スイさんの質問 2014年06月17日
お世話になります。
サイト(交流サイトや個人サイト)やツイッターで出会った、4~5人の創作仲間さんたちと交流させていただいているのですが、最近悩んでいることがあります。
少し前までは、何も思わず楽しく交流できていたのですが、最近もやもやしてしまうことが増えてきました。
「あなたの作品の感想を、こんなに頭をひねって考えてあげたんだから、私の作品にも感想くれるよね?反応してくれるよね?」
というような、変な雰囲気が目立ちつつあるんです。
感想の等価交換、みたいな感じでしょうか。純粋に相手の作品が好きで、感想を出し合うのではない感じです。
ツイッターのハッシュタグなどのプチ企画や、お題が流行るようになってから、顕著になりました。
相手の感想を「考えてあげれば」、見返りとして自分にも感想がもらえる。
相手のキャラを「立ててあげれば」、自分のキャラも愛してもらえる。
それに違和感をおぼえる一方で、自分もやっぱり感想が欲しくて、無理に反応しようとしてしまいます。
結局、自分のキャラや作品だけが可愛くて、他はどうでもいい(けど、反応は欲しいから「お代」を払う)んだなあと思ってしまいます。
これって少なくとも、あんまり健康的でないというか、不自然かもと思うようになってきました。
少なくとも、良い刺激にはなっていないような気がします。
どこのグループでも、多少はそういう下心は出てくるものなのかもしれませんが……
こういう不自然さに気づいてモヤモヤしてしまったときは、今後どんな気持ちで交流・活動していけばいいのでしょうか。
いっそ交流からフェードアウトしてしまう、名前を変えて活動し直す、開き直ってそのまま交流を続ける…等、色々方法はあるかと思いますが、似たようなご経験のある方、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
●答え●
すごく共感してしまったのでレスします。
私自身、最近までブログで二次小説を書いていました。
で、似たようなジャンルの小説書きさんと感想の交換をする、という流れなんですが……。
これが義理みたいになると辛いというのは確かにあります。
(大変失礼ながら)面白くない小説を義理で読むのは辛いですし、面白く無い上に作者がやたら自信満々だったりすると「あいたたた……!」ってなってしまいます。
その上に、上から目線で二次小説に対して「アタシなら、このキャラはこうするわー。これはアタシの好みじゃないのよねー。これはアタシの……うんぬん」と、注文つけられた日にはもう……。
二次小説、特にカップリングって、あくまでその人の嗜好が表れるわけで、全員の嗜好にはとてもじゃないけど合わないんですよ。
かつ、人の嗜好には口出ししてはいけないと私は考えています。
私は貴女のオーダーメイドをしている訳ではないし、好きに書いているだけだし、仮に客がこなくても、あくまで私の責任だ! そのくらいの覚悟はして書いとるんだ!!と反論したかったです……。
いや、決して反論するようなことはしませんよ?
が、あんまり続くと腹に据えかねます。本当に。
で、ここからが私の意見なんですが。
○非常に申し上げにくいんですが、感想が来にくいのであれ、それは自己責任である。
……私のことを言っているようなものですが(汗)
やっぱり面白いものを書くこと、それと、できるだけ宣伝することがやはり重要だなと思います。
○面倒になってきた交流には、もはや意味が無い。
「でも、付き合っていれば……」とお考えになると思います。
が、交流というのは、楽しくなければ続きません。
無理をすれば、しわ寄せが必ずどこかに来ます。
それは向こうが何らかの形でキレるという事態を招くかもしれませんし、自分がいつかキレてしまうかもしれません。
そんな事態を回避するためにも、合わないと思えば距離をとる。
あるいは、別の場所で書いてみる。別の趣味をやってみるなどをお勧めいたします。
私自身、二次を辞めてラ研に来たようなものですが、正直言ってこちらでダメ出しをされるほうが遙かに気が楽です。
論理的に意見を述べてもらえるし、揶揄するコメントは来ませんしね。
私自身、小説をネットで公表というのは、二重にめんどくさいのでやっていないです。
一つは、全部書いてから推敲してブラッシュアップしたものを読んでもらいたいという理由で、書き進めていくうちに、全体に矛盾とかが生まれるのを避けたいから。
もう一つは感想をもらうなら他人の小説を読まなければならないというのが面倒くさいから。
小説は書くのもそうですが、読むのもエネルギーと時間がいるわけですしね。
一つ言えるのは、交流は権利であって義務ではないということです。
あなたが面倒くさいと思ったらやめたら良いと思います。
感想が欲しかったら、ネットではなくプリントアウトしてお友達や両親、兄弟、親戚などに見てもらって感想をいただくというのもアリだと思います。
私には、すでに自分の書いた小説を無条件で読んでくれる仲間がリアルで3人いるので本当に感想をもらえるかどうかもわからないネットでの掲載なんてやってられません。とてもとても。
ネットの付き合いはどこまで行ってもリアルの関係性には届かないんですよ。ど~しても!
