ライトノベル作法研究所
  1. トップ
  2. 創作Q&A
  3. 小説上達の練習法
  4. 執筆速度を上げるには?公開日:2013/09/14

ラノベ作家に必須の執筆速度を上げるには?

  文文さんの質問 2013年09月07日

 こんばんは。最近ファミレスに長い時間居座っても店員の目が気にならなくなってきた文文です。その事実が恥ずかしい。

 さて、ずいぶんと久々のご相談なのですが、最近どうしても見過ごせなくなってきたことがあります。
 執筆速度についてです。

 私は受験を挟んで、執筆歴がついに六年目となりました。最初のころは掌編しか書けなかったのが、最近ではようやく長編も書けるようになりました。また小説を書く上でのコツなどもいろいろとわかるようになり、かなりゆっくりながらも少しずつ成長しているなと実感しております。
(ちなみに最近一番成長したなと実感したのは、『キャラクターが勝手に動き出す』ということを経験したことです。六年も書いててまだその段階かよとか言わない。)
 しかし、その中でも、執筆速度、という点については、ほとんど成長が見られないのです。

 端的に言って、私の現在の執筆速度は、調子の良い時で1DP/hです。字数で表すと、1000字弱と言ったところでしょうか。
 以前はもっと遅かったのですが、これまでの経験を踏まえて最近は執筆する際に、『ネット環境など遊べるものをそばにおかない』『pcをコンセントにつながないことで、バッテリーの保つ四時間弱という短期集中にする』という条件付け(=ファミレス)をしております。
 執筆環境としては、だらけやすい自分の性格的にこれがベストであると考えています。

 また執筆作業自体もどうやったら速度を上げられるかいろいろ調べ、考え、実践してきました。
 具体的には、まず以前まで書いてはすぐに前の文章を直して書いては直してと繰り返していたのを、『絶対に前には戻らない! 前書いた文を読み直すのは全部書いてから!』と徹底するようになりました。今では少し直したい文章が見つかっても「あーめんどいからいいや」と思えるようにまでなりました。
 あと、地の文に悩むことが多かったので、最近は会話文中心に書いて、地の文は間にちょろっと挟む程度にしています。
 また、プロットに関してはそもそもだいぶ煮詰めてから書くタイプでして、以前まではガチガチにプロットを固めて完璧にそれ通りの展開で書いていました。最近はようやくキャラクターが動いてくれるようになったので半分ノリで書いてますが。ですので、先の展開が思いつかなくて書けない、ということでもないのです。

 現在書いているのが長編の改稿の改稿でして、大きく場面や人物の追加をして、ノリノリで書いております。ノリノリで書きすぎたせいで、大して重要でもないデートパートに2万字近く使ってしまって涙目です。てかサブヒロインの話が五万字行きそうなんだけどマジなんなん。
 というあれで、今動かしているキャラクターたちは、これまで書いたりプロット練ったりしている中でかなりいじくりまわしたので、過去最高の動かしやすさとなっております。

 長くなりました。ここまで書いてきたことをまとめますと、『今の執筆速度は、私が今考え得る中で最高の条件下のもとでの速度である』ということです。環境も、書き方も、作品自体も。
 であるにも関わらず、冒頭にも書いた通り、私の執筆速度は1時間で1000字程度が限界なのです。

 ちなみに参考までに私のこれまで書いた文量は、十万字程度の長編一本、それをざっくりと五万字くらい書き換えたの一本、それをさらに現在三万字くらい書き換えているのが一本、一万字前後の短編が六本。掌編は知らない。没にしたのが結構あったのであと何万字かは書いていると思います。短編が思ったより少なくてショック。

 で、まぁあきらめるわけにはいかないといろいろ訊いたり調べたり考えたりしたんですが、一つだけ思い当りました。
 読書量の圧倒的不足です。
 高校時代までは学校で休み時間のたびに(科目によっては授業中も)読んでました。そのほとんどがラノベではありましたが、ラノベを読書と換算して良いのであれば、中学高校はまさに本の虫であったと言えるでしょう。
 しかし大学生になって、休み時間という概念が一気に消失。読むタイミングを完全に逸した形となりました。
 タイミングがなくなると、そもそも大して好きではなかったのでしょうか。全く読まなくなりました。
 現在、部屋には本より漫画があふれかえっています。
 それでもラノベはたまに読むのですが、一般文芸や純文学はあまり読みません。なんかこう、あの手の作品って読んでてもわくわくしないのであまり手を出そうという気にならないんです。ちなみに新書って概念はいまだに分かりません。
 っていうような状態を顧みて、インプットが足りないんだな、と反省しました。
 で、まぁ最近ラノベやら一般文芸やらを少しずつ読み始めている、というのが私の状況です。

