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もし幼馴染みがオレの書いた自作エロ小説を読んだら

 家に帰ると幼馴染の紅子がいた。
「おわぁ!? なにやってんだお前っ!」
 オレが驚愕するのも無理はない。
 なにを思ったのか紅子は机の上のノートパソコンを開き、画面の中を食い入るように見つめていたのである。
 不法侵入及びプライバシーの侵害……これは立派な犯罪だ。
「勝手に人の部屋に上がり込んで勝手に人のノートパソコンを覗いていますけど、何か?」
「わぁい! 的確な状況説明ありがとー。でも、できればもう少し悪びれて?」
「ときに憲明。男のノートパソコンにはえっちな画像が入っているものだと、おばあちゃんから聞いたのだが……」
「えっ、おばあちゃん何言ってるの!?」
「私はそれがどうしても信じられなくて……ウチの憲明に限ってそんなことはないだろうって信じてたのだが……」
「…………」
 これはまずい。
 汚物でも見るかのような眼差しで睨みを効かせる紅子。これはオレも覚悟をしておいた方がいいのかもしれない。
 紅子に言われるまでもなくオレのノートパソコンにはえっちな画像がたくさん入っている。
 その量、およそ13ギガや!
 「憲明、これはどういうことかな?」
 どこだ。
 どこまで突破された?


 オレ秘蔵のエロ画像は三つの階層に分かれている。


 第一階層は一般・グラビアアイドル画像。
 この階層は言わば撒き餌だ。
 万が一、他人に見られてもいいように、わざと見つかりやすい位置に置いている。趣味というより、こっから下の危険画像たちをカモフラージュする意味合いが強い。

 第二階層は三次元・一八禁画像。
 この階層はわりとガチで見られたくないエリアだ。
 ノーマルからアブノーマル、素人投稿から引退した幻のAV女優まで多種多様に取り揃えている。マニア垂涎の逸品さ。

 第三階層は二次元・一八禁画像
 この階層は一般人に見られたら失禁しかねない、危険度120%のエリアである。
 才気あふれるクリエイターたちが生み出した、妄想・幻想ラビリンス。東京都条例に全力で引っ掛かりそうな危険画像で溢れている。


 ところが。
 紅子がオレに向けたのはそのどれでもなかった。

 幻の第四階層。

 見られた瞬間、舌を噛み切って死ぬ覚悟を抱かせる、妄想と気の迷いに満ちた『自作エロ小説エリア』だった。
「お、お、お、おい……まさかそれ、読んだのか?」
「……興味深く読ませて頂きました。特にこの『オレの幼馴染がエロかわい過ぎてボクもう我慢できない』って、……なんなのだこれは? なぜタイトルからして既に一人称が統一されていないのだ? バカなのか?」
「…………」
 終わったー。
 オレの人生に終了のホイッスルが鳴り響きましたー。
 よりにもよってそれかよ。
『オレの幼馴染がエロかわい過ぎてボクもう我慢できない』(公式略称オレボク)はオレが紅子に対して抱く邪な思いを文字世界に落とし込んだ力作である。
 なにがヤバいって、起こるイベントは完全にフィクションだが、登場人物の名前は全て実在の人名で構成されていることだ。
 文庫本サイズにしてそのボリュームは七巻相当まであるが現段階で一般書店に流通する可能性は皆無である。
 最初はほんの出来心だったんだ……けど、上手くいかない現実に嫌気が差して仮初めの世界に浸ってしまって……気付いたときにはこうなってしまった……。
 しかし、ここは命に代えても誤魔化さなければ……オレの信用は撃墜されてしまう!
「いやはや、知らなかったよ。憲明は私のこと、こんなにえっちな目線で見ていたのだな……」
「ち、違うんだ紅子! これはそう、モチベーションの問題で! 全部フィクションなんだ! 登場人物の名前を実在の人物に置き換えた方がキャラに愛着を持てると言うか……」
「ほー、じゃあこの作品に出てくる『高槻紅子さん』は、私とは何の関係もない赤の他人なのだな?」
「当たり前だろ!」
「でもおかしいな、こっちの紅子さん……なぜスリーサイズまで現実の私と一緒なのだろう……」
「せ、設定集もか! 公式設定集の方まで読んだのか!」
『オレの幼馴染がエロかわい過ぎてボクもう我慢できないコンプリートガイド』は、登場キャラの丸秘エピソードや作者と(脳内)編集の対談など多岐に渡るコンテンツで構成されたファン待望の一冊である。
「どうして憲明が私のスリーサイズについて知っているのかは触れないでおこう…………見損なった」
「…………」
 見損なった……か。
 紅子の一言はオレを奈落の底に突き落とすのに十分なものであった。

