↑目次へ戻る |
葉桜が来た夏
アポストリ―身体能力と科学技術に優れた、女性だけで構成される異星人。 目が赤いほかは、外見的特徴は人間と同じ。 琵琶湖周辺は彼らと人間が共存する居留区となっていた。 高校二年の南方学は過去に起きたとある出来事からアポストリを憎んでいた。 ところが、“共棲”と呼ばれる居留区のシステムに則り、一人のアポストリと同居することになる。 彼女の名は、葉桜―評議長の姪でもある美しい少女だった。 二人は激しくぶつかり合うが、その共棲にはある意図が隠されていて―。
読んでいるとしだいに作品の世界観に惹きこまれていきます。 さすが電撃小説大賞<選考委員奨励賞>という感じです。おもしろいです。 そんなに難しくもなく、変な独特の言い回しもないのでわかりやすいです。 最初はアポストリを憎む学は共棲相手の葉桜と激しくぶつかり合うのですが、 いろんな出来事を通してだんだんと理解し合えるようになっていきます。 なんといっても展開が激しく、新鮮でドキドキしますね。 現代の問題を取り扱っていて考えさせられます。 ライトノベルにしてはシリアスな要素が強い作品だと思います。 まさに〔近未来ボーイ・ミーツ・ガール〕です。 この先どのように物語が進んでいくのか本当に楽しみです! 男女問わず買って損はないはず、心からおすすめします!
なかなか新しい感じがあるヒロインだと思います。 あとは学ですね。主人公にしてはけっこうなツンデレなので、珍しいと思いました。 自分の信念というものが伝わってきます。 この作品はこの二人がひきたててくれるので、二人の行く末が気になります。
もう少し詳しく描いてほしかったです。
|
||||||||||
|
|||
その小説、105円で売られているかも…… |
↑目次へ戻る |