第二次世界大戦の頃のお話です。
「砂漠の狐」と呼ばれた名将、ロンメル将軍がイタリア軍陣地に視察に行った時に、イギリス軍の砲撃が始まりました。
イタリア軍兵士は恐れおののき、地面に這いつくばってお祈りを始めます。
イタリア軍の指揮官は、ロンメル将軍に助けを求めます。
「ロンメル将軍、我々を助けてください。どうすればいいですか!」
ロンメル将軍は静かに答えます。
「お祈りを止めて撃ち返しなさい。私が言えるのはそれだけだ」
私は貴方にこういいましょう。
「くだらん情報に振り回されてないで小説を書きなさい。私が言えるのはそれだけだ」
この文章を読んで、あなたは絶望を感じ。僕は感じなかった。
この差が何事においても決定的な違いに繋がってきます。
いわゆる、戦う前から負けてる状態です。
もし小説家になれば。直接ひとから才能がないと言われる機会も増えるでしょうし。
自分自身で痛感することも、今よりももっと増えるはずです。
それなのに小説家になりたいと。自らもっと地獄の底へ進みたいと。それこそどうかと思うのですが。
これまで小説を書いてきて、あなたは小説の何を見ていたのでしょうか。
僕は才能がないことを痛感し、ライバルは想像以上に手強いことを知りました。
ですがそれと同時に、今まで気づかなかった自分の長所もたくさん知ることができました。
いつも人の作品を読むたびに小説というものが分からなくなります。
人は誰でも大人になれば、幼児性を捨てて現実と向かいあわなければいけない時がやってきます。
もう二度と小説は書かないぐらの気持ちで、本気になって小説を応募されてみてはいかがでしょうか。
世の中には探せば、いくらでもいい言葉はあるものですがねぇ。
事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走っては上手くいかない。
勝海舟
我々の直面する重要な問題は、その問題を作ったときと同じ考えのレベルで、解決することはできない。
アインシュタイン
懸命に、そしてゆっくりと。速く走るやつは転ぶ。
シェークスピア
金剛石も磨かずば(割愛)
昭憲皇太后
地獄を作るのは常に自分です。光へ意識をむければ楽になると思いますよ。
僕は良い言葉を集め、部屋の壁に貼って毎日読んでます。
こんばんは、蛇の目です。
さて、質問者様は自分に小説を書く才能を感じないので、絶望していると。
ならば才能のある人は絶望することがないのでしょうか。
最近の話ですが、公募に百回を超す応募の末についに入選した方が話題になりましたね。
“嫌儲で「ライトノベル新人賞に100回落選w 諦めろよ…才能ないんだよ」とバカにされた人が受賞”という記事です。 詳しく調べればいろいろわかることもあるでしょうね。
こういう人もいるのです。この方は落選の度にどれだけ悔し涙を流し、その悔しさをバネにして書き続けたのでしょうか。
この方は「才能ない」と言われ続けても決してあきらめなかった。絶望しなかったのです。あるいは、絶望の中から再び立ち上がり、そしてついに「才能」を認められたのです。
為末大氏のツイッターは、ひとつの考え方ですが、オリンピック選手になる倍率とラノベ作家になる倍率を一緒に考えてはいけません。ラノベ作家志望の人口と、陸上競技人口の数は相当な差があり、ぶっちゃけオリンピックに出るよりはラノベ新人賞を取った方が数字的には確率が高いです。お暇でしたら調べてみてください。
あなたはネガティブな情報を進んでかき集めているように見受けられます。駄目な理由を捜して自分に言い訳をするのは勝手ですが、ここには公募を目指す人が多数集う場所です。
あなたの絶望や悲観的な考えにひきづられて筆を折る人がいたら悲劇ですよね。
別に絶望したいのならすればいいし、あきらめたくないのなら書き続ければいい。それだけのことです。
ラノベ作家になるのが夢とおっしゃっていますが、公募には応募されているのでしょうか。公募に出して、作品をプロの目から評価してもらったことはあるのでしょうか。
私はあります。最近では二次通過の三次落ちでしたが、とてもためになりました。自分に欠けていた所が見え、奮起を促すありがたいものでした。
公募の評価シートを見ることで自分の立ち位置が見えてきます。
遺伝がどうしたというのは全く関係がない話です。
あなたは好きなことを「これは向かないからやめろ」と言われたらスッパリ止められるのでしょうか。「好きこそものの上手なれ」ということわざを知っていますか?
「下手の横好き」という言葉もありますが、あなたに当てはまるのはどちらでしょうね。
そんなに遺伝を重視するのなら、あなたの両親や祖父、親戚の傾向をたどって自分の意思とは全く関係ない生き方を選択すればいい。それはそれでいいかもしれませんね。失敗しても、全部親や先祖のせいにしておけばいいのですから。
慰めて欲しいなら、親か恋人に縋ってください。
飛車丸さんはあれを見てショックを受けないんですか!?