「……ヘタレにもほどがあるだろう。妄想の世界で満足しないで、現実の私にも手を出せばよいのに」

「へ?」
 なにかいま、とんでもない発言を耳にしたような……。
「なあ、いまなんて……」
「あー、もうじれったい! この朴念仁!」
「――――ッ!?」
 その瞬間、信じられないことが起こった。
 綿飴のように柔らかい紅子の唇が――オレの唇を塞いだのである。
 なんとも形容しがたい不思議な高揚感に包まれる。
 ファーストキスはレモン味なんていうけれど、紅子とのそれはもっと甘い ――例えるのなら一流パティシエが作るロールケーキのような甘さであった。あまりの糖度に頭がハゲてしまいそうである。
「……よ、ようやく気がついたか? 私の気持ちに……」
 頬を桜色に染めつつ上目遣いでこちらを見てくる紅子。
「ああ……」
「……私だって考えていることは憲明と同じなのだよ……はしたない幼馴染みは嫌いか?」
 紅子の体温が異常なくらい上昇しているのが分かる……それはオレも同じか。
 ああ、可愛いよ紅子。
 体をくねらせて頬に羞恥の色を滲ます幼馴染にボクもう我慢できない!




「……………………なんだこれは」


               

 家に帰ると幼馴染の紅子がいた。
「おわぁ!? なにやってんだお前っ!」
 オレが驚愕するのも無理はない。
 なにを思ったのか紅子は机の上のノートパソコンを開き、画面の中を食い入るように見つめていたのである。
「いや、ついに憲明との関係について見つめ直すときが来たのかな、と真剣に考えていたのだ……なんだこの『もし幼馴染がオレの書いた自作エロ小説を読んだら』ってエロ小説は」
「そそそそ、それは!?」
「というか必要だったのか? 最初の階層のくだりは必要だったのか?」
「虚構の世界にも一部、現実の設定を織り交ぜることで物語にリアリティが……」
「そんなこと知るか! 金輪際、半径五メートル以内に近づくな。きもいから」
「…………はい」
 長めのポニーテールを翻し紅子は家を後にした。
 ははっ、やっぱり現実は上手くいかないや。
 さてと、オレボクの続編でも書くか……。
 はあ……。
●作者コメント
 タイトルに釣られてやったきたみなさん、こんにちわ。

 どーも、ライムペンギンです。
 最近、人生初の長編を完成させることができて有頂天です。
 やっとや……やっと公募に出すことができるんや……。
 小説を書き始めて八カ月、長かった……。

 ちょっと分かり辛いと思いますが、オチはタイトル詐欺にみえてそうじゃないんですよ?

 見た人は気軽に感想のこしていってくださいなー。


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●感想
aeさんの意見 +20点
 ライムペンギン様、どうもこんにちは、aeです。
 御作を拝読いたしましたので、拙い感想を残させていただきます。

 終始ニヤニヤする~。というのが一番大きいです。たぶん読んでいる人にその姿を見られたら私に対する評価が落ちるだろうといえるレベルのニヤニヤです。もはや、破壊兵器ですね。人の尊厳を貶めるほどのパワーが……(略)。

 と、以上が初読時の単純な感想です。今回はしっかりと自分の趣味や考えやこうした方がいい的な、生意気を吐かせてもらおうと思います。

 御作の良さは
「笑える × デレ(今回は男のデレというか恥)= ニヤニヤ」
 つまりニヤニヤだと思うのです。ニヤニヤというのは結構重要だと思います。そして御作では安定したニヤニヤが供給されていると思います。
 しかし、物語の最後に私のニヤニヤが止まってしまったのです。はい、最後のオチをハッピーエンドにしてもらいたかった。ということで最後。現実にはありえないということは十分わかっていますが、フィクションの世界ですし。夢をみるというもので良いのではないでしょうか。

