ノノさんの質問 2013年02月08日
皆様初めまして。
困っていることがあるので、投稿させていただきます。
とある出版社に投稿したところ、編集の方からお電話があり共同出版(自己負担約100万円)を持ち掛けられました。あまりに莫大な額だったので、その場でお断りしたのですが、ひと月ほどだってからまた別の方からお電話ありました。
話をいくと、その会社に作家登録(自己負担約60万円)しないかという提案で。
既定の分量であれば好きな作品を書いてよく、それとは別に定期的な執筆依頼もあるそうです。良いことばかりを言われるので魅力を感じる反面、不安も覚えます。
この会社、大丈夫なのでしょうか?
●答え●
初めまして、トータスと申します。
さてはて、その会社がどんな会社なのか、そればかりは何とも・・・
危機感を覚えたのであれば、それは正しい事だと思います。
上手い話ばかりで不安を煽り、その下位の安心できる話しで丸め込もうと考えているのではと、思いもします。
取敢えずは、そのお話しは一旦留めて頂いて、その会社について、調べられるだけ調べてみましょう。
会社の公式ホームページは、当てに出来ません。幾らでも作れてしまう。
電話番号《携帯は不可》、電話番号検索で住所の割り出し。
その近辺をグーグルアースなりで調べて見るか、実際に行って見て確かめるべきかと・・・
会社の登記《()して番号が振られている会社か》、()の番号によって、その会社が何年前から存在しているのかが判ったりします。
確実では有りませんが、参考までに・・・登記だけの会社もあり得る。
消費者センターにて、その会社が何らかのリストに載っていないかを、確認されると良いかと・・・
それで全て解決はしませんが、冷静に考えられる方に相談すべきでしょう。
出来れば、出版関係の方と、そう言った出版関係に全く興味が無い方。
双方に相談されるべきかと・・・
それでもって、受けてみるのであれば、相応の覚悟を!
そうなる事も、覚え、悟ってから!
損しても良いと考えるのか、勉強だと割り切るのか・・・
私は色々と勉強だと割り切り、危険に跳び込んでみたりはしますが、自分で決めた境界線だけは、越えない事にしています。
何処までなら、自分を許せるのか。
何処までなら、自分は許せないのかを、明確に!
私の場合でしたなら、その会社には行きません。
そこまでしようとは思えないので。
銭金では無く。
自分がそこまで出来るのかを、問うてみた結果。
しない事に決めます。
それで、ドンドン下げる様なら、更に怪しい・・・
まぁ、それに乗ったりもしましたが・・・
文字通り、荒野でヒッチハイク・・・
良く生きていたなと・・・
何事もなかった訳ですが・・・
危機感を大事に出来ないと、碌な事には成りませんよ。
実体験なので・・・
まぁ、消費者センターに相談したり、現地に調べに行っても良いかを、共同出版を持ちかけてきた出版社にお尋ねになるのも・・・一つの手段です。
それで相手が慌てたり、声を荒げた場合は要注意です。
直接会わない事も大事かと・・・
思い浮かぶ事柄を挙げさせて頂きましたが、参考になればと思います。
では、また何処かで・・・
ナマケモノというものです。
ご相談の内容を拝見させていただきました。
ナマケモノの個人的な意見ですが、作家登録はされない方が良いかと思われます。私自身、出版業界のことはよくわかりませんが、登録するだけで60万円って高すぎるというか……
どう考えてもノノ様の実力を見込んで電話を掛けてきているというより、お金儲け目当てで勧誘の電話をかけているとしか思えないのです。
出版社には60万収入が入って損をすることはないけれど、ノノ様は苦労して書いた作品が売れ元が取れる保証もないし、定期的な執筆依頼も本当にあるのか確証はない。
何より、良いことばかり言ってくるっていうのが一番引っかかります。もし本当にノノ様の作品をきちんと世に出したいのであれば、リスクがあることもそれなりに説明してくれると思いますし。
私だったらその会社、大丈夫だとは思えないです。
多分普通に詐欺だと思います。
同じような契約形態で協力・共同出版を謳い、ちゃんと費用負担している出版社もある。そういう会社では、それなりに本が売れて負担分を回収できる見込みがある著作にしか協力・共同出版を勧めない。
引用・協力出版は詐欺商法か?
