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彩雲国物語
秀麗は彩雲国でもピカいちの名家・紅家のお嬢様。 なのに家計は火の車。明日のごはん代を稼ぐため、 舞い込んだオイシイ話に飛びついたのはいいけれど、 その依頼ときたら即位間もない「ダメ王様」教育係で、 しかもお仕事期間中は貴妃として後宮に入れというものだった。 ほかに妃嬪のいない空室アリの後宮で、 まったく女に興味ナシの困った王様と秀麗師の奇妙な関係が始まる! 第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞。
名門・紅家のお嬢様(でも貧乏)で、彩雲国初の女性官吏秀麗が 様々な試練とか困難を乗り越えて頑張っていく、応援したくなるような作品です(私にとっては!) 最初は貴妃編、次に戸部編・進士編・茶州編・影月編・冗官編・藍家編・紅家編と 流れるように話は進んで行き…笑える話も多いけれど、お話自体は結構深くていい感じです。 キャラクターそれぞれに、過去の辛い記憶やトラウマ、またまだ明かされていない謎もあり、 読んでいると続きが気になって仕方ありません。 ![]() 黎深と百合姫の夫婦が好きです。 一見仲のいい幼馴染みたいな関係なのに、お互いに「分かり合ってる」というか… 「信頼」に近い何かでちゃんと夫婦なのが、なんだか好きです。 ![]() 人が多くて、名前とか役職とか分かりにくいところですかね… 私的には許容範囲でしたが…
王城の偉い人(老太師)がとある仕事を持ってくる。 金目当てに飛びついた仕事だが、その仕事とは同性愛者で、 愚王を気取っている王の根性を叩きなおす為に、後宮に入れという事だった。 これが一巻の流れですね。 今までの出た巻の流れで見てみると、 文官になったヒロインが逆境にめげそうになりながらも頑張っていくと言うものです。 そのため比較的美形の男が多いです。ヒロインの十人前。 話はテンポよく進んでいきます。ボケとツッコミというわけではないですが、 話の一つ一つのエピソードが面白いですね。 ギャグは多めですが、シリアスなところはきちっとやると言う感じです。 ![]() 殴陽玉で。 ジャラジャラとしてても似合ってるから良いのです。 ![]() しいて言えば、作者がヒロインに甘いって言うところですか。
2012/03/13 ・女人禁制となっている政治の世界で少女が市民の為に頑張るという主人公設定の良さ。 世界観、キャラクターの濃さ、文章運び、のどれをとっても秀逸である。
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