ライトノベル作法研究所
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  4. 萌えラブコメが嫌いなラノベ作家志望公開日:2013/07/02

現実逃避にラノベを読む人はどれだけいるのか?

  Mr.現実逃避さんの質問 2013年06月29日

 ここの掲示板を含むネット上では、最近の萌え系ラノベに対する否定的な意見が日に日に増加しています。
 昨日もこの掲示板をチェックしていたら、ラノベを受け付けなくなったという趣旨のスレを発見したばかりです。返信のほとんどがスレ主さんに賛成するコメント。
 そんな状況を目の当たりにする度に孤独を感じてしまいます。

 私には姉も妹もいません。そして、現実の学校には、毎朝起こしに来てくれる心優しい幼馴染も、自分のような人間と付き合ってくれる気の合う男友達も、暴力を振るってくるけど、時々かまってくれるツンデレ美少女もいませんでした。隣人部のようなゆるーい 部活もあるはずがなく、ただただ孤独に学校生活を送っていました。
 しばらくして私はいじめられるようになり、屈辱を味わいながら過ごすだけの生活にうんざりして不登校になりました。貴重な青春時代を睡眠とネットで消費する毎日。文化祭、体育祭、修学旅行。学園ラノベの定番とも言えるイベントですが、何一つとして経験 していません。何のために私は生まれてきたのでしょうか。涙を流した回数は数えきれません。

 現在はひきこもり生活をしながら過ごしています。
 私は悲観主義者なので、自分の将来に対して希望を持っていません。
 どうせ景気は大して良くならない。どうせ自分の人生はそこまで好転しない。どうせまともな人生なんて送れない。生まれたこと自体が失敗だったんだ。でも死にたくない。どうしよう。

 そんな自殺寸前の精神を思いとどまらせてくれたのが学園もののラノベでした。
 ラノベの中には理想の学園生活がある。友達がいて、彼女がいて、放課後には部活や生徒会のメンバーと楽しく喋ったり、文化祭でカオスな劇を演じたり、体育祭でちょっと活躍してみたり、修学旅行で今まで見たことのない世界に触れてみたり…
 自分が得られなかった全てを追体験することができました。
 私にとって、ラノベはただの虚構ではありません。新たな世界であり、ただ一つの癒しです。

 ラノベのおかげで自分は命を絶たずに済んでいます。
 ですが、最初に述べたように萌えラノベを必要としている読者は減少傾向にあるようです。
 私のような人間は、もはや絶滅危惧種なのでしょうか?

●答え●

美雪さんの意見2013/06/29

 こんばんは。
 美雪と申します。

 URLのスレを改めて確認してきました。
 そのスレ主様は、市場と比べると自分の好きなジャンルは少数派なのではないか?という疑問を持った上での質問のようにとれ、そして、今は『萌えライトノベル』が多いということを前提にレスが進んでいるように思えます。
 実際、私も今の主流は所謂『萌え』傾向の強い、学園モノなどが挙げられると思います。

 Mr.現実逃避様はそのスレでのやり取り(意見)を気にされているようですが、そのスレにおける意見はライトノベル読者全体からすれば極一部の意見です。
 西谷史氏は、
『ライトノベルの世界でも、多くの出版社やプロ作家が「今は何がウケるのか」とマーケティングをし、考え抜いた作品を作り上げていくのは当たり前のことです』
 と述べています。

 つまり、実際の出版市場を見て分かるように、各出版社(また作者)はこの厳しい世界を生き抜くために非常に細かいマーケティングをした結果、多くのニーズがあると判断した所謂『萌え』傾向の作品が多く並んでいるのだと思います。

 ですから、Mr.現実逃避様は多数の意見の側であると思いますの(少なくとも今現在は)。
 孤独を感じる必要なんてないと思います。

 Mr.現実逃避様の過去に関しては、大変申し訳ありませんが、私はなんとも言うことができません。

 ただ、ライトノベルを始め、フィクションとは現実に有り得ないから面白いものです。

 それはファンタジー要素云々ではなく、日常系の作品においてもそうだと思います。
 フィクションは面白くすることを前提に作られているからです。
 『事実は小説より奇なり』などという言葉もありますが、高校時代の私の出来事をそのまま小説にしても、他者が読んで面白いとはならないだろうなぁと思いますし、今の私の生活も同じです。