 例えば、紅子様の趣味がかなり風変わりなもので、「そんな変態が好き」というぶっ飛んだ設定とかが欲しかったです。ありえないですがw きっとニヤニヤできたと思うのです。もしくは最後のオチの前に終るというものでも良いと思います。
>「……………………なんだこれは」家に帰ると幼馴染の紅子がいた。
 で終わりという感じです。その場合タイトルと、文章を少し変えなきゃいけないかもしれませんが……ニヤニヤからのまさかのホラー、インパクト大です。そしたら、最後のがっかりには繋がらなかったのにと思います。でも、ここは個人の趣味の差でしょうね。御作の終わりが好きな人は全然いると思います。すみません。
 途中までは、もっと高得点が出そうな程に面白かったです。

 なんにせよ、かなり笑えました。こんな風に笑えるということは、知らず知らずのうちに御作の世界に入り込むことが出来ていたのだと思います。面白かったです。
 では、これぐらいで失礼させて頂きます。
 次回作も頑張ってください。


田吾作さんの意見 +40点
 拝読させていただきました。
 ただ死ぬほど笑いました。
 だからなのか、最後の方のトリックとか紅子がキスしてくるあたりとかは、もうちょいすっきり書いた方が良かった気がします。
 とにかくおもしろかったです。
 ありがとうございました。


sugarmanさんの意見 +30点
 ライムペンギン様
 こんにちは。読ませていただきましたので感想を書かせていただきます。
 まず全体を通して終始笑えました。こういった終わり方かぁと思った後にもう1回落とした所は素晴らしいです。ちょっと不自然かなぁとも思いましたがその展開はほとんど読めませんでした。無限ループしそうな勢いですね^^

>「というか必要だったのか? 最初の階層のくだりは必要だったのか?」
 と紅子が冷静につっこむとこ等凄く好きです。あと個人的に紅子の性格と口調がツボでした。

 ではこれで失礼させていただきます。


猫らぼさんの意見 +20点
 長編書き上げるとかすごいですね! モチベーションの保ち方をぜひご教示いただきたいですw
 はい、猫らぼです。

 拝読いたしましたので、感想を残していきます。
 つたない感想になりますので、適当に取捨選択をお願いしますm(_ _)m


 長くなったうえに霧散したような批評になってしまいました(汗
 以下、流し目で読んでもらえればと思います。

 面白かったです。階層とか、私はそんなアイデア沸きませんw
 いつも思うのですが、若い男女のやりとりにおいての独創性は大変優れていますね。奇抜なアイデアとキャラ重視の展開、ライトノベルに必要と思われる二つの要素を確実に備えていると思います。私が毎回感想を残していくのは、物語が絶対面白いから、ではなく、ライムペンギン様の作風やアイデアが楽しみだからです。一ファンといっても過言ではありません。下ネタとはいかないまでも、Hネタが多目なのはあまり好きではないのですがw いや、そこまで多くはないと思うのですが、あのパンツ作品が頭に刺さって抜けないのでw

 完全なコメディ作品ですし、特に細かい指摘はありません。
 あるとすれば「」でしょうか。「……」のみのセリフなどは極力避けた方がいいと思います。流れである程度予測はできるのですが、できれば描写で表すべきかなぁと。かなり難しい技術であることは承知していますが、作者様なら可能だと思います。

 前半部分がとても面白かったので、なんだか後半がおとなしく感じてしまいました。主人公の感情をひと波させるのは定石だと思うので、そこでこそさらなる奇抜さを見せてほしいです。作中作は初めて体験する読者には大変有効かもしれませんが、私などはもう見飽きているくらいですw 何かもうひと捻り、もしくは非現実を貫く、くらいのラストを描いてみてもいいと思います。今のままでは、リアルに起こることもありそうな物語で終わってしまっています。
 おそらく、私が物足りなく感じたのもラストに不満があったからだと思います。中盤の焦りながらのやりとりをもう少し長く堪能したかったですね。男なら共感できる人も多いだろうし、面白いと同時に、彼女の次の言葉をハラハラしながら読むことができそうです。

