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少年陰陽師
「ぬかるなよ、晴明の孫」 「孫、言うなっ!」 時は平安。13歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。 資質は素晴らしいのだが、まだまだ半人前。 よき(?)相棒の、物の怪(愛称もっくん)にからかわれながら、修行に励む日々である。 そんな中、内裏が炎上するという騒ぎが起き、 昌浩はもっくんと共に独自の調査を開始するが……。 おちこぼれ陰陽師は都を救えるか!? 新説・陰陽師物語登場。
平安京にはいろいろな妖(あやかし)などがいて、 無害なものもいるが、有害なものもいる。 その有害な妖を退治するのが陰陽師である。 主人公は一番有名な陰陽師、安部清明…の孫、安倍昌浩です。 都を脅かすいろいろな妖に十二神将と一緒に立ち向かう半人前の陰陽師、面白いです ![]() 紅蓮と六合です(3巻から登場) もうかっこよくて、かっこよくてww あと、ネタバレですが、 六合が風音を思うところが良いです。 これもネタバレですが、 紅蓮の過去に悩む姿がカッコイイww
あくまで個人の感想なのですが、キャラが皆かっこいいです。 容姿であったり性格であったりはしますが。 恋愛要素も十分あるように思います。 キャラも一気にでてこないのでわかりやすいかと。 ![]() 紅蓮です。 昌浩に心を開いている所が好き。 あと、物の怪言うな!って台詞。 ![]() 私はないと思います。
涙を誘われるコトもしばしばです。 キャラが多いのですが、それぞれに特徴やら性格やら細かく設定されており、 また好感を持てるキャラが大半で、感情移入しやすいです。 本作品は13冊刊行されており、まだまだ続きます。 ドラマCD化、漫画化もされていて、これからどうなるかがとても楽しみです。 この作品を友達に広めてみたらどんどんハマってどんどん仲間が増えました。 読みやすく、ハマれる人が多いようです。 文章も1巻は微妙なのですが、2巻あたりから格段にレベルが上がっていて、 構成や伏線もしっかりとしています。 特に7巻、9巻、13巻は私的に号泣する所です。 累計130万部突破の、でもあまり知られていないこの作品、是非一押ししたいです! ![]() 昌浩です。主人公です、直情径行です。 口癖は「孫言うな!」 とにかく可愛いです、格好いいです、性格とか大好きです!!!! あさぎ桜先生の美麗イラストも必見です! ![]() 1巻の文章構成があまり良くない所、ところどころ中だるみをしているところですね。 あと、この頃ワンパターンの兆しが見えてきているのですが、 新刊の短編集で落ち着いて、 また新たに面白い作品をどんどん出してくれることを願ってます。
・ストーリーの展開が読めないところと心理描写が細かいところがいい。 また、文体が普通の小説に近いところも、がっつり読みたい私にとって魅力の一つだと思う。
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征途
95年8月15日、沖縄県嘉手納。 機長席に着く息子の輝男を見送る初老の提督・藤堂進は海に眠る父への思いを馳せていた……。 これより半世紀前、藤堂進中佐はレイテに進撃していたのだった。 藤堂家の男たちに流れる海の防人の血。国家の運命。
世界最後の艦隊決戦である「比島沖海戦」その決戦において史実における「謎の反転」 (栗田健男提督が何故かレイテ湾に突入しなかった)が起きなかったら…… という仮定に基づいてこの物語は語られます。 以後ややネタバレです。 レイテに突入した第一遊撃戦隊はレイテ泊地にいた艦隊及び陸上部隊を壊滅に追い込みますが、 その代償として日本は敗戦後、留萌〜旭川以南の南日本と樺太、 北海道の北日本(当然社会主義国)に分かれます。 以後この二つの日本の運命はどうなるか? それは読んでのお楽しみです。 佐藤先生自身の軍事観、国家観、そして政治に対する皮肉もなかなか面白いです。 この本でのもっともの楽しみ、それは「戦艦大和の大活躍」でしょう。 比島沖海戦、第二次日本海海戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、第三次日本海海戦と大活躍をします。 姉妹艦の武蔵も沖縄沖海戦で戦艦四隻をも沈める(史実では見る事の出来なかった) 大活躍をします。 やはり史上最大の戦艦として作られながらも、 活躍の場を与えられなかった大和の活躍これがこの作品の一番の魅力です。 また、遅筆で知られる作者の唯一の完成作品でもあります。
陸軍砲兵福田定一(司馬遼太郎先生の本名)が一応の主人公でしょう。 その中でも私は藤堂進が一番好きです。 この人は一応この話でのメインの主人公二人のうちの一人です。 (もう一人は兄の「守」大和にかかわりがあるひとで、 「進」「守」ときたら大抵の人は判ると思います(笑)) 兄との関係による苦悩、自身の立場、そして海軍士官としての判断がとても面白いです。
例えば沖縄沖海戦は上巻の最後で出撃しているのですが、いきなり1950年にとび、 結果がしっかりわかるのは中間途中のアメリカ海軍士官の回想によってです。 あと……数字があまりにもどんぶり勘定です。 原爆が落とされたのはこの物語では旭川となっているけど、B29の足で届くのか? とか史実以上に防衛費が使われてるはずなのに、 高度経済成長がおきてあまつさえは史実以上の宇宙開発が何故か行われてる…… とか、けっこう突っ込みどころが満載です。
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戦鬼 ―イクサオニ―
白みはじめた空に咆哮が響き渡る。 突如として邑を襲った狗の群れは、一匹の犬の妖―怪物に統率されていた。 彼らの狙いは神器と呼ばれる神々の宝具。 巫女の少女梓も狗の牙にかかろうとしていたが、間一髪で彼女を助けたのは、 処刑されるために邑に囚われていた鬼・温羅だった。 「―お前…あのときの犬か?」 その妖は、仇の片割れ。 家族や、仲間、穏やかで平和な日々を一夜にして崩壊させたあの男の従者。 温羅は地を蹴って、妖に襲いかかる。 神話と歴史が未分化な、混沌とした時代。温羅の復讐の旅が、はじまる。 第18回ファンタジア長編小説大賞受賞作、堂々登場。
読んでいたらどんどん物語の中に吸い込まれてしまい、一気に読んでしまった。 そんな風に読んだのは久し振りで読んでいる時はとても充実していた。 熱く語りたいが上手く胸にある思いを言葉に出来なくて悔しいが、 この作品はとても面白いので色んな人にぜひすすめたい。と思う作品です。
不幸な境遇なのにそれを感じさせず。真直ぐ純真に育っているのがいいです。
正義の味方の桃太郎が好きな人は、えっ。と思うかもしれません。
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