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Train+train ![]()
地球を遠く離れた植民惑星『デロカ』には、特有の教育システムがあった。 15歳の春を迎えた若者たちは、巨大な学校列車『スクールトレイン』に乗り込み、 一年をかけてデロカの都市を巡るのだ。 普通科の列車に乗り、ごく普通の人生を歩むはずだった少年、 坂草礼一は、破天荒な少女アリーナと出会ったことから、 はみ出し者の集まる『スペシャルトレイン』に乗るハメになってしまう…。 『大運動会』の倉田英之、初のオリジナル小説! 人生のレールを踏み外してしまった少年の、 苦難と冒険と成長の1年間を描くアクション・ストーリー
この本の素晴らしい所は読みやすいこと!ほんと、読みやすいです。 しかし、かなり興奮できます。内容は分厚いです。 ジャンルは青春学園アクションコメディーってところですか。 主人公・礼一の成長が、かなり見ものです。 また、舞台が「走る超巨大列車型学校」と、スケール大です。 さらに、キャラも一人一人個性的です。 そしてなにより! この作品は勇気をくれます。 さあさあ!みなさん!一度読んでみて! 勇気が湧くからさ。 欠点−5巻で引きを残したまま、続編が出ていません。かなり気になります。
バリバリ普通少年。しかし、 礼一が成長するのを見ると、すっげー感動できます! 頑張れ、礼一!
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夏月の海に囁く呪文
修一は、夢久島(むくじま)という長閑な島に暮らす高校二年生。 学校生活にどこか馴染めない自分を自覚しつつ、 “能面”を被って、友達とも“普通”に過ごしていた。 夏休みに入った日、修一は、 港で海を見ながら人目も憚らずに泣いている一人の女性と出会う。 夢久島には「海で“呪文”を唱えると本当の自分の居場所に連れて行ってくれる」という噂があり、 その話を確かめるために彼女はこの島に来たという。 彼女との出逢いにより、修一の“能面”の日常に変化が訪れる。そしてその“呪文”は──。 “呪文”をめぐり4人の人物が織り成す心ビタミン短編連作ストーリー。
とてもきれいにまとまった短編だと思いました。 特に第一話が秀逸です。伏線が非常に綺麗に回収されていて舌を巻きました。 こういう短編が書けたらいいなと心から思いましたね。 主人公・修一の心情に感情移入できる人も結構いるのではないでしょうか。 とりあえず第一話だけでもいいので読んで見て下さい! 短編小説を書いている人には良い参考になると思います。
彼にはやたらと感情移入してしまいました。 十代の人にはたぶん高確率でヒットしますよ。
それに第二話、第三話と中心人物の年齢が移行しているので、 いまいちターゲットを絞りきれていない感も否めないかもしれませんね。
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七花、時跳び!
そもそもの発端は、だ。 我が後輩の七花いわく、突然タイムトラベラーになったという。 可愛い顔して、あなたマジですか!? と言いたいところだが、これがマジだったりするのだ。 過去や未来に自由に跳べるとしたら、どうする? カップメンにお湯を注いで『三分後』に跳んで待たずに食べるとか――え? 違う? こんな面白いことはないと、退屈しのぎに彼女と始めた時間旅行は――まぁしょうもないことばかりで。 予告しておく。びっくりしたり呆れたりすることはあっても、歴史を動かすような展開は何にもない。 なぜなら、僕が主人公だからだ。
と言っても、歴史を変える等の壮大な事はなーんにもしません。 1日前に戻って昨日の自分にイタズラしたり、行列のできるケーキを買いに行ったり、 無くしたDVDを回収しに行ったりするだけです。 まさしく、おもちゃ感覚タイムトラベル。 でも、これがとても面白いんです! 色々テキトーでお馬鹿な事ばかりやらかす主人公と、 真面目なんだけれどどこか抜けているヒロインのやりとりは非常に愉快です。 近頃は「唯我独尊ヒロインと流され主人公」という構成のライトノベルが多いので、 「主人公がノリノリでヒロインが振り回される」この作品は、なんだか新鮮でした。 他のキャラクター達も個性があって嫌みが無く、読んでいてとても心地よく楽しめました。 SFは苦手、という方でも楽しめると思います。 タイムトラベルものですが、難しい内容は一切出てきませんので、ぜひ。
この人、面白いです。 自分から進んで行動する姿勢に好感が持てました。 スカートめくりをするのはどうかと思いますけど。
けれどそこが魅力でもあるんですよね。 ストーリー重視の重厚(?)な小説を読みたいという方には向かないかもしれません。 良い意味で「ライト」な小説なので。
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