 答えでてんじゃん! というオチになってしまいました。見切り発車ってアカンですわ。
 はい、そういうわけでご相談というか質問というか。

 私のこの状況において、読書量意外に何か遅筆の原因となっているものはあるのでしょうか。これから読書をたくさんしたら執筆速度は飛躍的に上がるのでしょうか。
 正直、『書けば書いたぶんだけ早くなる』というどっかに書いてあった言葉を信じて書き続けてきたので、すごく不安なのです。六年も書いてきてようやくこの位置ですから、あと何年書きつづければプロデビューできるのか。そういう焦りだとか悔しさだとかが、どうしても背中を駆り立てるのです。我ながら女々しいなとは思うのですが。
 それとも、まだ書いた量が全然足りない、ということなのでしょうか。長編を十本書いてから出直してきな、と言われると、「はい」しか言えなくなるのですが……orz

 それと、執筆速度と読書量というのは比例するのかな、という点について気になっております。技術的に未熟だったとはいえ、本の虫だった高校時代は今より執筆速度が遅かったので、読書不足が原因だという自分の結論に自信を持てません。皆様の執筆速度と読書量などを教えて頂けたら嬉しいな、と思います。

 超絶長文失礼しました。書いてて疲れた。
 自分なりにいろいろ考えて、結論も出したのですが、それでもすごく不安なのでご相談させていただきました。どうぞ、よろしくお願いします。

●答え●

クウロさんの意見2013/09/07

 読書量って執筆速度につながらないと思います。小学のころは毎日十冊読んだり、中学のころは一週間に最低二、三冊読んでましたけど、書き始めたころは一日400文字が限界でした。

> それとも、まだ書いた量が全然足りない、ということなのでしょうか。長編を十本書いてから出直してきな、と言われると、「はい」しか言えなくなるのですが……orz

 私は三年ぐらい書いてまして、あなたとは全く話にならないほど経験の差が出ているわけですが……
 執筆速度というのは練習のことを含めて文字数一万以上はいったりしますかね。でも出来たのは長編ひとつですけどね。

 えっと、某笑顔動画の生放送のコーナーで雑談コミュニティと会話できるようにしていたら速度上がりました。リアルタイムでコメントうたないと雑談についていけないので必死でした。

> それと、執筆速度と読書量というのは比例するのかな、という点について気になっております。

 比例はしませんけれど、読書して得た知識や語彙が増えた分だけ執筆速度は早くなります。描写どうしようとか悩む時間が少なくなったりすると思うんで。

飛車丸さんの意見2013/09/07

 たとえ益体もないラノベとはいえ、さらに数年前の財産とはいえ、本の虫であったと自称出来るほどに読んでいたなら、それは確実に貴方の血肉となっているでしょう。
 これが本当に読んでいない人だったら、こんな文章書けません。はっきり言って良文です。文章にリズム感があり、テンポ良く読ませる力があります。
 で、なぜ遅いか?

 本来は読書量も確かに執筆速度に大きな影響を与えますが、この場合は何より、性格とプロセスですね。

 元から遅筆な上、しっかりと段取りをせねば、筆が進まないタイプなのでしょう。
 まあ性格は仕方ないとして、直せるのはプロセス。
 主に「物語を頭の中だけで作り上げる」能力に欠けているように思えます。
 文章の雛型はしっかりと持っているのに、物語構成や場面演出の雛型が心許ない、という印象を受けます。

 ですので一つの訓練法としては、既存の作品をプロットに分解したり、設定を読み解いたりすること、でしょうか。

 ちなみに、貴方のこの質問文はここの原稿用紙カウンターで調べたところ、総数2,513文字。
 つまり質問文自体を2時間以内に書いたなら、既にそれは執筆速度を上回っており、文章力そのものがあることの証左となります。そしておそらく、そこまでの時間は掛かっていないと見受けます。
 ですので、ぶっちゃけ私のアドバイスを実践するとかどうとかよりも、小説の構成要素のうち「文章以外」に目を向けてみてください。
 解決法はきっとそこにありますから。

たこやきさんの意見2013/09/07

 たぶん僕は一作に250時間以上かかってます。
 1000文字はたぶん、書き続けているうちにもっと早くなってくると思います。僕は読書はあまりしてないです。
 執筆速度は遅いよりは速い方がいいと思うのですが。受賞を目指すのであれば。