 階層を簡単に突破され過ぎですw 普通に考えれば、深くなっていくにつれて自己セキュリティも高度化していくはずですが、彼女はシステムエンジニアですか?w 階層というアイデアがとても良かっただけに、あまりに楽に突破され過ぎな点が気になりました。

 あれ? 『オレボク』って作中作だったはずですが、現実でも作っていたのですか。ふと気になってしまいました。

 色々と文句をつけましたが、単純に面白かったです。楽しめました。

 
 未熟者ゆえ、纏まりのないことを書き連ねてしまっているかもしれません。
 少しでも創作の助けとなることを願っております。

 以上です。次回作も頑張ってください!


水守中也さんの意見 +40点
 こんばんは。作品を拝読したので、感想を残します。

 ライムペンギンさんの作品とは気づかず、題名に釣られのこのこやって来ました。
 いやぁ、面白かったです。久しぶりに小説で爆笑しかけました。バスの中で読んでいたので、なんとか堪えましたが、自宅だったら爆笑していたでしょう。
 設定資料集のくだりで、吹きました。
 脳内編集との対談とか、文庫本七巻相当とか、エロフォルダの階層とか、どれも笑えました。略して「オレボク」って、一人称の不一致を狙っているあたり、本気度を感じますw

 ちょっと残念だったのは、紅子がデレた時点でオチが読めてしまったことです。
 前半のまま心理戦を突っ走っていたら、はじめて50点を付けていたかもしれないです。それくらい、つぼにはまった作品でした。
 正直、コメディ作品を書いている私としては、軽い嫉妬を覚えたくらいです。いや、でもおかげで執筆意欲がわきました。

 それでは、勢いで書いてしまって、あまり批評になっていない感想となりましたが、これで失礼します。
 楽しい作品、ありがとうございました。


前田なおやさんの意見 +20点
 こんばんわ、前田なおやと言うものです。
 見事にタイトルに釣られました。

 つーか、そう来たか!
 ある種の出オチかと思って読んだんですが、逆を突いてストレートを顔面に投げられた気分です(どんな気分だ)

 小難しい感想はきっとこの作品には意味がないと思うので、読んだぞ、と足跡だけ残すことにします。
 これからも頑張って下さい!


カナイさんの意見 +20点
 こんにちは、カナイです。
 長編が完成したのですか。公募、がんばってください。

 さて、今回の作品ですが、けっこう面白かったです。
 独特の台詞回しや表現の仕方とかにセンスを感じました。

>あまりの糖度に頭がハゲてしまいそうである。

 特に笑ったのがここです!
 ハゲてしまいそうって……! 直前までのムードとのギャップが大きいですね。

 さて、気になった点を挙げていきます。
 私が機械にあまり強くないこととも関係していると思うんですが、

>オレ秘蔵のエロ画像は三つの階層に分かれている。

 この階層って何のことなのでしょうか。
 フォルダの階層だとすると開いた段階で他の画像データとかと一緒に見えてしまいそうですし。
 私の知らないやり方があるのだと思いますが(もしかして主人公が自分でプログラムを組んだ?)、気になったということはご報告しておきます。
 階層を三つ素っ飛ばして、四番目まで一気に突破してしまったことの凄さがイマイチ分からないのは、たぶん私だけではないと思うので。

 オチは正直に言うと物足りなさを感じました。
 結局、階層を全て突破されたことがあまり活かされていないような気がします。
 第一階層から第三階層までって必要だったのでしょうか。

 第一階層(エロ画像)→第二階層(ヤバイ小説)→第三階層(もっとヤバイ小説)

 上に書いた案の方がすっきりしているような気がします。
 まあこれは、階層三つを素っ飛ばしたことの凄さを私がよく理解していないから出てくる考えかもしれませんけどね。