ラノベ作家に必要な素質は遺伝の影響を受けてるんですよ!? 全く不安を感じないとでも?
> “嫌儲で「ライトノベル新人賞に100回落選w 諦めろよ…才能ないんだよ」とバカにされた人が受賞”という記事です。詳しく調べればいろいろわかることもあるでしょうね。
ケンタッキーフライドチキンで有名なカーネル・サンダースは一○○九回断られても諦めなかったそうですね。
件の広岡威吹さん(第6回GA文庫大賞前期において奨励賞を受賞しました!!)も本当によく頑張ったと思いますが、両者に共通しているのは「何度断られても諦めなかった才能があったこと」です。パーソナリティは様々です。皆が皆、彼らと同じような志を持って行動できるわけではないでしょう。
私には、二人のように粘り強く行動できる自信がありません。これも遺伝の賜物でしょうか。
> 為末大氏のツイッターは、ひとつの考え方ですが、オリンピック選手になる倍率とラノベ作家になる倍率を一緒に考えてはいけません。ラノベ作家志望の人口と、陸上競技人口の数は相当な差があり、ぶっちゃけオリンピックに出るよりはラノベ新人賞を取った方が数字的には確率が高いです。お暇でしたら調べてみてください。
争点は倍率ではなく「全ては遺伝の影響を受けている」ということです。
これまでは「必死に努力すればデビューできる」と考えられていたのに、それが覆されて「デビューできたのは遺伝的に優秀だったからだ」と言われたから絶望したり、J-CASTの記事のように感情的に反発する人たちが出てきているんです。
> そんなに遺伝を重視するのなら、あなたの両親や祖父、親戚の傾向をたどって自分の意思とは全く関係ない生き方を選択すればいい。それはそれでいいかもしれませんね。失敗しても、全部親や先祖のせいにしておけばいいのですから。
蛇の目さんは遺伝とデビューは無関係とでも主張するんですか? それじゃただの現実逃避ですよ!
くだらん情報ですよ。
遺伝子が~と言われますが現在解明されているDNAなんて極々僅かなもんです。
そんな中で仮説を立てているに過ぎません。
アスリートに関しては、確かに肉体的に親から受け継いだ因子は大きいですよ。
だからと言って練習が無駄な訳ないですし、才能だけではどんな世界でも一流にはなれません。
陸上短距離とかなら肉体の因子はデカイですが、例えば野球ならどうです? 才能だけでプロになれると思いますか?
そして、作家を目指すならば脳ミソの話になってきます。
遺伝子と同様に、人間の脳ミソもまだまだ謎が多い器官です。
何に作用するのか解っていない部分もあります。
しかも一生の内に使えるのは、脳ミソの三割程度と言われています。
そんな人間の脳ミソは突き詰めればただのタンパク質に過ぎず、更に突き詰めれば原子に行き着きます。そこまでくると非生物との境界もなくなります。
こんな調子で生物と非生物の境界も曖昧なのに、遺伝子がどうの~とか言われても、細木数子から占いを聞いて「明日、世界が滅亡する」と言われたのと同レベルの感慨しか沸きません。
こんなの一々信じてどうするんですか?
そんな調子じゃ、その内に貴方がカルト宗教とかにのめり込んだりしそうで心配です。
往々にして、こうやって人の不安を煽ると一定の経済効果ってもんが発生するんです。
自己啓発の本が売れたり、聖書が売れたり、胡散臭いセミナーに人が呼べたり、怪しい宗教に寄付金が入ったり、「運命を変えるツボ」が売れたり。
そういうのです。
そしてこいう根拠がよく解らん話を面白がったり信じたりする人がいるので、このようにニュースのネタにされます。
そしてまた怪しい(rya
大体十年おきくらいに「世界崩壊説」が出るのも同じ理屈です。
信じるアホが教会に寄付金入れたり、無駄なシェルター作ったりするから、一部の人間が潤うんです。だからまた不安を煽ります。
なんかそれと同じ匂いしか感じないんですよね。この記事。
大体、そこまで遺伝子の解明が進んでいるなら、遺伝子治療とかももっと発達していいと思うんですけど、残念ながら そういう話は聞きません。
もし遺伝子で人の向き不向き、精神面での問題点も解るなら、不治の病は全部遺伝子治療で治しちゃえばいいんです。
遺伝子がそんな万能な代物なら真っ先に軍事と医療に活用されると思うんですが。
その辺どう思いますか?
作家になるために才能なんて関係ねえ!って言ってる方もいっぱいいますよ。
冲方丁などは完全にそっちの主張ですね。