 ライトノベルの舞台となることが多い、高校時代。
 私も恋をしたり、恋人ができたり、振ったり、振られたり、泣いたり、笑ったり、色々なことがありましたが、うーん。
 個人の思い出としては美しいかな?と思いますし満足してますが、やはり、ライトノベルのストーリーを超えるようなトンデモな出来事は無かったと思います。
 今の生活も、好きなことをやって、学んで、友達と食事をして、金土には気合いを入れて合コンに行ってなど、充実はしてますが、一般小説における物語としてはパンチがないですね。
 実際、そんなものです。
(中には、本当にライトノベルよりスゴイ体験が連続の高校時代などを送った方もいらっしゃるかもしれませんが@)

 最後に、スレのタイトルに対する回答なのですが、私がライトノベルを読むのは『現実逃避』からではないですね。
 あくまでも『趣味』における読書(の一部)だと自分では捉えています。
 それは、私の他の趣味であるバスケをすることや、お菓子を作ること、バンド活動をすることなどと同じ扱いです。
 ただただ、楽しいと思ってやっている(この場合読んでいる)だけです。
 現実逃避をする場合は……飲んで寝ますw

> ですが、最初に述べたように萌えラノベを必要としている読者は減少傾向にあるようです。
> 私のような人間は、もはや絶滅危惧種なのでしょうか?

 これは前述したとおりです。
 ライトノベルを現実逃避云々ということであれば話は変わってきますが、『萌え』ライトノベルを好む人という意味であれば、Mr.現実逃避様は絶滅危惧種どころか多数派であると思います。

 乱文になってしまい申し訳ありませんが、一個人の意見です。
 参考にしてもらえたら幸いです。

※)個人的には本来『萌え』ライトノベルなどという表現はあまり好まないのですが、今回は回答をするにあたり、統一してそう書かせてもらいました。

m2さんの意見2013/06/29

 んにゃ絶滅危惧種どころか主流も主流そんな人ばかりです。今の日本人は。

 ネトゲで俺TUEEEも、年金でパチンコも現実逃避以外、何者でも有りません。
 私はそれらを否定しようとも思いません。学生でその状態になるのは、甘えだといえなくも無いけれど、高齢になればなるほど自分の存在価値が低くなってきます。居場所がないから安易な逃げ場所を作る。当然の対処法だと思います。

 人と接するのは怖いです。しかし接しなければ得るもの無いと思います。
 みんなそうなので、気にする必要もありません。
 意外と話をしてみると同じ事を思って悩んでいたりするので、話し相手を現実で見つけることができれば、それなりに楽しめるものですよ。

 どうせ暇なら自分で創作してみては? 必要に迫られれば外にでる機会もあるでしょうしね!

クウロさんの意見2013/06/29

> 私は悲観主義者なので、自分の将来に対して希望を持っていません。
> どうせ景気は大して良くならない。どうせ自分の人生はそこまで好転しない。どうせまともな人生なんて送れない。生まれたこと自体が失敗だったんだ。でも死にたくない。どうしよう。

 私もそんな感じですよ。
 まあ、私の場合は死にたくないというより、「死んでもいいけど、自分から死んでやるつもりはない」ですけどね。
 あなたが学園モノに救われたように、私は小学のころ読んだような作品が癒しとなっているだけです。
 ようは、何に惹かれたかという問題。あなたのような方もいれば、私のような人もいるということです。
 絶滅危惧種でもなんでもなです。今も昔も変わっていないです。
 ちょっと作品にのめりこみすぎた人が増えたかな?
 参考になれば。

高海さんの意見2013/06/30

 ジャンルの本質的な硬派さでラノベが大衆小説に劣るのは事実なので、それを補う具体的な付加価値も提示されずに「とにかく萌えをやめろー!」と連呼されても賛同するのは難しいですね。しかもたいてい好みの問題ではなく優劣として論じられるのがどうしよ うもない。「萌えしかないゴミ」から萌えを抜いたらほんとにただのゴミ。

 私はラノベを現実逃避として読むことはありませんね。まずラノベの主人公を自分の分身とか何とか思っていないので。それに好きでもない異性と付き合ったり、犯罪者みたいな連中に因縁を付けられたり現実より面倒だなぁと思いますし。

おうかさんの意見2013/06/30

 まさかリリカルな青春謳歌できる人が大多数だ、なんてお考えではないでしょうね?
 ラノベみたいな人生送っている人の方が絶滅危惧種だと思いま~す。
 自分の人生、自分で決めて楽しんでね。

夕霞さんの意見2013/06/30

>私のような人間は、もはや絶滅危惧種なのでしょうか?