 上での指摘はちょっと苦しいものだと思うのですが、それだけ指摘すべき箇所が少ないということです。

 さて、ここから先は文体の話になります。
 個人の特徴が強く出る箇所なので、合わないと思ったらスルーしてください。

 猫らぼさんも近いことをおっしゃっていますが、

>「…………」

>「――――ッ!?」

>「……………………なんだこれは」


 こういうのはやめた方がいいです。

 三点リーダーは、省略したり時間の経過や余韻を表したりする時に使うものです。三点リーダーだけの会話文が出てくると作者が手抜きをしているように見えてしまうことがあります。
 登場人物が黙ったまま時間が経過していくことを表すのなら、黙っている様子を地の文で描写するべきかと思います。
 ダッシュについても同様で、なるべく描写した方がいいです。

 あと、三点リーダーをやたら繋げて書くのも避けた方がいいと思います。
 たくさん省略していることになりますし、時間が開いたことを表すのなら、やはりその間を描写するべきでしょう。

 では、この辺りで失礼致します。


イチジョウさんの意見 +30点
 こんばんは、拝読しました。

 紅子にニヤニヤしていたら突然作中作だと言われ、かなりがっくりしてしまいました。もうちょっと2人を見ていたかったんですが……
 でもそうすると18禁になってしまいますね。
 最後少しでもデレてくれれば完璧に紅子の虜になっていたと思います。


03さんの意見 +20点
 拝読いたしました。
 毎度お世話になってます03です。

 長編の執筆お疲れ様でした。私も執筆中ですが、とてもではありませんが四月の公募には間に合いそうにありませんorz

 えーと、これは一部ノンフィクションの作品ということでよろしいでしょうか?第一階層の撒き餌あたりが妙にリアリティがありましたwしかしながら、「*.wmv」というアルテマというかマダンテというかバルスな呪文がある以上カモフラージュなど意味を成しえませんよねw

 作品についてですが、笑わせていただきましたw公式設定集があるあたりが特にツボでした。思春期のエロスかつ中二的な思考回路をうまく表現できていたと思います。
 残念ながら、オチは途中で読めてしまいました。裏をかいて、実は紅子がこの作品を書いていた、といったオチでも面白かったかもしれませんね。女の子ってやっぱ♂にリードしてもらいたい願望は少なからずあると思うので。

 文章作法については他の方が細かくご指摘しているので私ごときの出番は無さそうですw
 以上、失礼いたしました。


アナグマさんの意見 +30点
 これはリアル……
 初めまして、アナグマと申します。
 最初の下りから、リアルさと面白さがうまく絡み合ってて、すんなりと作中に入れました。
 特に、エロ画像フォルダの隠し場所はかなり共感でき、中学生だったころのことをふつふつと想起させられました。
 爆発力をそのままに最後まで駆け抜ける様は圧巻で、おもしろく読ませていただきました。
 悪いところをあげるとするならば、まずは三点リードなどの使い方でしょうか(私は評価に入れませんが)、これはすでに言われているので、詳しくははぶきます。
 それと、個人的にはオチが弱かったかな、というふうにも思います。

 面白かったです。次回作もきたいさせていただきますね。


マーチさんの意見 +20点
 おはようございます、ライムペンギンさん。
 マーチです。
 感想ありがとうございました。

 では感想を。

 次から次へと襲い来る視角に対峙した気分です。ギャグの散りばめ方が丁寧で油断できませんでした(笑)
何度も見かけた構成なのにオチが読めなかったのはきっと疑い忘れてたからです。

 それだけに室内があまり描写されていなかったので、押し倒すくだりがあまり想像出来なかったのが残念でした。
 想像しようとしたところには突っ込まないでください(笑)

 この程度しか言えませんが、参考になればと思います。

 ではノシ


自然さんの意見 +30点
 こんにちは、ライムペンギンさん

 とにかく笑いました。

 特に段層の所が面白かったです。
 特に指摘する事はありません。

 短文ながら失礼しました。


ハイさんの意見 +30点
 ハイです。
 感想返しに推参しました!

 実はちょっと前に読んでしまって、絶対高得点入りすると睨んでおりました。ということでおめでとうございます。

 特に、~階層のくだりと、コンプリートガイドまで設定されていたあたりがツボでした。え! なに、そのバカ設定?! と爆笑ものでした。

 簡単ですが以上です。欠点? 指摘したくないです。って言うか、見つけてないです。探せばあるかもしれませんが……野暮なのでやりたくなし。

 ということで次回作も期待です。
 ではでは!
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