 書いた文章は面白くなくちゃいけないと思うんです。

 僕もプロデビューしてるわけではなく、作品を読んでもいないのですが、文面から察するに。
 今は小説を書くための理解を深める段階にあるような気がします。

 一球一球丁寧に投げて、ストライクを重ねていく。
 一行、設定、構成を丁寧に考えて、書きあげる。
 仮に自分の努力の限界まで作品を仕上げたとしてもつまらない、と言われる世界で。多くの方がその中で、諦めずに作品を見直し、成長し、また限界まで努力して、受賞目指して自分の作品を書きあげてきます。みんなの意見を聞いていれば凡作になってしまい。自分以外に答えを持っておらず。多くの時間を一人で過ごす世界です。

 執筆速度も大切に思いますが、それよりもまずは自分だけの小説理論を確立することが重要に思えます。
 自分はこの作品を書きたい、ここが普通と違って売りなんだ。この部分は後から回収して面白くするといった、小説への理解と。読者がどう感じるかの徹底した読者目線でのもの作り。
 不正解を正解にする力。

 今後も困った時は相談されてみるとよいと思います。きっと誰かがよきアドバイスを送ってくれるはずです。

蛇の目さんの意見2013/09/07

 こんにちわ、蛇の目です。
 執筆速度と読書量の問題、という話でよろしいですかね。
 確かに読書量が増えると語彙が増えます。言葉や使える表現のバリエーションが増える、ということですね。
 表現がふえれば的確に描写することができ、考える時間も減り、速く洗練した文章を書くことができます。

 ただ、本をただ読んでいる(入力)だけではその言葉を使う(出力)にはなかなか結び付かないので、気に入った表現等はメモするなりして、「使う準備」をしなくてはいけないと思います。
 また、長い文章は要素が増え、脱線の機会も増えるためお勧めしません。 

ユウキさんの意見2013/09/07

 速くする方法。これは確実です。
 まったく誇れる話ではありません
 わたしは駄文を約たくさん、たくさん生産しました。数えきれないというより恥なので数えたくないです。

 その結果、なぜかスピードが速くなりました。
 一時間5000から20000を粗製乱造し、どうにかつじつまを合わせることができます。自慢できません。わたしの上達が遅すぎます。

 タイピング、文章のテンポ……そういうものは、わたしのようなアホでもこれほどムダに時間を費やせば勝手に速くなります。
 つまり、作家になってからいくらでもスピードアップできるし、尻に火がついて速くさせられます。
 なので、ノンビリ書ける今を、どうか大事に……

 書けば書くほど、たしかにサジ加減は分かります。読書すれば知識は増えます。それは力になります。
 けどスピードだけは、変態さんの特権です。
 ヤツラは一日15時間指を動かすという変態チックなことをしています。
 わたしもそうです。
 まだ純粋な変態ではなく、9時間でくじけることもありますが。これだけは本当です。ええ、今言ったことは事実です。

 以下、小説家になるということの地獄。
 大学生なのですね。うらやましい……高校で落伍したのでいろいろ地獄です。どうか今を大事にしてください。
 勉強はほんとうに役に立つと痛感してますので、どうか、どうか、小説は息抜きにして、社会人になってからまったり創作して、コミケや新人賞に持って行くのが一番幸せです。
 正論ではなく地獄からの無残なわたしの悲鳴ですので、どうかこうならないように……

 ちなみにわたしがなぜ出没できるかというと、ネット環境は生活の必需品の一つだと政府が考えているので……
 背景音楽と資料探しにしか使っておらず、遊びをわたしの状況が許さないので、こうやって文字を書くのだけが楽しみです。

 はい、こうなってしまうと、いくら文章が好きでもツライです。でも楽しいです。うへへ。
 わたしは死ぬほど楽しく、一日9時間から15時間座りっぱなしで文字を打ち込んでてもくじけず楽しい。あひゃひゃ。
 おしりになんかあせもができて超痛いのに、楽しい。うほへほ。

 すでに自分の作品に妖精さんが出没し、ああ、このパソコンはおれに語りかけてくれる妖精さんなんだ……という危険状態です。
 それよりラリった人が山ほどいて、夢の中でも妖精さんと小説のことを会話している人がいる……
 わたしはまったく実力なしですが、つまるところ、新人賞で上位を取るのは、そういう風に執筆が妖精さんとの対話へと変化してしまったトンデモな人です。

 そう言う人とマトモに勝負したいですか? 人生を破壊してヘタすると、読書と執筆時間が20時間の大台に近付く勢いの人たちに……世の中には三時間しか眠らずにピンピンしている人がいます。三時間眠る人に関しては事実だと断言できます。

