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  4. 一次落ち小説の使い回しの注意点公開日:2014/03/30

一次落ち小説の使い回しの注意点

 ジジさん(ラノベ新人賞下読み)のコラム 2014年03月26日

 ある賞で一次落ちした作品をすぐに他の賞へ回す……という応募者の方も多いかと思います。
 私自身、同じ年に複数の賞で同じ作品を読むことが希ではありません。

 ただ、使い回す前に考えていただきたいことがあります。それは、
「一次で落ちる作品には一次を通らない理由がある」
 ということです(もちろん例外はあるわけですが)。

 ですので、落ちたときにこそ人と相談してその理由にあたりをつけ、冷静さを取り戻すためしばらく寝かせてから改稿するのをおすすめします。

 また、以前のスレでやり取りさせていただいた中で、選外だった作品を改稿して送り続けるのはメリットがあるか……という内容のものがありましたが、やはりおすすめはしかねます。
 1回なら好意的に受け入れられても、2回以上それをされるとその応募者に対する編集部の評価がどんどん目減りしていくからです。
 私が関わってきた中で、そのような作品が受賞に至ったケースはありません。名前を悪い意味で審査側に憶えられるだけです。

 改稿作を送るなら1回だけと決めて、あとは評価シートのアドバイスを踏まえて新作を送るようにしてください。

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