感想をくれるのも、読むのも権利のはずなので、義務になってきてウザイと感じ始めたら離れたほうが良いでしょう。
と私は思います。
どうも、カスピ海です。
まず私の立場を説明しときます。
個人的には、他の作者と交流することは有意義な面があると考えています。もちろん色々と手間がかかりますし、その辺りは自分の天秤で量っていくしかないわけですが
(活火山さんに反論とかしてるわけじゃないです)
そしてこれも活火山さんの話にかぶりますが、ネットの付き合いはバーチャルです。そこで無理やり仲良くしようとすると、必ずどこかで矛盾が生じて歯車がぶっとびます。
私も仲の良い人は何人かいますが、すべてメールのやり取りに限っていて、このサイトの投稿室で話す時は基本的に他人行儀な感じです。いつもお世話になってます、くらいのことは言いますけどね。そのメールのやり取りだって、敬語敬語敬語です。まぁもちろん仲良くやっているわけではなりますし、小ボケなんか挟んだりして、そういうときは口調を砕きますよ。けどそんなのは会話のスパイスであって。全体の礼儀は貫きます。
なぜって、リアルではないから。バーチャルだから。だったら他人行儀を徹底するべきじゃないか? と。そう考えてます。けどたとえ、いざ作品を見せ合おうという段階で、忙しいから無理だと言われても、私はその人の作品を精読して丁寧に感想書けます。ってか実際そういう感じでやってます。友達って、そういうものでなくって?
さて。伺った限りで言わせてもらいますが、たぶんスイさんのそのグループは必要以上に仲良くなりすぎたんです。だから期待を押し付け合うことしか出来なくなっているのでは? もうね、きっぱりお別れした方がいいように思います。あなたにとって何ら有益ではありませんよ。
何より、仲良くなるとその分だけ嫉妬という恐ろしい感情も膨れやすくなります。トラブルとストレスの元です、そんなもんいりません。そういうのは我慢すべき場面もありますが、颯爽とスルーして歩くべき場面もありますよ、やっぱり。ネットならそれも簡単に出来ます。あ、ダメだと思ったら逃げる。
ってか、自分のキャラを愛でて欲しいって。そりゃ愛されるに越したことはないですけどね。これもやっぱり押しつけです。
ここで一つ例え話をば。
前田敦子さん、いらっしゃいますよね? 私はあの人のこと別に好きじゃないし、AKBにも興味はないんですが。彼女の引退宣言だけは好きです。
「私のことは嫌いになっても、AKBのことは嫌いにならないでください!」
あまりに有名ですよね。一時期ネットスラング的な感じで流行しましたし、いまでも時々パロった発言をネット上に限らずさまざまなメディアで見かけます。
このセリフの何がいいって、自分の要求を押し付けてる印象がないんですよ。それはまず前提として「私のことは嫌いになってもいい」と言って許容の姿勢を見せることで、相手の心理的ハードルを下げてるから。そしてそのうえで「AKBのことは嫌いにならないでください」と自分の要求を伝えている。しかも、ネガティブな言い回しで。
もしこれが「AKBのことをずっと好きでいてください!」とかだったら、それほどインパクトはなかったと思います。何のひねりもないし。そう思いません? 思いません、か……?
と、いうようなことを専門家がテレビで言ってました(笑)
ただこの話をすごく面白いと思ったのでよく記憶してます。物を書く人間として、非常に興味を引かれましたので。
……で、えーっと、本題なんだっけ?