 はい、ちょっと逃げたくなりましたね。
 そして、これが作家さんという職業だと、知り合いのツテで聞きました。
 食事とお風呂とお布団の至福の時間以外を読書と執筆と、創作関連の勉強に関して楽しく割ける変態さんたちの世界です。
 作家先生が死んでしまうのはこのカオスが待ち構えていたからです。
 本当に妖精さんの国へ行ってしまいました。きっと妖精さんとたのしく本を読んだり文章書いたりしてます。幸せでしょう。

 ええ、社会人がいいと思いませんか? 
 ブラック企業でもお金はくれます。作家は本が売れないと収入ゼロです。
 たとえエロ小説書いてアルバイトしても、売れないとゼロです。

 どうか、この地獄に踏みこむなら、社会人というスーパーパワーを手に入れてから、どうか……

 以上です。アホな文章ですが、切実ですので……

小倉璃瑚奈さんの意見2013/09/07

 私自身はそれほど一日に執筆をすることはありません、プロットづくりや企画づくり、キャラクター作りに執心しております。
 小説を書く場合にはやはり前準備が必要になりますので、文章を書くための準備をきちんとするということが、質も量もこなせるための一手段となりうるでしょう。
 私も最近読書が面倒くさいので、ブックオフで105円で売っているような文豪の全集しか目を通していません。気軽に読むことができるので暇つぶしには持って来いです。

 少々話がズレてしまいましたが、執筆速度を上昇させるにはその目的に準じた準備を執り行うというのが私の答えです。

率さんの意見2013/09/07

 こんばんは。
 執筆中の休憩がてら覗きにきました率です。

 よく漫画家は脚本、カメラワークを全て1人で行う映画監督だと言われます。
 小説家も同じです。
 文章だけで情景やキャラクター像、会話を書き起こす監督です。
 そう考えた時、一気に執筆速度が上がりました。

 頭の中で書きたい物語を映画や漫画のように脳内映像に変換し、それを文字に起こす。1時間で2、3000文字は軽く書け(打て)ます。
 あとで推敲して足りない部分を書き足したり、余分な文字は消したりしていますが…。
 勿論、全部が全部映像化出来たりしません。その時にプロットを見たり、考えを詰めたりします。

 文文さんが何枚の小説を書くのか解りませんが、長編の5分の1は本筋とは違う小話(文文さんのヒロインデート話)があっても良いかと思います。
 250ページ以上の小説を読んだ時、全部が全部重要な話は読んでて疲れます。見せ場は盛り上がる150~200ページ過ぎからで良いです……と思った事があります。

 私もラノベを読むより映画や美術館に行って感性を磨いています。
 風景の描写は美術品や外に出て自然に触れて養いました。
 文文さんもファミレスに行かれるなら、行く道中の風景や周りの人を観察してみては?
 見上げる空の色、雲の形、周りの景色、行き交う人の顔立ちや仕草、格好、会話。路傍にある花、その場の空気。
 周りを見渡せば小説のネタや描写のヒントは転がっています。
 小説家などの創作者は常に周りにアンテナを張るのは、こういう事かと最近になって解ってきました。

ユウキさんの意見2013/09/08

 おせっかいですが、同じ大学生くらいの年齢だということなので、最後にちょっとだけ。いいなぁ。大学生。

 ご存じのことだと思います。
 どちらの新人賞に出したとしても、〈即戦力となり、作家業を続けていく強い意志のある方〉〈毎日小説にたっぷりと時間を割けることができる方〉が、デビュー後に要求されてしまいます。
 というか、どこの応募要綱にも書いてあるのでよくわかってらっしゃると思います。

 わたしはもう道がないので突撃するのみですが、確実に創作が日々の生活に組み込まれ、創作を強制されるような事態も考えられます。
 つまり、これからの人生。創作をやめたくても、生活のために辞めてはならなくなること。それもあり得ます。
 あるいは、プロでいたいから創作したいと、立場に強制される可能性もあるのです。

 執筆速度は、能力の一つです。能力は鍛えられます。
 しかし……強制されたことで失った意欲は、なかなか戻って来ないです。意欲は、能力ではなく心の声だからです。
 わたしも、書かなきゃプロになれないぞ! だめになっちゃうぞと自分に強制してた時は、全然書けませんでした。

 ラ研にも書いてありましたが、書きたい欲求が一番大事です。
 プロになると、プロという立場に欲求すら束縛されるかもしれないです。
 ええ、職業人は……厳しいのだと、立場というものはヒトを縛るのだと思います。いい学校を出て、家族を養うために働き、課長とい難しい立場にあり、上層部からのハラスメントで折れ、それでも意地で働いて、結果お酒におぼれたわたしのお父さんを見て思うのです。