 それを聞いてどうするんですか?
 絶滅危惧種だろうと希少種だろうと汎用型だろうと量産機だろうと、どういった理由でどんなラノベを読むかは読む側の自由ですので。
 べつに多数派とは少数派とか、そんなの気にする必要はないと思いますよ。
 それぞれが、好きな様に楽しむのがベストなのですし。

旧蒼占い師さんの意見2013/06/30

 萌え系ラノベがお好きだからと言って、誰もあなたを悪者になんかしません。活火山さんはラノベに飽き始めたらしいし、あなたは逆にそれを大事にしているだけ。ただそれだけです。そんなに深刻に考える必要ないです。人は人、自分は自分です。競争じゃない んだし、そのままでいいと思います。

 ただ、商業として同じような商品、つまり萌え系ラノベが溢れかえると逆に読者は敬遠しだすというだけです。

 いくら大好きなカップラーメンでも大型ショッピングいっぱいに並べられたらいやでしょう。それと同じ。
 もし萌え系ラノベが一つ残らずなくなったら、今度はみんなそれを渇望するようになります。こんあもんです。憂う必要なし。

ウの于さんの意見2013/06/30

 いやいや、そんなことないっすよ。
 私だって、不潔脅迫(俗に言う潔癖症)から萌えのおかげで抜け出せましたから。
(詳細は割愛)

 どちらかというと、萌えラノベを必要としている人の方が多いと思いますよ。
 じゃないと、あんなに売れません。
 し、うちの学校のヲタ仲間(クラスの5分の1くらい)の中の、半分は萌えラノベしか読みませんよ。
 私もその一人ですが。

 ただ、シリアスなラノベが好きな方で、萌えが嫌いな方とっては、最近は『ラノベ=萌え』みたいになっているから、迷惑なんでしょうよ。
 そういう人って、萌えが好きな人を若干見下していて、『こいつらなんかと俺は違う』みたいに思っている部分がありますから。

 結論。
 私は、萌えが大好きです。
 あなたも、萌えが大好きです。
 萌えが大嫌いな少数派が騒いでるだけです。
(ちょっと偉そうに行ってみた)

 自殺なんて考えた事もない楽観主義野郎の意見ですが。
 参考にして頂けるとありがたいです。
 それでは~

ぷーさんの意見2013/07/01

 王道さん、長文お疲れです。
 絶滅危惧種なら萌えラノベがあんなにも出たりしないと思いますよ。
 ファンタジーやSFもなんだかんだで生き残ってますし、萌えラノベも消えることは無いでしょうね。
 ところで個人的な興味の話ですが、

>最近の萌え系ラノベに対する否定的な意見が日に日に増加しています。

 これって統計か何かありますか?
 昔から特に増えた印象がなくて、ちょっと気になったので……。

活火山さんの意見2013/07/01

 なんか私の名前が挙がってたので、返信。
 私は萌えが嫌いなわけじゃないです。硬派厨なだけです!(キリッ
 なので、他の方が好きなものを否定するつもりは一切ありません(自分がそうされたら不快でしかありませんしね)。

 私もいじめを受ける側でした。
 ですが、気持ちがわかるなどと都合のいいことはいいません。
 ただ、刺激するようで申し訳ないのですが、コレだけは言わせてください。

>どうせ自分の人生はそこまで好転しない。どうせまともな人生なんて送れない。

 という言い分ですが、それはあなたがそう思ってるからそうなってるだけです。自分で自分に「どうせ自分の人生はry」と洗脳しているからそういう人生になるだけです。
 哲学的な話になりますが、人間は自分で思い描いた以上の人生を送ることはありません。
 あなたが悲観的で何もかもをマイナスに受け止めてしまうのなら、それは自分でそういう人生を選んでいるに過ぎません。