新人に軽々しく話を持ち掛けれるのは出版社にリスクがないからだと思います。
100万→60万になったのも、その分水増しがあったからではないかと、個人的には思います。作家の夢を利用した詐欺の手口ではないでしょうか。まっとうな御誘いは自分が売れてからやってくると割り切って、お断りするのが無難ではないかと思います。加えて言うと、その出版社には見切りをつけて、別のまっとうな出版社に投稿するのがベストかな、と。
素人意見ですので、参考程度に。
後は、本当に行動する前には専門家の意見を聞いておいたほうがいいかと思います。
こんにちは。
咲子と言います。
わたしも同じような経験があります。たぶん同じ出版社だと思います。
その出版社名で検索を掛けるとかなり色々と出てくると思うので、調べてみるのも手だと思います。
とりあえず参考までにわたしの事をお話しますね。
わたしの場合は、最初、賞は外れましたが、あなたの作品はとても売れるものだと考え~みたいな事を言われてかなり嬉しかったです。
嬉しくて、もしかしたらデビューさせてくれるのかな?と思ったのですが、とりあえず資料を送りますね。と言われて来た資料を見てびっくりしました。
資料は、実際自己出版された方の本、それから値段の見積もり、サンプルのゲラでした。
電話をしていても、作品の内容に関わるような事は一切無く、本名で呼ばれ、資料の中でも、値段の見積もりでタイトルが書かれていただけでした。
その資料の中に感想位入れてくれてるのかな?と思ったのですが、ゲラもサンプルで、感想を書く事すら金を払わないとやってくれないの?とかなり頭に来ました。応募しただけで簡単な感想をくれる出版社だってあるのに。
電話の時に学生のような若い方のほうが売れるみたいな事を言われたのも、若い子のほうが騙せるからじゃないの?とかなり頭に来て連絡しようと思いましたが、わたしは意思が弱く言いくるめられそうだったので、総無視しました。
かなりしつこいので気をつけてください。
本当にプロ志望ならばやらないほうが無難だと思います。
自己出版はただの趣味にすぎないです。
思い出しただけで苛ついてかなり文章がおかしくなってる気がしますが、申し訳ありません。
やるかやらないかはノノさんしだいですが、わたしはやらないことをおすすめします。
大丈夫かどうか、と聞かれれば大丈夫です。少なくとも詐欺ではありません。
読者を相手に商売をする出版社と、作者を相手に商売をする出版社があり、これは後者だというだけです。
あとは貴方が、プロ作家になりたいのか、お客様になりたいのか、で答えを出しましょう。
冷静に考えてください。
出版社は、お金を儲けるために本を刷るものです。
本を売るためには、読者の気持ちをくみ取って、それに沿うような書籍を作らねばなりません。
それなのに、まだネームバリューがない新人作家に「既定の分量であれば好きな作品を書いていい」と発言するのはありえないことです。
つまり、本を売って儲ける気はないのです。
その会社は「物書き志望の人」を相手に商売をしているのでしょう。
自分史や会社史などを作ってほしい、という方もいらっしゃるので、一概に「自費出版を勧める会社=詐欺会社」ということにはなりません。
腹を立てる必要もありませんし、肩を落とす必要もありません。
ただ、執筆業で食べていくための足がかりになる会社にはならないでしょう。60万円は、ある意味で自費出版代とお考えください。
お金を貰えるのがプロで、お金を払うのがお客さんです。
つまり、あなたはプロの出版業者に「うちのお客さんになりませんか?」と言われているわけです。
あなたがプロの作家になりたいのか、60万払ってプロの出版業者のお客さんになりたいのか、どうするの?という話です。前者なら電撃でもどこでも応募すればいいし、後者なら60万振り込めば済みます。
一つだけアドバイスするとしたら、世の中そんなにうまい話はないということです。
どうも、超絶変態ゴッピーでございます。
はっきり言いますね。
やめとけ。騙されてんぞ。
どこかで聞いた話ですが「100万程度の出費で全国の書店に本が並ぶわけがない」そうです。
あなたが知っている書店に自費出版の本が置いてある店はございますか? それほどよく見かけますか?
何文庫ですか? 聞いたこともないレーベルのものなんて誰も買いませんよ。同じ会社でも部署が違ったりもするらしいですしね。
自費出版で成功した例はありますか? あなたの腕はそこまで高いのですか?
新人プロのラノベ作家さんが一冊でどれだけの収入を得られるとお考えですか? 金銭的に元はとれますか? 知っていれば答えは確実にNOです。
よく考えればわかることです。
自費出版で成功するのは、スニーカー大賞に応募してスニーカー大賞を受賞することより難しいです。あるとすれば隠れた大天才が極々稀に超特殊なケースでしかないでしょう。
つまりあなたがどれだけの腕かは知らないが、ここで意見を求めるようならばその時点で「絶対に無理」だと断言せざるおえません。
私は下衆な発想を持っているので相手方の心境がわかります。
「こいつは迷っている。こいつだったら騙せる。絶好のカモだ」
仮に、金の力でプロになったとして、あなたは嬉しいのか?
実力で勝ち取ったわけでもないのに、長続きするとでも思っているのか?
迷っている顔を見せるから押されるのです。
きっぱりと断れば、商売人である先方は「交渉の余地なし」として無益な商談の続行はしないはず。
強く断ることをオススメします。
一部乱暴な言い回しをして本当に申し訳ございません。しかしこうしたほうが伝わりやすいと考え、あえて心のままを書きました。
それでは、失礼しました。
他の方の意見がほとんどだと思うので、その点については触れずに。
勿論、質問者様の話とは違いますが、自費出版で成功していらっしゃる方は少なくありません。
有名な方で、山田悠介さん。
現在、学生の間で人気な方ですが、彼のデビュー作である
『リアル鬼ごっこ』 は元は自費出版です。(2001年に文芸社より刊行、発行部数40万部以上のヒット作)
質問の問題とは少し違うかと思いますが、自分でお金を出して成功している人もいるってことですね。