何とも。

 最後に、参考になるかはまたわかりませんが、『灼眼のシャナ』 という作品をお薦めしてみます。描かれる組織もその仕組みも本当に多彩です。きっと良い刺激になります。

 それでは、駄文失礼しました。
 僅かでも柘榴さんの思考の助けになれたなら幸いです。

雷さんの意見2012/09/15

 こんにちは、雷です。

 いま僕が書き進めている小説も現代ファンタジーです。
 いわゆる妖怪退治モノで、主人公は女子高校生です。

 高校生が「戦えるか」「命をかけられるか」と悩むのではなく、「戦える」「命をかけられる」主人公をどう描くか、と考え方をシフトしてはどうでしょう。
 ただの高校生に戦わせたり、命をかけさせたりなんて、できるわけがありません。
 でも「主人公」にはそれができる。なぜできるのか。その理由を考えてあげれば良いのです。

 どうせフィクションなんです。
 リアリティを追求するのはいいですが、リアリズムに縛られては自由に想像を膨らませることはできません。

> 未成年を使って戦闘行為をさせる組織の必要性。
> 生死のやり取りをする必要性。

 僕が書いている小説では、「人出不足」がいちばんの要因です。
 妖怪を退治する能力を持っている人間の絶対数が少ないから、戦力になると見れば未成年も巻き込む。

 ただし、大人たちにも、未成年を戦いに巻き込むことの是非について悩み、葛藤してもらっています。

> wikiで色々参考になりそうな組織を見たりしているのですが、難しいというか、何でそんな組織を立ち上げたのか、いまいちよく理解できません。
> 組織って難しいですね。他の組織と連携してる組織ありますよね。
> ややこしくてついていけないです。

 学校を思い出してください。

 生徒を代表する最高の意思決定機関は生徒総会です。
 生徒総会の意思を学校生活や行事に反映させるのが、生徒会執行部です。
 そして執行部だけでは手が回らない部分を補佐するのが、図書委員や放送委員などの専門委員会です。
 さらに各委員会の中にも、委員長、副委員長、書記といった役職があり、委員それぞれに役割が分担されています。

 これを国に置き換えれば、国会(生徒総会)、内閣(生徒会執行部)、警察庁(専門委員会)、警察官(委員)です。

 ひとりじゃ手が回らないから、組織で仕事に取り組む。
 仕事の内容が複雑で多岐にわたるなら、仕事を分担する。
 担当者がばらばらに仕事を進めたら具合が悪いから、互いに連絡を取り合い、協力し合い、全体の仕事の進み具合を長が監督する。
 そして仕事をやり遂げる。
 これが組織の基本です。

若木士さんの意見2012/09/15

 何でそんな組織を立ち上げたかというと、それはシンプルに必要性があったからでしょう。

 ○○したいけどそういったことをする組織がないor既存の組織ではダメだ、みたいに・
 また、常設されている組織の他にも、特定の目的を達成するために一時的に立ち上げられる組織もあります。○○対策チーム、みたいな感じで。
 どちらにせよ、必要だからということは同じです。あとはまあ、同じ目的を持った人達が集まって自然に出来あがるというものもありますが。

久遠未季さんの意見2012/09/15

 初めまして、久遠未季と申します。
 実はこの掲示板に書き込むことも初めて(だったと思う)となりますので、非礼があれば、その際はなにとぞご容赦を……。
 さて、相談の趣旨がふたつあるようですが、私は後者の組織の設定について、ちょっと別の角度から書かせていただきたいと思います。

 まず、組織をゼロから作ろうとすると、労が多い割りに、穴だらけになりやすいですから、気をつけた方がよいですよ。
 既存の警察や軍隊を参考に……ということは、他の方もおっしゃっている通りです。

 ただ、実は一番手っ取り早くできて、完成度が高いのは、警察や軍隊に限らず、既存の生活範疇にある組織(生徒会、部活、あるいは家族だとか)に特殊な役割を付加させてやるという方式です。