 ですから、どうか急がないで……
 大学生は、長くても5,6年しかないのです。
 創作は、長きにわたって続けられます。
 プロという立場は、あなたにたくさんのものを与えてくれますが、ほかの職業人の人々が受けるように、かならず奪うものもあります。

 それでも、あなたはプロになりたいのでしょう。だからこそ、毎日筆が進むのでしょう。
 ですので、急がずに。
 まだ、わたしも質問者さんも、25年生きたか、生きてないというほどです。
 プロというのは社会人ですので、小説家になることは、やっぱり社会人になってすごく忙しくなることなんです。

 わたしも質問者さんも、まだ社会的にすごく重要な立場を持っていないと思われます。旅人のようなものです。
 プロになるのは、もっと旅をしてからでもいいと思うのです。

 わたしはもう、旅を続けながらも終の棲家を探しています。
 ですが質問者さんはまだまだ旅ができると思います。
 どうか急がずに。
 電車で景色を見るのもいいですが、あるいて冒険するのが一番です。

 では、大変失礼しました。
 質問者さんの、ご武運を祈ってます。

sureさんの意見2013/09/08

 わかります…その気持ち。
 ところで何故執筆速度が遅いのでしょうか?

1、ストーリーが思い付かない
2、書くのに時間がかかる

 どちらか、或いは両方の理由が考えられます。
 両方でも構うことはありませんよ!
 慣らしていけば問題は小さくなって行きます!
 Don't worry!

~まず1の場合に対して~
 ストーリーがまとまらない場合は明確なプロットを用意する。
 とりあえず、纏めたり目標が
 決まっていれば自然と執筆にも力が入りますよ!

 再確認する。
 ここはこう、あれはああなんだよな。
 と今一度確認してみてください。

 続いてストーリーが思いつかない場合です。
 これは必要性(テーマ)を問います。
 このキャラクターには何が必要でどうすればいいのか?
 自分は何を伝えたいのか?ストーリーを盛り上げる為には…?
 また、何故そうするのか?何故そうなったのか?
 など必要性、何故?
 を問えば自然と形が出来て行くのでは無いでしょうか?

 誰かと話す。
 物語を誰かに見てもらう事で的確にストーリーが浮かぶ事もあります。
 私が思うに視点と言うのは最重要なものの一つです。
 違う視点を持ってみるのも大きいと思います。

~2に対して~
 1と同じくプロットを纏めてみましょう。
 理由も上記通りです。

 集中できない場合。
 何を隠そう私も集中が続かないタイプなんですよ(笑)
 えー、そんな中でこれいいなって言うアドバイスを書きますね。

 まず生活を整える。
 以外に重要です。よく寝て、よく食べて、動いていますか?
 健康は集中力を高めます!

 机には紙と書くもの以外置かない!
 部屋を片付けておく!
 これも中々大きいです。整理整頓は物事をスムーズにします。

 無理をしない。
 一番重要ですね。速筆の方が良いように思えるかもしれませんが、それは間違いです。自分自身のペースを掴んで行動しないとただ無理に無理が重なり体や心に影響します。
 速筆にしろ、遅筆にしろ無理をしてはならないのです。

 くつろぐ時間を作る。
 これは上記に繋がりますね。
 余裕が出来ると自然と頭もクリアになってきますよ!

 深呼吸する。終わりの時間を決める。
 深呼吸は落ち着く為です。深く吸って深くはきだします。
 終わりの時間は『この時間までに』では無く『この時間がきたら』
 終わりです。余裕が出来ますよ。

 何かを見学する。研究する。
 知る、感じると言うのはかなり重要です。
 本にしろ人の動きにしろ芸術にしろ見て、感じてん聴いて、知る。
 そういう機会を増やすのは良いと思います。

 最後は気合いです(え
 無理をし過ぎない程度の気合いですよ?

 さて、以上です。
 何か長くなっちゃったな(笑)
 遅い速い結局は自分自身のペースです。
 無理をして即断即決にしても作品の質が落ちてしまうかも知れませんし。
 では、執筆頑張ってくださいね!

携帯版サイト・QRコード

QRコード

 創作Q&Aは小説を書く上での質問・悩みをみんなで考え、研究する場です。
 質問をされたい方は、創作相談用掲示板よりお願いします。

質問に対する回答・意見を送る

『ラノベ作家に必須の執筆速度を上げるには?』に対する意見を募集します! 
投稿されたい方はこちらのメールフォームよりどうぞ。

カスタム検索