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七人の武器屋
こんちは! オレ、マーガスって言います。 ドラゴン棲息地帯にほど近い、このフランの街で生まれ育った十五歳。 ツルッパゲの悪友・ジャンと遊んで暮らすしがない暇人―だった。 昨日の夜、あのチラシを見るまでは。 でも、今日からオレは武器屋『エクス・ガリバー』のオーナーの一員!! うぅ、燃えるぅ! だけど、一夜明けて出勤してみたら、なんだか様子がおかしい。 ……ええっ、店内にろくな武器がない!? ロコツに怪しいオーナー募集告知に引き寄せられて集まった個性豊かなオコサマ七人が、 ノリと情熱で経営に体当たり。 第十七回ファンタジア長編小説大賞佳作のお気楽起業ファンタジー、オープン。
ラノベ初心者用です。 燃えがあって萌えがない。 まだ萌えに慣れていない人がまずラノベに慣れる。こんな感じの作品です。 しかし初心者用といっても内容はとても良いです。 なんと言っても展開にハラハラしながらの一発逆転劇・・・ これがあるのとないのとじゃだいぶ違ってきますね〜 ビックバン・ソード・グラヴィティとか反則スレスレのアイテムですよマジで・・・ あとラブコメチックな要素もあるのでバリエーションは豊富です。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? トッド。(赤毛のあの子) リーダーとイチャイチャしたいけど・・・アッー!な子。 仲良くなれるように頑張ってください;; この作品の欠点、残念なところはどこですか? 特にはないです。 あえて言うなれば、ラノベ上級者にはちと臭すぎるような気がします。 ラノベ上級者の方々は心を広く持って読みましょうね☆
しかし、ここまで熱くしても、のんびりしたキャラクターの性格や、全体的な設定が死んで無いです。 ここから、ちょっとネタバレかもしれないです。 エクスガリバー(武器屋の名前)の店員、総勢7名は、どんな絶望的逆行も乗り越えようとして、 圧倒的に不利なことに挑戦しようとしています。その姿勢は感動的で、共感も生まれました。 ギャグも結構面白いです。 「あり得ないだろ!?」みたいな事も、普通に書いてあったり、 天然ボケな店員の、実際にありそうな、共感の持てる笑いがあったりして、凄く面白かったです。 とにかく、最近読んだ本(涼宮ハルヒシリーズ、撲殺天使ドクロちゃんなど)の中でも、 一位二位を争う良作でした。 みんな、買いなさい! お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 全員好きですね。 あえて一位というなら、ジャンとドノバン・・・ですね。 超自意識過剰で、天然ボケなジャンと、何時も間が悪いドノバン。この二人は特に好きです。 二人のキャラクターのポジション的にも好きなので、かなり気に入っています。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 特に無いです。 欠点など、探しても見つからないです。 そのぐらい良作!
主人公視点の書き方で、時々読む人に妙な共感を持たせてしまう作品です。 タイトルの通り、ある七人が武器屋を始める、というストーリーですが、 そうなるまでの経緯、なってからの展開の面白さ、 そしてその中で生まれる登場人物の一体感は、 第十七回ファンタジア長編小説大賞受賞作の中では一番だと思います。 登場人物の武器屋に懸ける意気込みなんかも、とても良いです。 バトルシーンも少々、武器とかも結構出てくるので、そういったのが好きな人には、 かなりオススメです。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 主人公のマーガスです。 作品中、彼が時折見せる格好良さが気に入っています。 この作品の欠点、残念なところはどこですか? 自分的にはあまり気にしてはいないのですが、 擬音がちょっと多めな所ですかね。
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七姫物語
ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、 国家統一を目指して割拠した。 その中の一人、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児カラスミだった。 彼女を担ぎ出したのは、武人のテン・フオウ将軍とその軍師トエル・タウ。 二人とも、桁違いの嘘つきで素姓も知れないが、 「三人で天下を取りにいこう」と楽しそうにそう話す二人の側にいられることで、 カラスミは幸せだった。 しかし、彼女が十二歳になった時、隣の都市ツヅミがカセンへの侵攻を始める…… 第9回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞作。時代の流れに翻弄されながらも、 自らの運命と真摯に向き合うひとりの少女の姿を描いた新感覚ストーリー。
でもまったりし過ぎず、侵略や戦争などがちらほらと見え隠れします。 この微妙な均等が、私は好きです。 カラスミ姫を囲む二人の嘘つきの会話がとても面白く、 また、カラスミの純粋さがとても優しく感じられます。
カラスミは純粋な所が本当に羨ましい限りです。あぁどうしてこれほどまでに腹黒なの私……。 ヒカゲさんの無口で強いのに、カラスミを気遣う優しさや料理下手なところがあったりと、 とても可愛らしいです。 あ、マニアックですが衣装役さんも好きです。格好良いので。
また、新刊がなかなかでないのが残念です。
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ネシャン・サーガ
ネシャン北域の森で、少年は謎めいた杖を発見する。青い光を発する杖に五感はとぎすまされ、 記憶や感情を伝える力まで強まるようだ…… これは涙の地ネシャンを解き放つ伝説の杖ハシェベトなのか? 夢と現実、2つの世界で展開される壮大なファンタジー。
ハラ×ドキ。描写がうまい。 ヨナタン(主人公) が熱帯雨林にいる所など、本当に私もそこにいるような気分になりました。 地図がリアル。一番すきなのが、3巻の街中にいるときです。
それから、僕x2って言うところも。
原作のハードカバーの第一巻は、493ページもあります。 面白いのだけれど、本が好きな人じゃなきゃ読めないかも……
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