 というより世の中の悲観主義者の方々は全員自分で、「好転しない人生、いいことの無い人生、希望の無い人生」を思い描いて、自らそのような人生を選んで送っています。自分から進んでそんな人生を歩んでいるのです。
 もったいないと思いませんか? そんな人生の送り方。

 話が脱線してしまいましたが、そういう形でラノベを求める人がいることを私は否定しません。
 私がいわゆる萌えラノベと呼ばれる作品群を見ないのは、単に「退屈」に感じるからです。
 常に自分の心のあり方に変化を求め、魂を揺さぶってくれるものが好きだというだけのことです。
  だから、強い刺激的な物語が好きなのです。

 まあ、あれです。人生は自分の思ったとおりの方向に行きますとだけ最後にお伝えしておきます。強く思えば思うほど、それは引き寄せられます。
 変わりたかったら今から変わることです。志だけでも。上から目線で申し訳ありませんでした。

ひすいさんの意見2013/07/01

 全く絶滅危惧種じゃないですよ。
 だって、そういう人がいなければ、ライトノベルなんて全く需要がなくなってしまいますから。
 ライトノベル、殊に萌えラノベは、すくなくとも「この表現技法が素晴らしい」だとか「こういうテーマを描いている」といって読むようなものではありません。ストーリーがすぐれた作品ばかりでもないので、そういった作品はやはり、「こんなヒロインがいた らいいのにな」とか、「このシチュエーション萌える」といった、キャラやシチュエーションを愛でるために存在しているものでしょう。
 こういった非現実性を売りにしている作品というのは、ある種現実逃避を望む消費者によって支えられているのです。

 ですが、多くの人が、ライトノベルのような作品を成長とともに面白く思わなくなっていく、というのもまた、事実です。アニメがそもそもは「子どもの娯楽」とされていたように、ライトノベルも、一応は中高生向けを語っているわけですから、それを過ぎると 離れていく人が増えるのは、ごく自然なことです。それはおそらく、スムーズにライトノベルの世界に入りにくくなるんじゃないかと思います。ライトノベルのような単純な世界観に入り込むには知識や経験が邪魔してしまう。

 でも、現在はアニメだって大人も見るものになっていますよね。「大きな子ども」という表現もありますしw それはともかくとして、アニメと同様にラノベも、読者が成長しても読まれる媒体となりつつある。しかし、根本的な部分はそれほど変わっていないので 、大人になれば離れていってしまう読者もいるでしょうし、完全に卒業しないまでも「萌え」が強調されている作品には手が出なくなったりする読者もいるでしょう。ずっとラノベが好きな読者がいるのも、次第にラノベから離れていく読者がいるのも、ライトノ ベルという媒体の性質上、当たり前のことなのです。

 ただ、ライトノベル作者も、読者が自分の世界観に閉じ籠って、現実を省みないのは望んでいないんじゃないかと思います。現実逃避というのは現実を直視する一面があるから成立できるわけで。
 ライトノベルに元気をもらったなら、少しずつでも現実に戻る努力をしてみるのもいいんじゃないかと思います。「あのときライトノベルがあったから、今頑張れている」と言えることほど、作者にとって嬉しいことはないと思いますよ。

トータスさんの意見2013/07/02

 遅れ馳せながら、私の意見を申し上げます。

 先ず、絶滅はしないでしょう。
 ただ、多少減少傾向にはなるかと。
 萌えが悪い訳ではありませんし、別に誰も書かなくなる訳でもない。
 需要と言った点では、供給過多になり過ぎてしまっているので、これからの主流からは外れるだろうと思われます。
 毎日同じモノでも飽きない人は中々に少数派であり、需要は変化するものと捉えるべきです。

 絶滅する事は有り得ない。
 ただ、数は減るかも知れない。変化はいずれ訪れるし、その流れもまた何時かは変化し続けるモノです。
 なので、危惧する事はないとおもいますよ。
 主流は気にせず探し続けるべきかと、もしくは自分の求めるモノを表現してみる事も一手かと。
 私は主流とはかけ離れた物を作ってみていますし、求道してみようかと思ってもいます。

