簡単な計算をする

簡単な計算をやることは脳の活性化に非常に効果的です。

単純計算が脳の活性化に貢献することは、東北大学の川島隆太教授の実験によって証明されています。川島氏は、コンピューターゲームと、クレペリン検査(単純な足し算を繰り返すテスト)をしているときの脳の様子を、PET(陽電子放射断層撮影)で調べました。
すると、単純でつまらない足し算をしているときの方が、楽しいはずのゲームをしているときより、脳が活発に活動していることがわかったのです。この結果から、川島氏は、

1.簡単な計算問題は脳を鍛える。

2.むずかしい問題を解く前に簡単な計算問題を1〜2分やると、脳の様々な部分が活性化して、いまわば脳のウォーミングアップになると提言しました。

彼は、大人のための計算問題集まで出版しています。


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