あぁそうだ、期待を押し付けるなという話ですね。
(書いてる途中で本気で忘れてましたー)
いやね? そもそも作家仲間というスタンスで常にいるのが変だと私は思います。誰かの作品を読むのなら、自分は半作者なおかつ半読者になるべきです。その方が相手のためになりますし、自分も客観的な視点から相手の作品を研究し、自らの糧にすることが出来ます。
具体的には、まずリラックスしながら読者として作品を読みつつ、あ、これ面白いと思った瞬間、作者としての自分に戻る、みたいな。
そういう向上心より、自作への愛「だけ」が先行してしまっているなら、きっとその人は読者のことなんか微塵も考えてませんよ。
そんな人たちと交流することが、果たしてあなたのためになるのでしょうか?
もし、仲間を失うことで今後の執筆に不安に思うなら、最終手段として、私にメールしてくれたっていいです。アドレスは一応載せました。お互いのフィーリングが合うなら、自然と付き合いは続くでしょう。
とまぁ、スイさんの友人たちを罵倒する形になってしまってすいません。悪意はないので悪しからず。
それでは!
おそらく、スイさんと他の創作仲間さんとの間で、目的に温度差があるのですね。
スイさんは創作に対して真摯に向き合い、自身を高めようとしていらっしゃるのでしょう。
プロの小説家を目指しておられるかどうかまでは分かりませんけれど、少なくとも良い小説を書きたくて、その交流もそのための手段としてとらえられているのだと思います。
ただ、そこで考えて頂きたいのは、件の創作仲間の方々も果たして同じ思いなのかということです。
ご質問の文章を拝見した限りだと、その方々とって小説というのはあくまでも手段でしかなくて、むしろ交流こそが目的であるかのように思えます。
小説などの創作活動に限りませんが、趣味を交流のための方便にしたり、承認欲求を満たすためだけに使う人が少なからずいます。
もっとも、これは社会性動物である人間にとっては当然の行為で、それ自体は何ら責められる行為ではありません。
真摯に向き合っているつもりの人でも、大なり小なりそういう部分はありますからね。
それで誰かに危害を加えているわけではありませんし、おそらくそれがその方々にとっては自然で健康的で心地よいものなのです。
スイさんの「あんまり健康的でない」だとか「不自然だ」という主張は、おそらくスイさんにとっては正しい言葉なのでしょう。
けれども、おそらくその創作仲間の方々にとっては、そうした交流という行為こそが目的なのでしょうから、そんなこと思ってもいないのかもしれません。
……まあ、スイさんやお仲間方の本心も含めて、あくまでも私の推測ですけれどもね。
ともあれ、創作仲間の方々の本心がどこにあるのか見極めるのが、まずは大事ではないでしょうか。
もし、スイさんと同様に創作行為そのものを目的としたいと思っているのなら、スイさんの「あんまり健康的でない」「不自然だ」という主張をぶつけて関係改善してみるのもよいでしょう。
ただ、そうでない場合、スイさんの気持ちを正直に吐露すると……彼らにとっては自然で健康的だったはずの関係全てをぶちこわしにしてしまう危険性がある(下手すれば相当恨まれます)ので、その場合はフェードアウトするなりの穏便な方法で関係解消するべきでしょう。
ちなみに、私は思ったことをわりとはっきりと言ってしまう人間なので、その手のグループが長続きした試しがありません。
そもそも、私生活でもそんな感じなので友達が少ないです。
その代わり、言いたいことを言い合える人間だけが残るので、数少ないとはいえ友人知人との関係は非常に良いですよ。
質の高い人、もしくは意識の高い人とつるむことができればいいんですけどね。
まず交流が嫌になってきたという点ですが、
水が合わないと思ったら、言い争いになる前にさっさとフェードアウトするのがベターだと思います。
人やコミュニティは正直探せばいくらでも他に見つかりますから、タメにもならないし楽しくもない、とすれば僕ならすーっと離れます。
実際SNSには明らかに思考や人間性のおかしい人もうようよしてますから。
続いては感想をもらうということについて。
きちんとした感想がほしい、となれば、何らかの対価はやはり支払うべきかと思います。