桜色さくらさんの意見2013/07/04

 私見ですが、萌えというジャンル(?)はこの先何十年、廃れることはないと思っています。けれど、何に萌えを求めるのかは、徐々に移り変わっていくと思うんですよね。現在の主流であるラブコメ風の作品も、十年ほど前には斬新なものとして扱われていましたね。
 なので、もしかすればこの先、この流れは変わってしまうかもしれません。

 けれど、今回の質問はそもそも、ラノベ云々という問題ではないように思います。

 私には妹がいます。さすがに起こしに来てはくれませんが、高校卒業後も付き合いのある幼なじみ(変な奴ですがそれなりにかわいい)もいます。こいつしか友達と呼べる相手はいねぇぜ、と言い切れる親友もいます。友達、いました。恋人もいました。水泳部で部長として頑張ってました。体育祭も盛り上がりました。修学旅行では、初めての経験がたくさんありました。
 じゃあこんな私は、ラブコメ風の作品を読む必要がない人間なのでしょうか?

 単に私の好みとして、ラブコメ風の作品にはほとんど手を出していません。ですが、さくら荘のペットな某~、あの作品には何度も感動させられ、原作を知っているにも関わらず、アニメのクライマックスでは半泣きしました。中高生時代、それなりに楽しく過ごしていた面もあるのにですよ。
 つまり、質問者様が生きることに絶望していたからといって、ラノベ自体に絶望を晴らすための力はないのだと思います。ただ、読者の視点を変えてくれる力があるから、質問者様は新しい人生を歩み出すことが出来たのではないかと。

 それと、少し勘違いがあるようですね。妹がいようが幼なじみがいようが友達がいようが、それらはいじめの発生となんら関わりがありませんよ。私も、いじめによって苦しんだ経験がある人間ですから。リア充のくせに何を、と思われるかもしれませんが。そういった経験があるからこその苦悩というものも存在しますしね。

 私の実家は田舎でして、クラスメイト=全員が幼なじみ、という学校でした。全員が幼なじみで、クラスも一つしかありませんから全員が友達です。そんな人達から、いじめられていましたとも。そこで、塞ぎ込んでいた私を変えてくれたのが、そう、ラノベでした。
 が、別にラブコメ風のものではなかったですよ。灼眼の某~、あたりの作品です。そこから私は、どちらかと言うとファンタジー系の作品を好むようになり、さらには高橋弥七郎先生の作風から、シリアス系の作品を読むようになりました。電撃文庫様の、ミミズクと夜の某~など、おすすめの一冊ですね。
 でも、おかしい。同じくラノベによって世界観を変えられた私たちなのに、読んでいる系統はまるで違う。

 つまりです。自分のためにラブコメを望んでいる人もいれば、シリアスを望んでいる人もいる。そしてそのどちらもが、廃れたり興ったりしながらも、ラノベという世界の中で共存しています。ですから、どちらかが消えてしまったり、完全に席巻してしまうようなことは、まずありえないことだと思います。どちらもが望まれているんですから。ただ流行があるというだけです。

 ですから、質問者様のような経験、そして価値観、趣味を持つ方が存在する限り、ラブコメは消えないし、私のような奴がいる限り、シリアスは生き続けます。死にそうなら、私が書く!笑
 何も気にする必要は無い。お互い、ラノベを好きでいればいいだけのことです。

 長文乱文、失礼しました。

唯斗さんの意見2013/07/05

 時代っていうのは少しずつ変わってくるんですよね。
 時が経つにつれ、人々の考え方は変わってきます。

 新たなものが生まれ、新たな思想が生まれ、新たな人が誕生し、それによって古きものが廃れ、古き思想が廃れ、古き人が消えていく。
 世界はそうやって回っています。

 でも、我々が生きるのは??今??なんです。
 未来でもなく過去でもなく。
 だから、今現在を満喫すればいいんじゃないでしょうか。

 何年後かに、質問者様の好むラノベがなくなってるかもしれませんし、いま不人気のジャンルがいきなり人気を出すかもしれません。
 それは誰にもわからないんです。

 質問の答えになってないように思えましたが。
 今は質問者様の好みのラノベがあるから。
 それでいいんじゃないでしょうか。

 たとえ、それが今後消えていくとしても。
 そんなことがわかったってどうしようもないんですから。
 今のラノベを存分に楽しみましょう。

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