> 日本で作られているガンアクションものってほとんどの場合、敵の銃弾はほぼ当たらなくて、主人公側はの銃弾だけは百発百中で当たるという謎の法則がある(とおもう)のですが、これリアリティの面で言ったら完全にマイナスな気がするんですね。
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> まあ、日本のチンピラが普段から裏社会で生きてるガンスリンガーに圧倒されているくらいならまだいいんですが、軍隊レベルの連中とやりあって、一発も弾丸をもらわず、自分の弾だけは都合よく当たるってのは、なんだかな~な気がします。
確かに、ラノベやアニメでは良く見かけますね。ただ、これって、主人公を魅せる演出としては、王道としてみています。
というのも、もう多くの方が書かれていますが、銃器の性能は、人が携行できるレベルでは、最高峰になります。破壊力、連射速度、射程距離、汎用性、とても人の能力では対応できません。また、これが複数になると、生存が絶望的なものです。
だからこそ、そんな状況を覆るというのは、読者にはインパクトを与えます。と同時に、それをやってのけるキャラの能力や知識の高さを、(と異常性)を引き立たせる役割も果たすため、演出としては、なかなかの武器です。
ただ、活火山さんがいうことも分かる気がします。
この演出、王道になる程、使い果たせられた上に、能力を引き立たせるのに使う場合、ラノベとの相性はあまり良くないからです。
というのも、能力の場合、スピードや動きといった視覚で見せたほうが、分かりやすいため。それが苦手なラノベには不向きな気がします。
「主人公側は基本銃弾に当たることがない」というのは、能力、知識や勘の冴えを見せるための演出であり、ラノベの場合、知識や勘の冴えを魅せることに重点を置いたほうが、リアリティーがつくと考えています。
駄文ですが、では。
こんにちはです。(」・ω・)
やっぱりお約束も度が過ぎると飽きられちゃいますよねぇ。
私は遊戯王GXという作品でそれを強烈に感じました。
手札もフィールドのカードも0の状態から、都合よくカードを引いて逆転勝利! それがほぼ毎週。……私=唖然……。
原作者のシナリオを超えることはできないんだなと実感した瞬間でした。
遊戯王みたいに長く続いていて戦いのルールがガチガチだとそうなってしまうのも致し方ないのかもしれませんが、ちびっこが主人公を見て喜ぶことを考えるとそれもある意味当たりまえなのかもしれませんね。
リアリティとお約束の狭間とでもいいますか。そのバランス感覚は大事にしたいところです。
物語の中で起きている面白い出来事の多くは、そこだけ切り出して来れば「リアルじゃないよ」といえると思います。
だって、魔法と科学が戦争したり、モンスターと剣で戦うのですよ?
ガンの場合はなまじ現実世界に同じものが存在するので、ついリアリティが気になりますよね。親戚のお姉さんがテレビドラマに出演しているようなものでしょうか。現実を知っているだけにくすぐったい。つまり、知っている人ほどくすぐったい思いをします。親戚のお姉さんを知らない人にはどうでもいいくすぐったさです。これが本当の姉だったら、くすぐったいどころかひりひりして、ドラマに入り込むのは困難をきわめるのではないでしょうか。知識ある者の悲哀です。
たぶん観客の多くは「猫かぶってないで、いつもの本当の姿をさらしてみろ」などとはつゆとも思わず、すなおに見ているのではないでしょうか? なまじ本当の姉の本性をあらわされてしまったら、ストーリーで設定された役割と食い違いが生じてしまい、むしろ物語がぶち壊しになってしまう可能性があります。たとえ本当のリアルでなくても、役を演じきってもらう必要があります。
ガンアクションに日米差があるとしたら、観客の知り合いが出演しているかどうかということではないでしょうか。
同様に、アメリカ国内向けに作られたドラマでは濃い知り合いが多数出演している前提で作られ、全世界向けのハリウッド映画ではあまり出演していないという前提で作られる傾向があるのではないかと思います。例外は無数ですが。
ガンも演技してるってことです。それぞれの芝居での上手い下手を味わえばいいのではないでしょうか。
こんにちは、ひみつです。
活火山さんの言う、主人公に当たらず、敵が一方的に撃たれるというのは、見ていて気持ちはいいのですが、リアルだったらまずありえないというのには激しく同意します。
(狙撃手など、かなりの遠方から撃っていても、砲撃や爆撃で吹き飛ばされる今日この頃な戦場とか)
と、ここでふと思い出したことがありました。
実際の戦場で、数千発撃って一人も死なない話。
例えば、かつてのアメリカは南北戦争(だったかな?)。
その当時は、前装型のライフルが主流で、銃口から火薬を詰めて、棒で押し込み、弾を込めて、また押し込む。最後に火薬を火皿に入れて・・・(忘れました・・・)
やり方は省きますが、そんな感じで塹壕にこもり、お互いにやりあっていたのですが、戦闘後の調査で驚きの結果が発見されました。
なんと、回収されたライフルの半数以上に、何度も火薬と弾丸を押し込んだものや、弾の代わりに紙などが詰め込まれていたものが発見されたそうです。
誰もが戦ってますよという雰囲気をにじませながら、実際に戦っているのはごく少数という結果だったようです。
これらは、良心的兵役拒否のようなものが、先頭の真っ只中で起きたのが理由ではないかと言われています。
第二次大戦中も、実際に戦っていたのはほんの一部の兵士だけで、彼らが殺傷数を稼いでいたという説もあります。
戦場で銃を打たない兵士たちが、訓練に工夫を凝らしたことで、ベトナム戦争では発砲率が90%に跳ね上がったと言われています。
もっとも、弾丸の消費量に対し、有効命中数は格段に少なかったようですが・・・(説によっては、数万発で1人殺せる程度だったとか)
話は変わりますが、ベトナム戦争の最中、あるアメリカ軍部隊が、川を通過する船舶を攻撃するよう上官から命令を受けました。
しかし、その部隊は弾丸を空に向かってばらまくばかりで、一発も船にはあたりません。
彼らは、その船の中にいるのが民間人だと知っていたので、あえて外して撃っていたという話だそうです。
誰だって、最初のうちは民間人を殺したいなんて考えませんからね。
こんな形で、正義の味方である主人公を穴だらけにしてやろうという気持ちが萎えてしまい、結果命中率が格段に低下するという・・・
そんな感情が、フィクションの兵士に働いていたのでしょうか?(だとしたら、人間の鑑ですね! 正義のために命を投げ出すなんて素晴らしい!)
実際の戦闘では、緊張やらなんやらもありますし、制圧射撃で弾丸を消費するのもあって、弾丸の消費が跳ね上がるのでしょうか・・・
(狙って撃つということは、体を晒しているから、撃ってください言ってるようなもんですもんね! HAHAHAHA! ま、どんなに体を晒していても、主人公には一発も当たらないけどね! HAHAHAHA!(´;ω;`))
以上です。記憶が曖昧な部分があるのですが、結構有名な話なので調べてもらえばすぐにわかると思います。
(だったら、調べてから書けば・・・)
個人的な意見ですが、参考になれば幸いです。
(ちなみに、私は無敵キャラが好きなんで、そういったキャラは必ず話の中に盛り込みたいなとか考えているんですが・・・バランスブレイカー過ぎて、扱いが難しくなるという・・・)