 例えば、アニメ化もされたファンタジア文庫の『ハイスクールD×D』 では、主人公の兵藤一誠らは『オカルト部』です。

 内実はともかくとして、一応は部活の形式をとっているわけで、そうすると、それと並列関係にある他の部活動という組織も想定できるようになりますし、それを統括する生徒会のような組織も形作ることが出来るのです。
 このように、既存の組織を用いると、要となる部分はともかくとして、その周辺組織の構図は作者が独自に設定しなくても良くなる分、書く側としては楽ですし、読者にも納得してもらえることでしょう。

 加えて、読者にとって馴染みある組織が母体だと、共感しやすいという利点もありますね。

 これが、下手に独自の組織構造を作ろうとすると、本質と関係ないところでボロが出やすくなり、読んでいる方は興ざめしてしまう(本筋とは関係のないところなのに!)という状況になりやすいです。
 そもそも、全く未知な組織だと、どれほど筆を費やしても、読者にイメージしてもらえないかもしれません。
 SFのようなジャンルであれば、あるいはそういった特殊な組織構造が出てくることもありますけれど、それはその組織構造を解明すること自体が主題となっているような場合が多いですから、難度は高いです。

 結局、組織そのものに焦点を置いた物語でもなければ、そうして、既存の組織(出来れば作者や読者にとって馴染みある組織)にチョイ足しした設定というのが、多分、無難でしょう……というのが、私の意見になりますね。

おこめさんの意見2012/09/16

> wikiで色々参考になりそうな組織を見たりしているのですが、難しいというか、何でそんな組織を立ち上げたのか、いまいちよく理解できません。
> CIAとか色々見たんですけど。

 ちゃんと見ましたか?CIAなんかは分かりやすく活動内容や設立の経緯が書かれていますが。まあ活動については憶測も多分に入っていますが、それでも基本的な部分については参考になると思います。
 要は国益のために動く組織ということでしょう? どんな種の国益を守るためなのかは明らかではないですけどね。

> 何かの組織に所属する高校生くらいの男女が戦う話を書こうと思ったのですが、そもそも高校生くらいの男女って実戦で戦えるのか?とかいろいろ疑問が出てきて、訳がわかんなくなっています。
> 少年漫画やラノベで高校生が能力バトルする話とかよくありますけど、そもそも高校生が命がけのバトル出来んの?とか、思ってしまい、プロットがなかなか進みません。

 柘榴さんはどうにも思考が途中でストップしてしまっているように思えますが、それを突き詰めて考えるのが書き手の仕事だと思います。
 なぜ、どうしてと自問し続けることが重要です。少し大げさに言えば、実際にある組織とは全然違うものができたって良いのですよ。それは柘榴さんの自由で、柘榴さんの物語によりけりです。
 組織の構成員の大半が高校生だって、別に物語の中で必要性があれば問題ないわけです。

> 何かの組織に所属する高校生くらいの男女が戦う話を書こうと思ったのですが、そもそも高校生くらいの男女って実戦で戦えるのか?

 これだって、そもそもどんなものが物語を動かす中心になっているのかで大幅に変わります。

 例えば、プルトニウムのような重要エネルギー源かつ軍事目的と直結するような危険な物を守るために組織されたのであれば、組織の目的は決まります。
 そんな組織ができるぐらいですから、その物質は希少価値の高いものですし、危険な物であれば国単位で管理するでしょうから、国の組織です。
 その物質の存在が広く知られているのなら公的機関。知られていないなら特務機関です。
 そのどちらだとしても、主要国ごとに似たような組織があるでしょうから、敵は外国の工作員か、違う目的で動く同じ国の別組織辺りでしょう。

 というように、なぜ、どうして、と考えていくのですよ。
 柘榴さんの物語が始まる根本的な原因は何でしょう? 物でしょうか、人でしょうか。あるいは何かの事象でしょうか。
 目的が違えばできる組織も違います。まずはその根本を決めることから始めるべきではないでしょうか。

 必然性のリンクを繋げていくことも、物語内のリアリティを上げるためにはとても重要です(ノンフィクションとかのリアリティとは違いますよ。説得力という意味でのリアリティです)。

