ライトノベル作法研究所
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  4. 読者に対する配慮は必須?公開日:2014/04/13

読者に対する配慮は必須?その2

限りなく透明に近い青さんの意見2014/03/30

 レスする気は無かったんですが、すごく共感してしまったのでレスします。
 僕も配慮の無い方には殺意を覚えてしまいます。それもかなり。

 具体的に言うと、誤字と誤変換だらけとか。
 それを飲酒して書いたからです、と妙な言い訳をしたりとか。
 話の解説をあとがきにつける。
 それだけならまだしも、言い訳がたらたらと書いてあったりする。
 フリートークが自慢ばかり。
 ご本人の言いたいことは要するに「文章がこんなに書けて凄いアテクシ! 文章以外にもこんなことが出来るアテクシ! プライベートもこんなに充実してる凄いアテクシ!」なんですね。

 でもですね、わざわざ文句をつけに行くのも馬鹿馬鹿しくて、ブックマークから外しました。 

 合わない人とは距離をとる。偉そうですがこれが最善かと思います。

率さんの意見2014/03/31

 何故なのか、どうしてなのかという疑問はトウ様の仰る通り『意識』の違いかと思います。
 やはり創作を人知れずしていても誰かに見せたい欲求が生まれてきます。そして、どう見られているのか読者を楽しませたいという思いが沸くと思います。

 「読者を気にせず執筆する」には二つの場合があるのではないでしょうか?

 まずは、読者に振り回されて書きたいものが書けなくなるケースです。これは何度か見てきました。
 別にお金を貰っている訳でもないのに、自分が好きでネットに上げているのに、読者の『言いなり』になって本当に書きたいものを見失う作者はいます。
 真面目な方ほど読者の期待や感想を裏切ったら読者がアンチになって、自分の作品から離れていくのではないかという疑念を抱き、背負う必要のないプレッシャーに負けて筆を置く人が居ます。

 創作の一環で同人活動(オリジナル)をしている作者に、読者の考案した今後の展開の詳細な要望を突き付けられ、「お金を払っているんだから言う通りに書いてよ」という読者からの圧力を掛けられる方もいました。それに耐えきれず、やはり創作活動から身を引く作者もいました。
 期待というプレッシャーや理不尽な持論、自分が優位だと言わんばかりの傲慢な読者に屈した経験から、読者を意識せず書くことの方が精神的に楽だよと言っているかもしれません。
 勿論、そんな人ばかりではないですが、強烈な印象と精神的にくるモノがあると思います。

 あるいは、単純に「創作活動をしている自分」に酔っているだけの人の言い訳なのかもしれません。

 読者を意識せず書く人も結局はどこか片隅で無意識のうちにしていると思いますよ。

かの あきらさんの意見2014/03/31

 こんばんは、かのあきらです。

> 「ネット小説に限って言えば読者への配慮、意識なんてあってもなくてもいいもの。趣味で書くだけなら作者の好きにしたらいい」

 確かにこれも絶対駄目って言えるものではないと思います。

 ただ、読者に配慮、という点においては作者さんにはメリットこそあれ、デメリットはないのですから、是非ともやってほしいとは思います。
 思いっきりえっちい小説を書き、それをネットに上げてるのはいいのです。
 そこに前置きで「この作品には性的描写が含まれています」とあるだけで、読者は健全なお話だと思ったのに騙された、というのを回避できます。

「うちの子がこれ読んでショック受けたわよ、ど~してくれるのよ!」
 っていうモンスターペアレントママすらも、
「だから、注意書きしてるじゃん」
 の一言で叩き伏せる事もできます。少なくとも世間は作者さんの味方になると思います。

 意識という部分がどれを指すのか、ちょっとわからないのですが、読者年齢とか、最近の流行とか、そういったものなら必要はないと思います。
 作者さんの好きなものを好きなように書いて、上記の『配慮』をCERO規準くらいで入れてもらえたら、読者としては文句のつけようがないです。
 後は読者の好みの問題、選択の自由です。

 とか書きましたけど、そういう話じゃない?
 私何か勘違いしているかもしれません………。

かの あきらさんの意見2014/03/31

 そうあるべきですね、とは思いますけど。

 不特定多数に公開と言っても、きょうびそれこそ小学生からお年寄り、不良・DQNからインテリ・エリートまで多種多様な人が多種多様な目的で日常的にネットしているわけで、ちょっと前みたいに自分の投稿が『全世界へ』発信されるというのは、理屈や建前としてはそうでも実際の感覚としてはそうでもなくなっています。
 個性や常識を通り越して良くも悪くも極端なことを言う人はいっぱいいますし、利用者の大半は『全世界』に興味なくて言葉の通じる範囲で自分の肌に合う人物や場所をうろつく状況です。

 例え読者に充分な配慮をしてようが、向上心や意識が高かろうが、「低質なもの」、「多少良質であっても無個性なもの」は無価値同然の扱いで寄りつく人はいません。

 そういう中、自分のブログやHPで好きに書いてる分には別によかろうと思います。
 物書きに限らず、ろくなこと言わないのに多数のシンパがいる謎の人間もネット上にはわんさかいます。
 読む方も「こいつクソだな」と思えばブラウザバックして記憶からもポイしちゃえばいいだけの話です。
 モラルのないことを書いて晒し上げられて炎上したとしてもそいつの「自己責任」、そこらへんは自分が深く傷ついたとか迷惑被ったとかでなければ口出しすることでもないのでは。

 どのみちネット上では読者を意識・配慮しない作品にちゃんとした読者がつくとは思えませんし、周囲が理屈や感情で叩くよりも、誰も読まないという現実の方がお灸になると思います。
 誰にも読まれないけれどお山の大将でいたい人は、別にそれでいいじゃないですか。
 ほとんどの利用者もそんな人間にいちいち構わないし、本人がそれでいいと思ってるなら意識云々と説教する方が「何様だ」でしょう。

 ただ、意識の低いやつがいて殺意わくわ~、みたいなことを、それこそ不特定多数が閲覧できる場で書く行為も大概でしょ、と思います。
 確かにヘタクソな上にやる気がない人を見るとイラッとするのはわかりますが、物騒な言葉を使うものではないと思いますし、本人には何も言えないのに掲示板で賛同者を募るかのように陰口叩くのはモラル的にどうなのかと。

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