小説は読むにも時間と手間がかなーりかかるので、最初から最後まで投げずに読んで良質な感想をタダで書いてください、とはなかなか言えません。
5000円あげるから、焼肉おごるからと言ったら相手もやる気出してくれるかもしれませんが。
お金の授受こそないけれど、きちんと感想を書けば相手も感想を返してくれる、と思うから、いやらしい態度かもしれませんが、それなりに時間と労力を割いて自作に感想を書いてくれるわけです。
仲のいい友達が自分の作品を読んでくれるのだって、別にタダってわけじゃなくて、それまで自分が築いてきた付き合い+今後の付き合いがあるから、と読んでくれるのです。
現時点で仲良くなく、今後も仲良くなるつもりのない人に頼んだって十中八九請けてもらえません。
個人的には、掃いて捨てるほどアマチュアモノ書きがいる中で、わざわざ自分の未熟な文章を読んでくれる奇特な方への対価は喜んで払わないといけないぐらいだと思います。
「付き合いで感想返すのが面倒だから、もうやりたくない」か、
「付き合いで感想返すのが面倒だけど、うまくなりたいから書こう」か、そのどちらかです。
ただ、前述のように、こいつらから感想もらってもタメにならん、と感じたならさっさと離れた方がいいと思います。
うーん、こういった問題には明確な答えはありませんね。
その時その時で、最善であり最悪でもある答えしか存在しえない。
ただ、折角築き上げた信頼関係を一方的に放棄する事はお薦めできません。
個人を特定されていないにしても、もし何らかの事でその事が知られたなら、その人はアナタに良い感情を持ってくれる事が無くなってしまいます。
開き直り、そのまま交流を続ける事もまたお薦めとは言い難いモノですね。
アナタの心の内で、精神的に追い詰められてしまう可能性も無きにしも非ず。
では、何が最善か?
自分に素直に行動する事が最善とは申しませんが、自分なりに、を大事にする事が一手かと。
偽らず、慣れ合わず、真摯に対応する事。
それで、相手と付き合う事が出来るようになる事。
私にはそれが一番かな?
私自身は私なりにを実践中。
この掲示板でも私なりに考えた上での答えを出し続け、自分としてはこうなのだという事を示し続けています。
それに対する反論も色々ございますが、それでもやはり私は私の考えの元、活動を続けています。
ある方達からは、無視される事も多いのですが、それでも私は私なりに。
それで交流が途切れるならそれまでだったかと。
私には無理をせず、自分らしくを続けられる事が大事ですね。
私自身は無茶・無理をする事自体が難しいので、自分としての意見を出し、それに対する意見も見聞きする。
無理を感じたなら、時間・距離を置いて長考に入ります。
それでも良いのなら、私はそれに応えるし、それで途切れるのならそれまでだったかと。
最近は考える時間というモノの大切さを、しみじみと感じさせられる事が多くなりましたね。
ツイッター然り、ライン然り、考える時間が少な過ぎないかと思える事も。
なので私は名前の通りに、のんびりゆっくり、自分なりの速さで活動しております。
お陰で孤立する事もありますが、気長に付き合って貰える相手とも巡り合ったり。
私個人のモノの考え方ですが、参考までにどうぞ。
こんにちは、初めましてスイ様。紅 魅月と申します。
私にスイ様のような経験はないのですが、少し書き込ませて頂きます。
そうですね、私ならそのやりとりは止めますね。
だって面倒じゃないですか。
それに、見ず知らずの人からコメントされるほうがお決まりのようなコメントより100倍、うれしいと思います。
また、コメントが来ないなら来ないでどうすればいいのか考えることも大切だと思います。
> いっそ交流からフェードアウトしてしまう、名前を変えて活動し直す、開き直ってそのまま交流を続ける…等、色々方法はあるかと思いますが…
ばっさり、いきなりやめるのは、あまりおすすめはしませんが、徐々に「○○の用事があって…」とか、「これから○○週間出来ない」とかいってやめますね。じわじわと。
大人の世界は、そう簡単にはいかないんだよ! と思われるかもしれませんが、少しでも参考になればうれしいです。
失礼しました。