 高校生くらいの男女が戦えるかどうか、ではなく、戦う必要があると考えればどうでしょうか。
 例えばエヴァンゲリオンなんかでは分かりやすく、上手くシンクロさせるためには特別な子供でなければいけないという理由(必要性)があります。
 他作品でもよくよく見てみれば、そういう理由付けがされているものが多いはずです(最近はその傾向が薄れてきていますが)。

 先ほどの例であれば、そうですね、少し大胆な設定であれば、そもそも大人が極端に少ない世界(この物質が原因ということにすればリンクがもっと繋がります)で、子供たちが戦う必要があるということにもできるでしょう。奪い合うための戦争で激減したのか、物質が大人たちの身体を蝕んだのかでも、物語の方向性は若干変わってきますね。
 更に進んだ設定だと、ガンパレードマーチという作品では大人たちだけでは足りずに、学徒出陣までして、それでも足りずにクローン人間たちで戦力を補っている、というものもあります(うろ覚えですが)。

 そもそも現実とは違う物語を書こうとしているのですから、この部分にだけ現実を当てはめて考えるというのはあまり良くないでしょう。物理的に不可能な部分は外すべきですけどね。

砂虫さんの意見2012/09/17

> 戦う動機や、組織、設定

(1)戦争
 国家間の紛争(領土、経済、思想)
 組織は軍隊(ゲリラは含まない)

 考え方により幾つかに分類できそうです。

   1 戦争は愚かな行為、話せば分かる。
   2 戦争は政治(外交)の延長(一部))
   3 国際紛争解決の最終手段

(2) 正義対正義(それぞれが信じる正義)
 東西冷戦下のスパイ戦
 テロ対カウンターテロ

(3) 警察あるいは類した組織対犯罪組織
 「現代ファンタジー」かつ「何かの組織に所属する高校生くらいの男女が戦う」、という事でまず思いついたのは、2つの異世界の代理戦争を高校生たちが行うお話しです。
(CIAやNSA、あるいはMI6、全然違いますがSASやミスリル、アマルガムは、この設定になじまないと思います)

 異世界の住人たちは感性の鈍い大人とは交信できないが、あまり未熟すぎると戦闘能力が低いので対象は高校生となります。
 対立は光対闇、地球を侵略しようする種族対守護者、使い古されているとお思いなら、力はあるがまだ子供の精神をもつ絶対者グループの遊びとか……

ヘンジンさんの意見2012/09/17

 柘榴さんこんにちは。

>高校生が命がけのバトル出来んの?

 という質問でちょっと思ったのが、今、この現実世界でリアルに高校生以下、小学生ぐらいの子が、銃をもって戦っていたりします。
 自分の生きる生活を守る為に。(自分、日本に生まれてよかったです。)

 大きな目的のためだけでなく、大人たちの勝手な思惑に振り回されて命がけで戦う子もいます。
 日本人にも、戦場カメラマンになりたくて高校生ぐらいで海外に飛び出しちゃう子もいます。
 大人たちの経済的なくだらなくも思える戦争に巻き込まれるのは子供たちです。
 誰もが納得するような闘いの理由なんて無いと思います。

 第三者から見たら「そんな理由?」かもしれませんが、当事者にとって見たら、人生をかけた命がけの闘いですから全力です。
 その全力が、一般人と権力者(持つもの)で影響力が違うだけの事なんです。
 拳かミサイルか。

 あまり難しく考えない方が、いい案が浮かぶかもしれません。
 闘いの理由が「○○ちゃんと添い寝権」の奪い合いだったとしてもおかしくはないとおもうのです。
 多分。

まいまいさんの意見2014/11/10

 初めまして。
 ボーカロイド曲から派生した『東京電脳探偵団』 という本があります。
 
 この本は、地震と津波で荒廃した街の一角で孤児である主人公たちが探偵という名目で行っているなんでも屋に飛び込んできた一つの依頼によって様々な事件に巻き込まれていくというお話です。
 上記のような設定や、(ネタばれになるので言えませんが)主人公のある秘密など、特殊だけど現実味のある設定が盛りだくさんです。この本をぜひ参考にして見て下さい。

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